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メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

 近況 36 コミティアの参加に関して

2018-11-25 21:48:35 | 同人誌
 


 本日はCOMITIA126が開催されたそうですが、私は参加しませんでした。前回の夏のコミ
ティアもコミケの直後となるので申し込みしなかったのですが、今回は移転がどうなるか
わからなかったので見合わせました。移転に関しては前にも書いた通り仕事との兼ね合い
が難しく、会社が新しい人材を増やした効果がようやく出始めたので、来年前半を目指し
て動き出しそうです。幸い首の症状は無理をしなければ安定しています。
 これに伴い次回の参加に関しても不透明な情勢となっていますが、できるだけ参加の方
向で行きたいと考えています。



 コミティアの参加に関しては私のコミック関連の同人の失敗が根本的な要因としてあり、
本が出来ないのに参加するとかしないとか言うのは本末転倒だと考えています。現在の所
戦車サスペンションの本に多くを費やしすぎていて、こちらを収拾しなくてはコミックは
いい加減なものにしかならないと思います。そこで来年には三冊を一冊に一本化して手間
が掛からないようにするとともに、コミックの制作へ移行する予定です。



 コミックの制作に関しては、これを邪魔するアンチ行動をする者との関係があり、簡単
に再始動とは行かないと思います。しかし、こちらに落ち度もないのに向こう側の都合で
趣味の領域まで制限を課してくると言うのは今の時代に流行らない思想統制みたいなもの
だと思います。これを犯罪とは思わない世間もどうにかしているとは思いますが、その辺
がいい加減なのが日本の社会の悪いところなんでしょう。



 2週間ほど風邪が長引いていますが、もうじき全快するようなので生活習慣も改善の方
向へ持っていきたいところです。短い秋の期間が半分つぶれてしまって色々やりたかった
予定がふいになってしまいましたが、年末までには片づけたいと思います。

近況 35 風邪

2018-11-15 08:27:51 | 日記・エッセイ・コラム


 風邪をひいてしまいまして、ここのところ自宅で療養する日々を送っています。気候も
段々と寒さを増してきましたので、本格的に寒くなる前に完全に治してしまおうと考えて
います。寝ている間は何ともないのですが起きだすと咳が出て鼻水が出ると言った具合で、
運動でもしようものならゼイゼイと息ついてしまいます。食べ物の味も半減してしてしま
い、なんとも冴えません。無理をして働きにも行っていますが、数時間の仕事と言っても
辛いことに変わりはなく、かといって休むほど重症でもないので早く治ってほしいと思っ
ています。
 毎年この季節には文化祭に出かけるのですが、この1年ほど半夜勤の仕事を続けていた
せいですっかり夜型になってしまいました。それで夕方から出かけることになってしまい、
午前中の行事とは無縁になってしまいます。度々足を運んでいたフリーマーケットも今年
は一回も行っていないと思います。



 前にもここで書きましたが、アパートでは排水音の問題があり、真夜中以降はトイレの
水も流せません。こんな異常事態は今まで経験がなく、入居者は排水の問題を了承したも
のとみなすと言う世間的な常識は通用しなくなっています。これから寒くなると言うのに
夜勤後に入浴できないのは辛いので、こんな馬鹿げた環境から早く移転したいと思ってい
ます。しかし周囲の状況からまたしても移転は延期となる事が確実になってしまい、その
時期は来年前半と言う事に修正することになりました。
 それまでの間に片づけなければならない問題はいくつかありますが、やはり仕事の問題
が一番大きいと思います。パートの肉体労働の仕事は自分の首にとって長期的に良くない
と言う事が分かりつつあります。働けないわけではないが、実際に私が苦しんでいても会
社側はできるだけ使いたいと思う訳で、無理を押し付けられることが多いと分かってきま
した。移転を機に仕事を転職するか、事前に辞めてから移転するか、具体的に検討する時
期に来つつあります。

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 ここ1週間ばかり周囲から激しいストーカー行為を受けており、逃げ回るような毎日を
送っています。上にも書きましたが、風邪が酷くなっていて必要な要件以外ではほとんど
外出もできず家で横になる毎日ですが、寝てばかりいることもできず起出して買い物やら
食事に行くと近隣でそういう行為に会います。
 以前から何度も書いていますが、近隣住民による集団ストーカー行為は、その元にある
フェイクニュース等が原因であり、結局は誤解をよく確かめもせず行動に移してしまった
当人の自己責任にあるという立場を私は取っています。それで自分の体調もすぐれないの
で今回はこれと言った手も打たずにスルーしていたのですが、1年前のことが気になって
記録を調べてみました。
 というのもネット上で1年前の情報を再放送する動きがたびたびあるらしく、今回もそ
れくらいしか心当たりがなかったからです。それによると11月11日に隣室の住民によ
るストーカー行為があり、その後他の部屋の住人からもあったとメモが残っています。
今年の11月13日にその住人はアパートから姿を消し、どこか他所へ泊っていたようで
した。もし、これが関連あるとすれば御本人にも災難だったことでしょう(笑)。
 いずれにしても、今回のこの事件は実体のない空騒ぎであると言うのが私の認識です。
情報の出所をよく確かめて、タイムスタンプの無いものは疑うなどした上で、くれぐれも
踊らされないように御注意をお願いします。
 なお私の個人的な記録によれば、この騒ぎは来年の2月ごろまで続くようです。

 イカリエ XB 1

2018-11-07 01:47:55 | 日記・エッセイ・コラム
画像はイメージです。

 SF映画「2001年宇宙の旅」の元になったのではないかと言われるSF映画が今年の5月
某所で上映されたそうです。私はこの映画に関する予備知識が全くなく、そんな映画が
あったのかと言うのがつい数か月前での認識でした。
 まずネットでキーワードを使って検索し、予告編や一部の断片の映像を見つけました。
また20分ほどのシークエンスを切りと取った動画も見つけ、大体の雰囲気は把握でき
ました。同時に有名な古典SF映画「火を噴く惑星(1961)」の全編動画を見つけたので視
聴しましたが、この頃の共産圏のSFはレベルが高く、参考にした後世の作品も多いので
はと感じました。
 イカリエXB1は、1963年チェコスロバキア制作のモノクロ映画で、宇宙船内を舞台とし
た外宇宙への探査を描いています。当時の他のSF作品によくある古典的な描写が多いの
ですが、言われてみれば70年代のSFに影響があると思えるシーンが散見されました。そ
れで興味を覚え映像ソフトを入手できないか探してみました。



 ネットでDVDソフトを探した分には、まだ国内で発売されておらず邦題も不明でした。
そこで海外にまで範囲を広げた所、アマゾンで中古のDVDソフトを見つけ、視聴可能であ
ると言う所まで分かりました。DVDにはリージョンコードという設定があり、国と地域に
よって国際的な区分があって視聴できる範囲が決まっているので注意が必要です。
 幸いそのDVDはリージョンフリーとなっており、どの国でも視聴できるものだったので
試しに購入してみることにしました。(ちなみにリージョンフリーの再生デッキという物
もあります。)
 外国からの郵便なので住所の入力に制限があり少し苦労しましたが、料金はコンビニ
からの支払いに対応していたので買う事が出来ました。到着まで2週間くらいを見ていた
のですが、仮に送られてこなかったり不良品だったとしてもクレームの付けようがありま
せん。そこで来なくて当たり前といった感じで気長に構えることにしていました。
 本当にDVDが届いて、パソコンで視聴できた時には正直なところ驚きました。映画その物
よりも購入して視聴する過程がまるでSFの出来事で、面白い経験ができました。
 ただし、このソフトのセリフは東欧の言葉でほとんど理解できず、英語の字幕である程
度意味が分かるだけで理解不能な部分も多々あったことをお断りしておきます。
 DVDのパッケージはシンプルでしたが20ページの小冊子(英語)が付属しており、映像
特典として解説者の談話が収録されていました。もう5年くらいたてばこれらを和訳する
方法もできるかもしれません。



 舞台が宇宙船内なので、ほとんどがセット内での撮影ですが一部だけどこかの施設内の
構造物でのロケがあります。他はミニチュア特撮による宇宙船のシーンでこうした部分は
後の宇宙船を舞台としたSFとほとんど変わっていません。しかし東欧のSFには後の欧米SF
のようなマニアっぽい所よりも科学で拓かれた一般社会が現実の物として捉えられている
部分があり、それが2001年宇宙の旅との大きな共通点であるように感じました。
 そうした部分の一番大きな所は登場人物がステレオタイプなキャラクターではなく、人
間的な造詣を感じさせるリアリティーを持っている所にあると思います。
 次に宇宙での生活を描写した部分で、宇宙食やテレビ電話のシーンもあったのですが、
これらは両作品の共通点と言うより、SF映画ではありきたりの描写であると思えます。
 ラスト近くに確かに影響があったと思われる部分がありましたが、2001年の方はそれを
物語の構造にしっかり組み込んでいて、ただの模倣で終わっていないことが分かりました。
つまり「キューブリックがこの映画を見逃していたとは言わせない。」というキャッチフ
レーズの元がその部分なわけです。



 全般的に言って、後のソビエト映画「惑星ソラリス(1972)」の方が影響が大きい印象
があったのは俳優の演技が良く似ていたせいかもしれません。ソラリスのラストの印象的
な場面はソビエト・イタリア合作による「レッド・テント(1970)」の空撮場面から影響
を受けたと考えられ、様々な映像作品を参考にしていたことが伺われます。
 ソラリスの撮影時に日本ロケがあったのは有名な話で、首都高を走行する映像が未来都
市の場面として5分間にわたって流れます。そう遠くない未来に、この場面の様に自動運転
の乗用車が赤坂見附付近を走り回るのももう夢ではなくなってきました。
 2001年宇宙の旅にしても惑星ソラリスにしても、その当時の映像や情報の影響を受けた上
で新しい部分を加味して出来上がっていたという印象はますます強くなりました。
 自分としてはこうした姿勢を見習いつつ、何か新しい次代に残るような創造をしたいと
考えています。