昨日(5/5)の北日本新聞4面に載っていた記事からです。共同通信の調査によると、全国の教委の約6割ほどが昨年度から教員採用試験を早期に行っていたとのこと。どの教委も人材確保のための早期化を図っているらしいけど、その程度のことで人材確保が図れるとは思えないのです。
同紙の記事中には、早期化しなかった教委の考えも載っていました。~「早期化の有効性を示すエビデンスが確率されていない」「試験と教育実習期間が重なる受験生の負担が懸念された」~などの考えもありました。また、囲み記事の中には、採用試験の早期化を図らなかった富山県教委の考えも載っており、~「志願者倍率が上がることに直結するのか、検証する必要があるため」~などのような見解が示されており、早期化することで人材確保になるとは単純には言えない様子も感じました。
何よりも、教職現場の多忙を緩和してブラックな職場のイメージを解消しないことには教員志望者は増えないのではないかと個人的に思っています。(土)
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