ウリ系の太くて長い実がたくさんぶら下がっていました。
昨年もたくさん生らせておられた畑です。
主人らしき人がおられたので尋ねてみると、ヘチマでした。
ヘチマと聞いて、タワシを思い出しました。
こんなにたくさんどうされるのかと思い、尋ねてみたところ、化粧水を採るために作られているとのことでした。
ヘチマの化粧水? ネットで調べてみると意外でした。実を絞ってとるのではなく、ツルから採取するのだそうです。
秋に実が熟した頃、ツルを切り、根側の切り口から採取するのだそうです。
化粧水として用いるほか、咳止めなどの飲み薬や日焼け後の塗り薬にもなるそうです。驚きでした。
へちま水
秋に実が完熟したころ、地上30cmほどのところで蔓を切り、根側の切り口を容器に差し込んで
おくとたまる液体を「へちま水」(へちますい)という。
化粧水として用いるほか、民間薬としては飲み薬や塗り薬として用いられる。飲み薬としては咳止め、
むくみ、利尿に効くとされ、塗るとあせも、ひび、あかぎれ、日焼け後の手当てにも効くとされる。
含有成分は、ヘチマサポニン、硝酸カリウム、ペクチン、タンパク質、糖分等である。正岡子規の句
「痰一斗糸瓜の水も間に合わず」はこの咳止めの効能に関わるものである。
そのままでは防腐剤が入っていないため腐りやすいので煮沸、濾過をして冷蔵庫にしまい、使う時だけ取りだすと長持ちする。
(出典ウィキペディア → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%81%E3%83%9E)