麻布、住宅街の一角にあるこちら。愛育病院とかの側、というところですね。
カタールという国、最近はサッカーやら何やらで(あ、後アジア大会で)段々近しい感じがしてきました。カタール航空日本線就航の宣伝もしょっちゅう新聞で見るようになり、もうすっかり国旗も覚えたしね^^
個人的には…遠い国です。ドバイでもどこでもいいので1か所、訪問してみたいなあ…
麻布、住宅街の一角にあるこちら。愛育病院とかの側、というところですね。
カタールという国、最近はサッカーやら何やらで(あ、後アジア大会で)段々近しい感じがしてきました。カタール航空日本線就航の宣伝もしょっちゅう新聞で見るようになり、もうすっかり国旗も覚えたしね^^
個人的には…遠い国です。ドバイでもどこでもいいので1か所、訪問してみたいなあ…
以前アップした記事で紹介した作品などを見たくて原宿の太田記念美術館に初めてお邪魔しました。駅から表参道に入って直ぐ左の脇道に入ったところに美術館はあります。目的はタイトルにある企画展、前期最終日を意識した訪問です。
結果的には7月1日からの後期では作品が全部替るそうなので、貴重な経験となりました。
この企画展に関しては前の記事で述べたように日経新聞6月16日付けに”北斎が奇想の画境を比較的早い時期に切り開いた”とあり、その一例として「そののゆき」という作品が紙上に掲載されていたものを兎に角拝見したかったから、であります。
その記事に掲載された作品を見る限り、tokyoboyには歌川国芳の作品に通じるところが感じられる…
と、最近お気に入りの国芳さんとの比較という興味もあって原宿に足を運んだ訳です。
で、伺って展示を拝見すると、その「そののゆき」や左の「釈迦御一代記図絵」という作品に続いて、キュレーターの方は国芳の「通俗水滸伝豪傑百八人 出林龍雛淵」を展示、関連性が述べられていました。
国芳は北斎と同時代の絵師。年齢的には国芳が40歳近く下ですが、長寿の北斎が晩年活躍した時期と国芳の最盛期が重なる(天保期)と認識しています。
そこでご参考まで国芳の蜘蛛に関する作品と、北斎の「そののゆき」新聞バージョンのスキャンを並べると…
似てるでしょ^^
これ以外にもかなりの作品で似たような構図が見られます…
例えば今回tokyoboyが一番気に入った作品は左にある「鎌倉の権五郎景政と鳥の海弥三郎保則」でした。上下対象の意匠に不思議なバランス。色使いも鮮やかで現代のデザインと言われても違和感のない完成度。
こういった竜虎相打つといった意匠の武者絵についても極めて似た作品が国芳にあります。
対象の描写に飽き足らない、ちょっと弾けた感じが天保期の特徴かも知れません…まあ、tokyoboyの極めて限られた経験では説得力はありませんが^^;
北斎さんはヨーロッパではモーツァルトとほぼ同時期の人。日本でも”宝の山”が沢山ありそうです。
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最後に備忘録。北斎 こんなHPを発見しました。ちょこっと彼の作品を見たい時に大変役に立ちます