とどこの徒然

はじめまして

母性愛

2008年03月10日 08時24分29秒 | 日記
しとしとと冷たい雨が降る。きょうは長男の誕生日。7時過ぎ圧力鍋で炊き立てのお赤飯を息子の家に届けた。ブザーを鳴らした。ゴソゴソと鍵をはずし、息子が顔を出す。熱々の折箱を黙って差し出した。「ありがとう」の一言。我が家とは15・6歩の距離を泣きながら帰った。なぜ泣くの? 息子に「ありがとう」と云われて嬉しかったのは事実だが… 久しく聞いた「ありがとう」の一言に万感こもる母と子の絆を感じた一瞬の涙でした。





リハビリ

2008年03月09日 22時13分22秒 | 日記
今日はポカポカと4月の温かさ。車椅子を押して病院の八階から青空の白山を望む。昨日今日とじじ様のリハビリ見学。療法士の指導で足の運動を一生懸命にしているじじ様だが、傍らで見ているともどかしくて、わたしも一緒に足を動かしていた。徐々に徐々にですが力が付いて来ているのが解り希望が湧いて来た。頑張れ!

春一番を味わう

2008年03月05日 07時26分45秒 | 日記
昨夜は10年も未だも前からの親しい仲間がトドを励ます会と称して私を招待して下さった。空港軽海線の通りに最近新築の『粋庵』とか云う小さな割烹料亭。

片側二車線のその道路を病院の往復に利用しているが、毎日スピードで通り過ぎるため気が付かなかったしっとりとしたお店。お客の繁盛の割りに静かで美味しく料理を味わえる。久しぶりのメンバーは主人の全快を祈ってお正月以来の乾杯でした。

最後の極めつけはI夫人が採りたてホヤホヤのフキノトウを持ち込み板さんに揚げてもらった熱々のフキノトウ天ぷら。岩塩をおろし金で摩り下ろしサラサラの粉を付けて食べる。思いがけない春一番を味わった事でした。持つべきは優しい友。元気100倍。新たに頑張る力が湧きました。

三角巾とデジタル写真たて

2008年03月02日 12時30分08秒 | 日記
今日は三角巾を縫った。縫ったなんて大げさな物でない。1m20cm四方の布地の上下の断ち切りをミシンで縫い三角に折り、裁ちばさみで切っただけの物。麻痺した右手を吊るす爺ちゃんのための三角巾です。純白の三角巾では、白衣姿の傷痍軍人が三角巾に手を吊るし四つん這いになって物乞いをしていた姿と重なる年代で哀れをもよおすのです。

そこで麻痺の手を吊るすだけなら純白よりも明るい色をと考えましたが使うのはじじ様なので無難な水玉模様に決めました。帽子も私の手編みです。


先日東京の次男の嫁さんがじじ様の退屈しのぎのお見舞いにとデジタル写真たてを送ってくれたのです。こんな【リクツな】写真たて初めて見ました。勿論メモリカードにデジカメの写真を満載して。ジジババ一緒のハワイ旅行や孫の卒園式、入学式、七五三、昨年のハワイや、今年の元旦の山中温泉の餅つき、幼稚園年中組の孫が5回連続の逆上がりを軽々とやってのけるビデオ。これは今年のお正月我が家の裏の中学校【私達も手の届かない高い鉄棒】で見せてくれた驚異の実技でした。


このビデオは何回観ても飽きません。まだまだ沢山のビデオやスライドが詰まっているらしい小さなカードですがじじ様とボチボチ見ます。元旦に元気なじじ様が杵をつく。二度と来ない最後の勇姿に感無量。今は懐かしいビデオです。きょうも青空。待っているじじ様に逢いに行こう。