tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
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おわら風の盆

2015-09-03 | ブログ
9/1(火)~9/3(木)の間、八尾町で「おわら風の盆」が開催されています。
私は、ずっと富山に住んでいながら、今まで一度も行った事がありませんでした。
しばらく八尾町にある会社に勤務していた事もありますが、仕事を休んで見に行くわけにもいかず、結局見に行けずじまいでした。

今年は、ようやく平日フリーの身になったので、義妹の誘いもあり、昨日行ってみました。

一般の車は乗り入れ禁止なので、スポーツアリーナに車を止めて、会場までシャトルバスでピストン輸送してくれます。
午後1時に家を出たのに、スポーツアリーナの前は、バスを待つ人の長蛇の列。
駐車場は、他府県ナンバーの車がぎっしりでした。

シャトルバスを降りて、おわら資料館の前にいると、程なく東町の輪踊りが始まりました。





哀調を帯びた三味線と胡弓の調べは、他の民謡には無いものがあります。
見ているだけで、胸が一杯になって涙が出そうになります。

輪踊りの後は、花を打ったお宅の前で一軒一軒踊りをします。



本当は夜まで居たかったのですが、義妹が用事があるというので、それだけ見て早々に帰る事になりました。
次に来る時は、ぼんぼりに灯がともる頃に訪れてみたいものです。
ただ、夜は人が一杯で、殆ど見る事が出来ないと聞くので、来年は一人で前夜祭に行ってみようかなぁ・・・。

思いの外早く家に帰ったので、主人が驚いて、
「どうだった」と尋ねるので、
「凄く良かった~。」と答えると、
「何が良かった。」と聞き返します。

主人は、人ごみが大嫌いなのです。
私は、「基本、おわらが好きなのと、胡弓の音色かなぁ・・・。」と答えながら、
「やっぱり自分の心が元気を失っているからかも・・・。」と思いました。
雑踏の中に身を置きながら、一人感じる静寂さを、求めていたのかもしれません。

聞くところによれば、おわの調べは、人間の胎動と同じなのだそうです。
それで、唄う人も、奏でる人も、踊る人も、見る人も、みんな癒されるのだそうですよ。

今日は最終日です。
明日の朝まで、踊り明かすのだそうです。
本当は、観光客が居なくなった10時以降が一番良いんですって。
一度見てみたいなぁ・・・。



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