メガ盛りに見る美 麺編 Vol9

盛りっぷりより味とネタ。

そんな目で見ると麺類を食す毎にエントリーが増える訳ではありません…

ということで、アップ時には”これが旬？”というエントリーもありますが、ご容赦をm(_)m

今回は浅草観音裏、隠れた名店が多いエリアからスタートです

1．　「弁天」さん　（観音裏）

浅草界隈を根城に路面店やら、突然かなりの手だれの中国通として香港に乱入したりされるブロガーの記事で拝見したこちら。

「蛤そば」と聞くと、季節もこれあり、その直後にゴロゴロ会館を北に入りましたわ…

まあ、夜ですから蕎麦前はお約束

お蕎麦屋さんとして定番のおつまみがメニューにあり、御覧のようなオーダーと相成りました。

普段tokyoboyは「板ワサ」頼まないんですねどねえ…

え、味？

そのまま。普通に立派な蒲鉾です

「メガ盛り」の看板に相応しいように、って言うか、決め切れなくて頼んでしまった「蛤そば」と「冷むじな」。

浅草では甲州屋さんにも「むじな」ってメニューにありますよね。

たぬきときつね。それにナルトとキュウリが入るところが仕様と思われます。日本蕎麦版冷やし、ですね^^

エッジの効いた美味しい蕎麦。でも量は下町仕様かガッチリありました。

隣のテーブルのおじさんが、その前に散々量のことでお店の方をからかっていたからかも…

こちら、素晴らしいですよ

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(2012.04　再訪）　

今回の訪問は、実は2階建て。

前夜の訪問でスマホを忘れ、翌日お昼方々取りに伺った、という顛末…

夜には蕎麦前は当然。

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でも昼は、自主規制での「もりそば」。このクオリティで何と500円！

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（薀蓄）

東京の蕎麦好きにとって、何が”もり”で何が”ざる”かは難問中の難問の１つ。

グッと盛り上げたのが”盛り”で、せいろに広げたのが”笊”、とか、もっと一般的なのが海苔が載っているのが”ザル”、というものでしょう。

では…

こちらのHPに行くとこんな説明があります：

もりそばとざるそば。当店では海苔がかかっているだけでなく、おつゆが違います。もり汁はかつおの風味がストレートに出ていて弁天の基本となっている味です。ざる汁はもり汁に更にひと手間加え、コクと甘さを味わえます。　

ということで今回はそれを踏まえての基本、もりそばを注文した次第。

次は何時になるか不明ですが、ざるを行ってみようかな…

でもねえ、時期の種物、蛤そばとか松茸蕎麦（この日、お昼の部で隣の女性が頼んでいた椎茸蕎麦も滅茶苦茶美味しそうでした）も魅力的ですから難しい選択となりますね

2．　「ちゃんぽん太郎」さん　（馬場口）

以前週刊ポストの巻末ランチ紹介で気になって以来、チャンスを伺っていたこちら。

実家から戻る際、お昼を済ますこととなって訪問しました。

うん、早稲田通りこの付近は日曜になると駐車無料なので、その点で問題なかったな

おや、一風堂系列？

カウンターの上には色々と御託が…＾＾

食べ方指南やらなんですが、注目したのはにんにく潰し器。

折角だから2粒生でちゃんぽんに投入しましたわ

お願いしたのは並ちゃんぽん野菜増し、680＋100円也。

丼が底に向かって急にすぼんでいるので、全体としての量は大したことありません。

味は…

普通に美味しいかな、クリスピーな麺は

週刊ポストに惑わされ、期待感むんむんでしたからそれが一風堂（他意はありません。長崎から来た専門店かと勝手に思い込んでいたので、ファサードで既にビックリしています）と知ってちょっとガックリしたこともあるでしょう。でも、塩は間違いなく効き過ぎでしたぞ

3．　「花家」さん　（田原町）

以前から何故か気になっていた浅草、田原町交差点にあるこのお店。

今回、”もしや日暮里の花家さんと関係があるか？”お聞きしたのですが、全く無い、とのことでした…

あちらはtokyoboyにとって氷ミルクのお店。

こちらは潔いやきそば1本

お願いしたのはその大盛り450円也。

うん、余りに想像通りだ

美味しい、不味い、という料理ではありませんが、毎日ご主人はこれだけのために、国際通りを向いて黙々と鉄板に向かっている訳ですよ…

腰があって、カラッと水分が飛んだ仕上がり。

素晴らしいか、と

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（付録）

並木藪なう

雷門に真っ直ぐ伸びる道路。

ビルの基礎打ちが終わったところですが、こうやって見るとあの並木藪さんの店舗って意外と狭かったのですね…

ゆったりと「抜き」でお酒を頂いた時間を懐かしく思います

2011年11月、営業再開とありました！