T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

花見へ行きました

2019-03-29 22:23:54 | 日記・エッセイ・コラム


 毎年、桜の咲く時期に都心へ花見に行きます。今年は東京の満開が例年より5日も早く、
しかも翌日から花冷えになると聞いて急遽出かけることにしました。まだ8分咲きと言う感
じでしたが気温が高かったので穏やかな散策となりました。
 平日の昼で人もまだまばらな哲学堂の公園で昼食を取り、酎ハイなど飲んでくつろいでい
ましたが、それほど飲んでいないのになぜか悪酔いしてしまい、胃が膨らんで肋骨が痛みだ
しました。妙な症状に困惑しながら中野まで歩いたのですが一向に酔いがさめず、かといっ
て吐くわけでもなく、トイレに出たり入ったりして回復を待ちました。
 実は正月からアルコールの類は飲んでおらず、久しぶりに飲んだ事と頭痛薬の飲み合わせ
が悪かったのか、夜勤の生活に慣れて少し睡眠不足気味だったのが良くなかったようです。
中央線に乗って東京に着くころにはいくらか回復したので、上野で夜桜を見て帰りました。
以前なら何でもないはずの事でしたが、おそらく肝臓が参っていたのではないかと思います。
 体調は今日になって何とか回復しました。


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 先日秋葉原書泉ブックタワーさんから戦車サスペンション百科の追加の申し込みがあった
ので納入してきました。書店での売れ行きは良いようですが、虎の穴さんの方では売れ行き
が止まって早くも伸び悩んできました。この時期は去年もそうでしたが周辺の雲行きが怪し
く油断がなりません。何かというと悪いうわさが飛んだり晴れたり、私がノーリアクション
でも周囲の落ち着きがなく、何と言わず製作には全く適していません。



 先日、著作権法の改正案が話題になり、今国会への提出が延期されましたが、その動きの
元となった漫画作家達からの陳情が実はごく一部の人間のねつ造ではないかと言う記事を目
にしました。この手の混乱はありふれたもので、結局は著作権法の強化は遅かれ早かれ行わ
れなければなりません。今まで規制が穏やかだった事で利得を得ていた人達の反発は、裏に
表に出てくるものです。それでも何時までも昔のままでは日本の著作権事情は大きく立ち遅
れてしまうのは明らかでしょう。現場の作家の泣きの上に成り立っているオタク文化の隆盛
など所詮は砂の楼閣に過ぎません。個々の作家に正当な評価と対価がもたらさせる世界を望
むものです。

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自転車の修理 19 センター・スタンド

2019-03-19 22:49:24 | 日記・エッセイ・コラム



 センター・スタンドが届いたので取り付けてみました。オリジナルのスタンドを外して
換えた理由は、この自転車の後輪にサスペンションが付いていたからでした。バネ下重量
の軽減によって慣性が減って車輪が地形に追従する性能が良くなる、と考えたからですが、
実際の所は確かめようがありません。
 自転車の後輪サスペンションのバネは小さなもので、価格帯の安いユニットには飾り位
の意味しかありません。クッション性があるので無いよりましですが、目に見えた効果を
出すには車輪の思い切った軽量化やグレードの高いユニットへの交換が必要です。
 また、センター・スタンドの使用にはコツが必要で、地面の凹凸によって駐車時の車体
の傾斜が左右されるという欠点があります。これを避けるために二股になったセンター・
スタンドも開発されましたが、車体の重量が直接かかるため疲労しやすいと言う欠点があ
ります。



 総合的に考えて、センター・スタンドの自転車への使用は一般的ではないと言えます。
スタンドを換えたのは何年前かは忘れましたが、自転車を買ってすぐだったと思います。
その時は見た目にもすっきりしたので良いくらいに考えていました。それから何年も経過
してサスペンション・ユニットの疲労もひどくなってきたので、今後はユニットの交換を
考えています。



 今回の修理作業中に、クランクを固定しているネジが破損しました。最初はボルトの角
をなめてしまったのかと思いましたが、チェックした所ネジの螺旋自体が削れている事が
わかりました。大の大人が力任せに回したとはいえ、こうも簡単に破損するのはネジとし
て耐久性に問題があるのでは?と思ったのですが、考えてみればこのネジも今まで何回も
取り付け取り外しを繰り返し荷重を受け続けていたので、耐用年数の限界に来たのではな
いかと思われました。またこの自転車は中国製の安物で、所々に耐久性の低い部品を使っ
てコストカットしていると考えられます。
 オークションで探したところ、このネジを1個80円程で売っていたのを見つけたので
落札しました。小さな部品は市内を探し回るよりオークションで手に入れた方が送料も安
いので結果的に早かったりします。

左が旧ネジ。新ネジは恐らく国産です。

 そのネジが届いたので締めていたら、今度は工具の方がねじ切れました。大の大人が力
任せに回したとはいえ、こうも簡単に破損するのは工具として耐久性に問題があるのでは?
と思ったのですが、これは100円ショップのジョイントなので強度的に期待する方が悪
いのです。

細くなっている部分でねじ切れましたが使い続けています。
 
 これで走行系は前輪と右ワンを除いてすべて交換したことになります。ギア比が改善し
踏み心地もフラットなものになって1グレード上の走りになりました。
 ただし前ギアからチェーンが外れる現象は依然として残り調整が必要です。チェーンに
問題があるようなのですが詳しいところは分かりません。ローギアの落差がどうしても手
にあまるようならギアの交換を考えねばなりません。
 トップギアに入らない故障は、以前ディレイラーを付けた時と同じギアガードの接触が
原因と分かり、手で曲げて解決しました。これは駐車場で風で転倒した時に曲ったための
ようです。


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自転車の修理 18 ペダルと前ギアの交換

2019-03-02 22:46:33 | 日記・エッセイ・コラム


 先月頃からペダルが異音を出し始めたのでグリースを注入してみたのですが、しばらく
するとまた音が出るようなので交換することにしました。このペダルは中古で購入した物
で、アルミとプラスティックを組み合わせた軽量なペダルでした。
 最近の普通のペダルはプラスティックの一体成型か、全金属性の耐久性の高い物が主流
ですが、どうして軽量で値段もそこそこのハイブリッドのペダルが流行らないのかは使っ
てみて分かりました。要は結合にネジを使っているので経年で緩むようになってしまう訳
です。アルミは軽量な代わりにぶつけると変形しやすく、ペダルはよく地上物にぶつかる
位置にあるので変形しやすいのです。それでネジ固定材をいくつか試してみましたが、最
終的にプロが使う赤い固定材に落ち着きました。こういう苦労はムクの一体化したペダル
では必要ないので酷使にも向いているわけです。



 オークションで落札したペダルは旧ペダルと同じメーカーのもので、やはりアルミとプラ
のハイブリッドです。旧ペダルのべアリングはダメージが酷いので、アルミ部分のみをスペ
アーとして残すことにします。天候の良い日に付け替えようと日を伺っている内に、今度は
スタンドが折れてしまいました。スタンドはセンタースタンドに付け替えた物で二本目にな
りますが、軽量にこだわったせいか強度に乏しく二本ともヒンジの部分が疲労で折れました。
 他にボトム・ブラケットが緩んできたようなので、調整するついでに前ギアの交換もする
ことにしました。



 前ギアは去年に買ってありましたが、ディレイラーのワイヤーを設置する経路が確保でき
ず、延期していました。付属のクランクはアルミ製で鉄製の旧クランクと比べると大きく見
えますが、重さはずっと軽いものです。
 ギアガードが付属しているので、ギアチェンジの時にチェーンが外れる心配はありません。
そこで前のディレイラーは外してしまいました。またセンタースタンドの基部も一緒に外し
たので、新しいスタンドを入手するまで最初に付属していたスタンドを使う予定です。

右にスタンドの基部、上に前ディレイラー、サスのヒンジ軸受けのフランジが切断されて輪ゴムのようになっている。

 以前の前ギアの歯数はT44で新ギアの一番大きいギアはT48です。若干比率が改善していま
すが、なぜかトップギアに入らずディレイラーの調整が必要です。ボトムブラケットの調整
は左ワンを90度ほど回してがたつきを無くし終了しました。固着して交換できなかった右の
ワンはまだ使えそうです。
 異音も出なくなり、駆動系の耐久性はまだ充分あるのですが、サスペンションのヒンジの
プラスティック軸受けの交換部品を見つけることができず、いつまで持つか不安があります。
前ギアはこのままギアチェンジなしで使う予定です。



 冷蔵庫のモーターの修理自体は上手く行ったのですが、使用する油に問題があるようで、
数カ月で回転が遅くなりだしました。低温でも問題なく動く油が必要です。今の所ウレア系
のグリースを試す予定でいます。
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