tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
趣味人生活を満喫しています

底冷えする勘兵衛はうすで陶芸

2017-01-16 | ブログ2017
昨日、一昨日はNPO法人アポロンの陶芸同好会の日でした。
日本列島が寒波に見舞われ、富山も大雪警報が出ている中、頑張って勘兵衛はうすに向かいました。
普段人気の無い勘兵衛はうすは、屋内も底冷えする寒さです。
つい3~4日前に登録文化財申請の件で射水市の職員の方と来た時は、左程寒さを感じませんでしたが、やはり外が氷点下となると、歳のせいか寒さが身に染みます。
ホッカイロを貼り、ユニクロの極暖の2枚重ねで準備万端の筈が、急な寒さで身体が追いつか無いのでしょうか。
それでも古民家の座敷から眺める雪景色は最高です。



この極寒の中、火鉢だけで過ごしてした昔の人って本当に凄いですね。

2日間の陶芸同好会の内、初日は先日初窯で焼いたごはん茶碗に下絵付けと釉掛けをしました。
お茶碗には、呉須で太陽と月と星を描きました。



図柄が気に入ったので、火だすき実験した大鉢にも同じ模様を鉄で描きました。



釉薬は両方透明釉ベースに所々織部を掛けてみました。
先日、透明釉の上に織部を掛けた知人の作品がとても美しかったので真似っ子してみました。
織部の緑が翡翠色になり、透明感のある素晴らしい出来だったのです。
私には、透明釉の上にさらに別の釉薬を掛けてみる発想が無かったので、そんなに美しくなるなんて、意外な発見でした。
出来上がりが楽しみです。

次の作品は、スープカップと角皿を粘土で作りました。



中々良い形になったわと、満足して初日が終了したのですが、2日目にちょっとした事件が起きました。

まず驚いたのが、2日目の朝、初日に釉掛けした作品を本焼きしようと電気炉のスイッチを入れてみたら、なんと電気炉内の温度計が-4度に表示されていました。
もしかして外より寒いのかしら・・・。
とりあえず本焼きをスタートさせて、2階の陶芸同好会の部屋へ・・・。
昨日作ったスープカップ、少しは土が乾いているかしら、どれどれ。
と手に取ってみると、氷の様な冷たさ。
なんと、良く見るとひびが入って土の水分が表面ににじみ出て、うっすらと氷が張っています。
屋内なのに、氷が張るなんて・・・。
信じられない光景でしばし唖然としたものの、気を取り直して部屋を暖め、氷が解けた後そっとなでてヒビを修正しました。

2日目にも残りのスープカップ2個とお皿をもう1枚作ったものの、このままこの部屋に置いて行っていいのかしら・・・とちょっと心配になってしまいます。



初日は部屋の隅っこに置いていたので、今度は部屋の真ん中に置いて帰る事にしました。
次にやってくるのは、電気炉が冷めてからなので4~5日後になります。
それまで、凍ったりしません様に・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする