tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
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砺波散居村の古民家

2014-12-02 | ブログ
砺波散居村は、田んぼの中に民家が点在する集落で、「散居村」と呼ばれ、とても美しい所です。
先日の日曜日、井栗谷にある1軒の古民家を訪ねました。
今回、以前一人で住んでおられたお婆ちゃんが亡くなられ、住む人が居なくなったので、となみ空家バンクに登録される事になりました。
知人の紹介で、そのお宅を拝見させて頂く機会を得ました。



道路沿いの、比較的便利な場所にあるお宅でした。
砺波散居村には、アズマダチと呼ばれる建て方の家が多くあります。
このお宅は、アズマダチでは無く、前流れの建て方のお宅です。
積雪に備えて、前に雪囲いがしてあります。
屋根に雪止めが無く、屋根に雪がある程度積もるとドサッと一気に落ちてくるので、この様な囲いが必要です。
玄関の出入り口には、通路が付けてあります。
毎年、雪の季節になる前に取付、春になったら取り外すという事です。
街中に住む人間にとっては、多少面倒な気もしますが、それが季節を楽しむという事なのでしょう。



玄関です。



玄関の右手にある入口は、お坊さん専用の出入り口なのだそうです。



ワクノウチと呼ばれる場所です。





お部屋の建具が、どれも素晴らしいものです。



仏間です。



仏間の隣には、お坊様の控え室等もあります。
2階は、アマと呼ばれる場所で、物置になっています。



梯子で登る様になっていますが、私は、高所恐怖症なので、主人に写真だけ撮ってもらいました。
そちらの写真は、明日紹介したいと思います。
この梯子のあるお部屋は、昔懐かしい土壁のお部屋です。

他にもお部屋が沢山ありました。
部屋数は何部屋もあり、持ち主の方もすぐには答えられない位です。

土蔵もあります。



蔵の入口です。



家の裏手は傾斜地で、土止めが付けてありました。





きちんと手入れの行き届いた、素晴らしいお家です。
お借りして住んでみたい気持ちが一杯ですが、果たして活用仕切れるかどうか・・・。
眺めているだけで、胸がワクワクして、妄想に取り憑かれそうです。
今住んでいる所が、持ち家じゃ無かったら、絶対真っ先にお借りしていると思います。
別荘代わりに使うには、庶民には贅沢過ぎますしね。

アマとお家の周りについては、明日続きを書きたい思います。

続きは、こちら をどうぞ。
コメント (2)
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