tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

受診控えを招かないか ~「75歳医療費」決着~

2020年12月12日 | 日記

 今日(12/12)も北日本新聞社説に注目しました。我々のような高齢者にとっては、医療費の窓口負担が増えることは重荷に違いありません。社説は、このような点から高齢者に対する危惧を述べる形になっていました。しかし、個人的には世代間の公平を一定程度に考慮する必要があると思っているので、高齢者と言えども応分の負担を引き受けるべきだろうと考えます。

 ただ、社説の論調に納得できることもありました。それは社説の終末部分の記述~医療制度改革はこれがゴールではなかろう。例えば富裕層や大企業への課税強化などに財源を見いだす考え方もある。世代間対立をあおり、付け焼き刃的な負担増を高齢者に求めるのではなく、もっと踏み込んだ議論と抜本的な制度改革が必要ではないか。~とあったのです。難しい道だろうとは思いますが、多くの人が納得する最善案を模索してほしいものです。(土)