ブドウ(安芸クイーン)の2回目のジベレリン処理を行いました。
1回目は満開から3日以内に、2回目は満開から10~15日以内に行う必要があります。
いずれも期限内に問題なく行うことができました。
1回目は種なし化と着粒促進のために行い、2回目は主に肥大化を図るため行うものです。
2回とも一房ずつ、所定の濃さのジベレリン水溶液に浸します。
ジベレリンは、イネの馬鹿稲病菌の培養液から作られる植物ホルモン剤で、有害なものは含まれていないそうです。
日本人の園芸化学者が発見したものだそうです。
1回目の処理時点(5月19日)はこんな房(花房)でした。
1回目から13日目の今日は、もうこんなに大きな粒(果房)になっていました。
1回目は、一斉には満開にならないため、5月19日~22日の間に実施しました。
これからさらにどんどん大きくなっていきます。
形を整えながら、摘粒し、最終的には一房に30~35粒を残すようにします。
房の数も今95房くらいですが、10房くらいは摘果するようになると思います。
いろいろ手を取られますが楽しみです。