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メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

近況 26

2017-11-05 21:55:19 | 日記・エッセイ・コラム


 本日は早稲田祭二〇一七が開催され、私は足を運んだのですが会場があまりに広く人出
も多かったため、まともに回ることができませんでした。二日にわたって開催される学際
で、それぞれの日で出展に入れ替えがあり、アニメーション研究会等は土曜の1日だけの
公開で見る事が出来ませんでした。
 何でこんなことになったのかパンフレットの索引を見てみると、早稲田大学〇〇研究会
の項が100以上あるではないですか。これではまともな出し物を探す方が大変ですよ。
しかも驚いたことに、キャンパスは広くまだたくさんの空き室があったことです。人の多
さもさることながら、このキャパシティーの大きさがこの大学の特徴だなと思いました。

 そんなわけで最初に探した漫研のブースにたどり着くまで30分を要してしまいました。
そしてそこは似顔絵大会の場と化していて、会誌は入り口の受付に少量だけおいてあると
いった具合です。時代とともに漫画に対する考え方も変わっているのだなと感じましたが、
とりあえず会誌を購入しました。大学の漫研ですから画力はともかく内容には期待してい
たのですが、面白い物は2~3作といった感じです。その時、私の期待が勝手に肥大して
いたのを感じてしまったのでした。

 私は若いころ早稲田の近くに住んでいて、学際に出くわしたこともありましたが、当時
は入場が有料で入ることができませんでした。それで大学文化とはどんなものかとずっと
考えていたのですが、時が流れてそれらはどこかへ消え去ってしまったようです。
 あのあと、文化祭の収益が政治団体の資金になっていたことが露呈して、おそらくその
後は無料になったのでしょう。現在の純粋無垢な学生たちの顔を見ると、こういう変質も
また時代の流れなんだなあと思います。

 ほかに変わったことはと言えば、自主制作映画を上映していた研究会が多かった事です。
やはり映画を製作する機材や方法の入手がより手軽になったことで、このような変化があ
るのでしょう。やる気と若さがあれば何でもできてしまうと言うのは誠にうらやましい限
りです。

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