今日(4/6)の北日本新聞2面と4面の記事に注目しました。東電福島原発の処理水の海洋放出を巡り、岸田首相と全漁連会長との面談の内容を報じる記事です。
とりわけ見出しのような4面の記事は、処理水の海洋放出という基本方針が決定されて1年が経とうという今も、両者の合意に至っていないという不幸な現実を伝えるものでした。記事の後半にも触れてありますが、これまで東電の不祥事がいくつも発覚している現状では、東電への信頼が無いので処理水の海洋放出での安全確保にも疑いが出るのはやむを得ないと思いました。
記事によると、政府と東電が目標とする処理水の海洋放出まで1年とのこと。両者の溝が埋まらないまま1年間が過ぎてしまいそうな気がします。(土)