5月31日の国立競技場のファイナルイベントに行ってきました。
今まで国立競技場に入ったこともないし、国立競技場に対して特に思い入れがある訳でもないんだけれど、“もう2度と中に入ることが出来ない”ってなると、行くしかないでしょ!と思うのは私だけではないはずだ。
因みにこのイベントの存在は前日知りました。
Yahoo!のトップページの『話題なう』のところに“ブルーインパルス 飛行”って書いてあって、調べてみたらこのイベントに辿り着いたって感じです。
私にとって最初で最後の国立競技場。
チケットは当日げっと。
普通に余ってたんだね。
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まずはサッカー。
往年の名選手たちが登場。
さすがにみんな動けてない(笑)
ゴン中山の見事なキーパーの股抜きシュートが炸裂したり、ラモスがコーナーキックの際に転んだり(もちろんワザとだけど)、松木安太郎がいたり、白髪のかなりいいトシしたおじさんがいたり、女性選手も一緒に参加してたりで、結構面白かったです。
天気が良すぎて暑かった。
ビールが美味い。
インタビューを受けるラモスとインタビューを待つ中山雅史。
ありがとー。
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ブルーインパルスの飛行展示。
航空祭の時のような派手なパフォーマンスはなかったけれど、一糸乱れぬ整然とした隊形での飛行に強さとカッコ良さを感じた。すげえ。
わずか10分間の飛行だったけれど、本当に良かった。
そしてファンが多いね。
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ブルーインパルスが飛んでる間にピッチはラグビー場仕様に。
サッカー以上にラグビーは詳しくないけれど、熱心なファンが結構いました。
野球の六大学は早慶戦だけれど、ラグビーの場合は早明戦。
50代、40代、30代ごとに分かれて早稲田、明治それぞれのOBが対戦。
ラグビーなんてなかなか趣味で出来ることじゃないよね。
人数揃えるだけでも大変そうだし、怪我も多そうだし。
50代の試合を観てて思ったけれど、すごく真剣に試合をされてるように感じました。
最後だし、思い出を作ろうだとか、名残惜しいだとか・・・そういう印象は受けませんでした。もちろん年齢的にも体力的にも動けないのはしょうがないけれど(笑)でも、真剣で熱心そのものでした。ラグビーに青春を捧げた者だけにしか分からない何かが国立にはあるのかもしれない。
僅か10分の試合だったけれど、アツい情熱を感じました。
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ファイナルセレモニー。
徳光さんとTBSのアナウンサー(?)が司会進行。
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盲目のピアニスト辻井伸行。
ショパンの『英雄のポロネーズ』を演奏。
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最後の聖火リレー。
写真はソウルオリンピックメダリストの鈴木大地と小谷実可子。
最後は吉田沙保里が点火。
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海上自衛隊の『歌姫』三宅由佳莉さんが国歌斉唱。
その後、文部科学大臣の長い挨拶と、その他表彰等が続く・・・。
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谷村新司が『昴』を熱唱。
なんか感動した。
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最後は森山良子の『今日の日はさようなら』
揺れるライトがキレイだった。
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やっぱり最後は。
花火。
SEE YOU IN 2019
新・国立競技場の完成は5年後。
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国立競技場はいくつもの試合会場になり、いくつもの日本記録・世界記録の舞台となり、いくつものアーティストによるライブ会場になり・・・。
本当に最後の最後になっちゃったけど、多くの記録と記憶の残る聖地に来ることが出来て良かった。