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今日の筆洗

2020年08月10日 | Weblog

日本でプレーしたサッカー選手の中でも、並外れたキック力で知られるのが、元ブラジル代表のフッキ選手だ。十数年前、迫力のシュート練習を見た。同僚の選手も観客になって見ほれていたのを覚えている。特にどよめきが起きるのは、ボールがゴールの枠を直撃した時だ▼硬い物がぶつかり合うような衝撃音に続き、“観客”から「ゴールが動いてないか」の声である。ただ、ゴールは実際には、動かなかった。怪力でも簡単に動くものではないと教わった。動くのはプレーと別の力が加わった時のようだ▼英語に「ゴールポストを動かす」という言い回しがある。辞書によると「(特にこっそりと)規則(条件)を変える」こと。日本でも時折聞くが、力でルールを曲げることも指すか。香港の“ゴールポスト”も動いたようである▼来月実施する予定だった立法会(議会)選挙の一年延期を香港政府が明らかにした。コロナ対策を理由とするが、民主派つぶしではないかと懸念されている▼シュートを打とうとしたら、ルールにない力でゴールが遠ざかった。民主派には、そう見えようか。中国政府ににらまれる中で少ない得点機を失うのは痛い▼米政府が延期を批判した。かと思えば、支持率が下がっているトランプ大統領が一時、大統領選の延期の可能性について言及した。こちらもフェアプレーでは胸を張れそうにない

フッキ 壁の意味がない弾丸シュート集!ニアをぶち抜くゴール&スーパープレイ フリーキック サッカーブラジル代表【Jリーグ】

 


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