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シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

遅延証明書

2010-10-30 | うんちく・小ネタ

台風の土曜日ですねえ…

****************

今週とある日、雨の中、井の頭線渋谷駅に着いたら改札を出たところで駅員さんが遅延証明書を配っていました。

ふむ、最近よく見るよな、この光景…

ということで遅延証明書のWikiに行くと:

鉄道事業者が運行する列車が何らかの理由により定刻通り運行できなかった際、列車が遅延したことを証明するために発行される証票である。なお、遅延証明書は単純に列車の遅延を証明するだけのものであり、それによって生じた損害を事業者が賠償したり、乗車券の払い戻しを行うためのものではない。

通勤、通学時に列車遅延により遅刻をした場合、この遅延証明書を所属する会社や学校に提出することで、その遅刻が不可抗力によるものであることが認められ、遅刻をしていないものと見なすといった配慮が所属団体からなされることがある。また、後述するインターネットのウェブサイト上で発行される遅延証明書では前述した配慮を行わない場合がある。

とのことです。へえ、今ではウェブでも証明書が出るんですねえ…

と、まあここまではおさらいですね、システム、目的は理解している通りです。

ここでtokyoboyの疑問は何が「定時運行」か?ということです。

Photo 添付は東急電鉄、田園都市線のWeb遅延証明書発行ページに入ったログです。

期間は10月22日~27日の1週間、クリックしたのはこの週唯一15分程度遅れた、とした25日月曜日のもの。

でもねえ、これ以外でも通勤時間帯である~10時で見ると、土日以外は全ての日で10分程度”定時”から遅れた旨の証明書が発行されているんです。

ということは、なんですよ、言いたいのは

tokyoboyのスタッフには田園都市線沿線に住んでいる人間が多いのですが、彼ら/彼女らには電車遅れというのは”定時”に対してでなく、通常大体この程度あれば着く筈だ、という余裕をみて家を出て、でも想定外の遅れが発生したときだけ、と申し伝えてあります。

まあ、タイム・スタンプとか使っている訳ではないので勤怠うんぬんは言いませんが、勤務態度といった評価には反映させているんですよ 常識的に、職場には早めに着くようにしましょう、です

井の頭線はそういった意味でいうと乗り入れが無い、路線全体の長さも短い、という遅延に強い電車ですが、京王本線とか小田急線といった長尺路線からの乗り換え客の関係で、雨の日など”混雑集中”という理由で5分程度の遅延が出るケースが増えている気がします。

まあ、シモキタから渋谷までの乗客には”混雑集中の結果、どの車両でも身体を滑り込ませるスペースが無い”場合以外には大した遅延は発生しませんけどね

でも以前、東北沢から代々木上原間だけとはいえ小田急線を使っていた時とかは殆ど毎日遅れていました。ということは最大7分間東北沢の駅で”各駅”が来るのをひたすら待つ、ということだったんです。

客観的に見ると、山手線西部のターミナルに入ってくる路線の中では、やはり田園都市線の混雑とオペレーションの酷さが渋谷駅や山手線車両内での掲示からは群を抜いている気がします。

東急グループで沿線開発まで行って、「渋谷までXX分」なんて宅地分譲行った身としては「定時」の所要時間を長くする訳にはいかないんでしょうが、逆に住民から見れば「定時」を維持するために複々線+まで投資をしないことに対し”住民訴訟”したらどうなんだろう、と思います。

でも、それだと自分たちの不動産価値も下がっちゃうんだ…^^;

提案!

遅延証明書は30分以上遅れた時のみ、にすれば沿線住民もそれに甘えることなく頑張って早めに出るか、電車の乗り降りで携帯とか見つつ愚図愚図することが無くなる、とか、電鉄不動産の嘘に騙されなくなる、とかメリットがありそうです

改札口出たとこの駅員さんもはっきり言って邪魔だし…

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