自分で縫って、自分で染める

気が付いたら、前回のブログの更新から一週間も経ってしまっていました。

先週は映画「後妻業の女」を観に行ったり、劇団四季の「ウエストサイドストーリー」を観に行ったり、月に一度の染色教室に行ったりと、なんやかやと忙しい毎日でした。

映画も演劇もそれなりに楽しかったけど、やはり一番楽しかったのは染色教室です。
結局私は何かを創っている時が一番幸せ。
今回は、自分で縫った洋服を藍染めにしました。
最後にミシンを引っ張り出したのは、ヨガマットの袋を縫った時だから、3年以上前の事。
まして、洋服を縫うなんて、息子たちが子供の頃にペアのシャツなんかを本を見ながら縫って以来だから、20年位経ちます。

そんな私ですが、後押ししてくれたのは、「とと姉ちゃん」の「直線立ちの服」です。
「あの位なら、洋裁を習って無い私にも縫えるかも・・・」なんて思ったのは私だけでは無いと思います。
早速なるべく簡単に縫えそうな本とダブルガーゼの布地を買って縫ってみました。

ロングジレと



ローブ型ジャケットです。



張り切って一気に縫い上げました。
早速着てみた所、色が白なので、なんだか白衣みたいな雰囲気。
ほんの少し意気消沈したんですが、気を取り直して染色教室で藍染めにしてみました。

ロングジレは片見頃だけむらくも絞りに・・・



ジャケットは留め結び絞りにしました。



余った布地は、ストールに・・・
筒絞りと



よろけ絞りです。



わぁ、どれも良いわぁ
なんだか嬉しくて、嬉しくて舞い上がりそうになりながら帰路に付きました。
家に帰ってからも、うっとり眺めて幸せ一杯。

さて何処に着て行こうかしら・・・。

少しだけ秋の気配

9月に入っても容赦ない暑さが続いています。
もう少し暑さが和らいでもよさそうなものなのに・・・。
夜になると秋の虫が大合唱を始める事位が秋の気配かしら。

菜園の夏野菜は、徐々に収穫量が落ち始め、今まで毎日通っていたものを最近は一日置きにしています。
今まで、ナス、トマト、キュウリ、ピーマンを、毎日毎日朝昼晩とせっせと食べてもまだ余る量だったので、今位の量ならなんとかなりそうで一安心です。

菜園を歩いていると風に乗ってミントの香が漂います。
日差しも心なしか和らいで、今までより少しは菜園に長居できそうです。

タデアイの花が咲いています。



これは、今年の春に知人から苗を頂いて植えたものです。

なんだかイヌタデに似た様な花ですね。
タデアイは生葉でも布を薄水色に染める事が出来るそうです。
ちょっと試してみたい気もするけど、種を落としてもっと増やしたいので、今年は止めた方がいいかしら・・・。

隣ではオオイヌタデが咲いています。



これだけ大きいとなかなか見応えがあります。
ガザニアが咲き始めました。



アメリカ芙蓉



ホウセンカ



菜園の花壇は少しずつ秋の花に移り替わりそうです。

隣の畑のおじさんに、「いつまでも暑いですね」と声を掛けると、今日からは30度を切って少し暑さも和らぐとの事。
そうだと良いのですが・・・。
私の収穫したカゴの中を見て、「採れるものは、どこも一緒だね」と言いながら、春菊を少し分けて下さいました。
夏野菜にも飽きてきていたので、有り難い事です。

くりぬきの花器に秋の花

昨日は、市民大学の陶芸教室の日でした。
前回作った、かご型花入れが焼きあがっていました。
初めての「くりぬき」の作品です。
この講座での初めてのひも作りの作品が、いきなり「くりぬき」だなんてちょっとびっくりしましたが、やってみれば素人でも出来るものなんですね。
早速家に持ち帰り、庭の草花を活けてみました。





シュウカイドウ、ミズヒキソウ、シランの葉です。
我ながらなかなか良い感じです。
この花器は、粗野な花が似合いそうです。
秋の草花には持って来いですね。
釉薬は、赤いらぼかわら白の2種類だったのですが、やっぱりわら白にして良かった。
赤土にわら白、とっても良い感じです。

「毎日が日曜日になったら、菜園の花達を玄関に活けて楽しもう」とずっと思っていたのに、夏の間はすぐに花がダメになってしまうので、たまにしか活けていませんでした。
秋はこの器に合う花を活けて、移り行く季節を楽しみたいと思います。