四季折々

~感じるままに~

歴史(弥生時代)のロマン

2023-02-16 07:00:00 | 神社仏閣・史跡等探訪
昨日夕方、とある神社にお参りしました。
お参り後、社殿脇の山道で、古い貝殻が散在しているのに気づきました。

岩上神社(いわのうえじんじゃ、安佐北区落合南2)です。




昨日16:30頃、孫の高校受験合格のお礼参りに立ち寄りました。
先日「平常心で受験できますように」と祈願していたお礼でした。

お参り後、社殿左脇から下りていく山道を初めて通ってみました。
立て札は「夜間通行禁止」でした。


10mくらい下ると、土の路面に何やら白いかけらのものが!?


上方に向かって写してみました。

右下方に横たわったものは滑り止めの板でした。
この周辺一帯に白いかけらが土に混ざっていました。
左上の建物は本殿です。
この道の左側斜面には、土の中から古い貝殻やかけらがたくさんはみ出ていました。







この大きなかけらはカキ(牡蠣)の殻に間違いないようでした。

帰ってから私が持っていた「落合郷土史」で調べてみると、
「岩上貝塚(いわのうえかいづか)」でした。その内容の概要は、
周辺に貝が散在し、横穴にはぎっしりと貝殻がつまっている。(私は横穴は未確認)
発掘調査が行われていないので実態はよくわからないが、海洋性の貝が多い。                       
往古には、太田川はこの近くまで海水が流れ込んでいたといわれ、近くで採れたものかもしれない。
広島市内には比治山貝塚、中山貝塚などがあり、その近くには弥生後期の遺跡がある。
発掘すれば、弥生の土器が発見されるかもしれない。
などの記述がありました。

その貝塚があった森です。

私の住む住宅団地から写した鎮守の森(中央の森)です。
今、この写真を眺めながら、歴史のロマンを感じています。



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