T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

PCの更新

2019-05-27 04:07:37 | 日記・エッセイ・コラム


 デスクトップPCをノートPCに換えてから7~8年たつと思います。当時、画期的に
低価格で高性能なノートパソコンが発売されたので、自分としては高価な買い物でしたが
先の事を考えて購入しました。CPUに初期のi5を使用してネットで収集した情報や画像を
内蔵DVDで編集する事や、絵を描く事、TVを見る事等を期待していました。
 省スペースでモニターも一体化したPCは、机の周囲を広くできた上に無理をすれば持ち
運ぶことができました。しかしバッテリーの持ち時間が数時間しかなく、日常的に持ち歩
いて使うのは現実的ではないので、3~4年前により小型のノートPCを買いました。

 それが今使っているPCです。その時点でタブレットPCを選択肢に入れていたのですが、
値段や使い勝手の面で普通のノートPCの実用性にはまだかなわないと考え、中古でi5の
ノートにしたのです。同じi5でも数世代進んでいる上にメモリーも6GBあったので、実質
的には前の物より高性能でした。前のPCが熱でフリーズしだしたので機能の半分をこっち
へ移したのですが、機動性がある分かなり使い勝手の良く、いままで8冊以上の同人誌を
編集してきました。
 これにともなって最初のPCはネット専用機に移行しました。



 このノートPCで外出時ネットに接続する事を考えていたのですが、当時はうちの近所の
Wi-Fiポイントが少なく、何かと手続きも面倒で断念していました。しかしここ1年ほどで
モバイル環境の整備が急速に進んで、SIMフリーの接続機器も普及し始めました。
 聞いた話では、自分でWi-Fi局を開設してハッキングしている者もいるそうで、モバイ
ル環境と言えど犯罪とは無縁とは言えません。先週その話を聞いて自分の設定を確認した
ら、PC購入時にOFFにしておいた接続がいつの間にかONになっていました。まさかここか
ら情報が漏れたとは思えませんが一応OFFにして、前回のブログの記事を書きました。
(こちらから接続していないのに情報が漏れ出るという事はありうるのだろうか?)
 出先でネット環境を使えれば確実に利便性は増しますが、こういう危険もあるので少し
費用がかかってでも安全なモバイルネット環境を手に入れる必要があります。現在のPCは
SIMフリーに対応しておらず、この意味でも更新が必要でした。

 他にも不満がなかった訳では無く、重量が1.3kgある事、バッテリーの稼働時間が4時間
で一回の作業の後には充電しなければならない事、PCで絵を描くには不備がある事、等々。
1年くらい前からどうしたらいいか考えて機材の勉強をしていました。
 最初は描画能力の高さからMicrosoftのSurfaceにしようかと考えていましたが、値段や
モバイル関連で折り合いがつかず保留していました。ここ半年は仕事と同人誌と自転車で
忙しかったのでそれでも良かったのですが、周囲の状況と最初のPCが高温でダウンしそう
なのでタブレットPCの購入を急ぐことにしました。
 今度のCPUはiMというもので初期のi5と同程度の省電力CPUです。バッテリー稼働時間は
2倍になる事が期待されますが、使い勝手はやってみないと何とも言えません。引越しも
控えているので中古で妥協し、安全なモバイル環境を手に入れることに目標を絞りました。



 今後、これらの選択が上手く行けば制作環境が大幅に改善される事が期待されます。
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五月祭へ行きました

2019-05-19 23:03:40 | 同人誌



 本日は東京大学五月祭が開かれていたので足を運びました。
 昨日腹を壊して下り気味だったので止めようと思っていたのですが、書泉ブックタワー
さんから戦車サスペンション百科の追加納入のメールが来たので、本を持って行った帰り
に寄ってみました。
 前回行ったのは2年前だと思ったのですが、終わる間際だったので満足に回れなかった
のを覚えています。今回も結局2時間しか会場にいなかったのですが、本を配布する目的
は果たせました。

バイクエンジンのカートにターボ
鳥に詳しい学生に聞いたところアオサギと言っていた近所の鳥。

 一昨年まで積極的に学際へ足を運んでいた理由の一つがモチベーションを上げるためで
した。同人活動を再開する切っ掛けをつかむためには、若者の旺盛な制作意欲に触れる必
要があったのです。現在、私の同人活動は一つのピークを迎え、ターニングポイントに来
ています。書店での売り上げは現在も好調ですが、新刊を作らないといつまでも続くもの
でもありません。アンチ活動をする某の妨害に打ち勝って一応の成功を遂げた訳ですが、
今後の自分の進路はどうかと言えば今もって不透明です。
 移転すれば某の妨害から逃られるかと言えば、そういう希望は全くありません。とに
かく情報がなく正体がつかめないからです。ただ、この人物が何らかのパーソナリティー
障害を抱えていることはほぼ確定できました。それが一人でもグループでも同じような物
です。したがって対策としては正体を特定して法的な手段を講じないと止められないと言
う従来からの考え方は変わっていません。



 今回のコミティアの落選の件は特殊な例ではなく、オリンピックに伴う大会会場の制限
が続く限り、次回も他のイベントでもあり得ることです。と言う事は最悪今年はもうイベ
ントに出られないと言う事だって有りうるわけで、否応なく書店やネット販売へ重点を移
さなければならないかも知れません。しかし今以上に出店を増やすと毎月の様々な手続き
も増えてしまって収拾がつかなくなる恐れがあります。
 特にミリタリー関連のメカ本はコミックが不調だった為の苦肉の策だったのに、今では
活動のほとんどを占めてしまっています。コミックの作成を目指した当初の目的がそれて
しまって、ちょっと本末転倒な気がします。

 昨日から荷造りを再開して、まず冬物を片付けスペースを少し広くしました。感触とし
て感じたのは、まだ物が多く処分しないと荷造りが終わらないと言う事です。大体6月い
っぱいで見通しが立って夏の間に荷造りが完了するという予定を立てています。力仕事に
費やす時間に制限があり、いくら頑張っても一日中荷造りする訳にもいきません、そこで
その間、余裕があれば新刊の制作を平行させるつもりでいます。



 また、夜勤の影響で起きだして活動するのが午後からになっており自転車での遠出が難
しくなっています。行って帰ってくるなら明るいうちに30km以上走れるのですが、何
もせずに走るだけと言うのも虚しいもので、買い物したり食事したりしてしまいます。
 自転車の状態は安定しているので、思い切った遠出は引っ越し後になりそうです。
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コミティアと自転車とバックパック

2019-05-12 05:13:52 | 日記・エッセイ・コラム

 本日はコミティア128が開催されるそうですが、私は申し込みの時点で落選し今回は
参加しません。主催者側の告知では4000スペースの募集に5900サークルが応募したとあり
ますが、この競争率約1.5倍の数字はすこし異常な数ではないかと思います。コミティア
としては今までなかったはずですが、今回は会場の都合があったのかもしれません。
 ともあれ、今回の為に刷った戦車サスペンション百科は、印刷所の提携先であるメロン
ブックスさんへ委託しました。毎年5月に出していた戦車関係の新刊も今回は休止です。
仕事の方もようやく余裕が出てきたので、これからはようやく荷造りに取り掛かれます。
メロンブックス「戦車サスペンション百科」のオンライン販売



 大きく予定が変更になって、今後の道筋にも影響するかもしれないので、とりあえず
ここ1・2年関わってきた自転車とバックについてまとめておきます。これらは仕事や
同人誌制作と並行して行ってきたもので、ノマドワークや実用上の意味からも軽く扱え
ないものでした。 

  ●自転車

 ひとまず走るには問題ない状態になったので、今はパーツのマッチングを試しています。
10~30kmの中距離では問題なく、実に快調な走りとなりました。ホイールの交換で
リムの幅が細くなった関係で同じタイヤを使いながら転がり抵抗と騒音の低下が見られ、
ギア比の向上と相まって巡航速度が幾分高くなった感じがします。
 また、車軸のぶれがなくなってリムを挟むタイプのブレーキは操作性が良くなりました。
ブレーキ自体はプレス製の廉価版ですが、これといった問題が有る訳でもなくディスクブ
レーキへの交換は急ぐ必要がないようです。後ブレーキの利きは良く、長いパッドを使っ
ている為しばしばロックします。ブレーキのアームを剛性の高いキャスト性の物に換える
こともできますが、プレス製なら返ってショックを吸収する弾性があるため、フレームへ
の取り付け部分の保護になるのではないかと考えています。中国製の安物なのでその辺の
心配も必要なのです。
 今後は30kmを越える距離を走って使い勝手を試してみたいと思います。

 この自転車は実用品として使っている為、ロードバイクのような極端な軽量化やスピー
ドに特化した細いタイヤは選択していません。そこそこのスピードとそこそこのフレーム
の剛性を備え、ある程度のオフロードを走れるハーフスリックタイヤと5~10kgの荷物を
積載できる荷台を備えています。それによって路面の条件に煩わされることなく都市部を
走る事が可能で、必要に応じて荷物を運ぶ事ができるように考えられています。
(後サスペンションの機能がそれらにプラスになっているかは、今の所未知数ですが。)

 いわゆる万能車のようなものになっているわけですが、求めてそうなった訳ではなく、
あくまで実用品としての選択を繰り返した結果こうなりました。万能な車を目指した結果、
中途半端な物になると言う危険性は常にある訳ですが、要は自分の使い方にマッチしてい
るのかと言う事だと思います。また、使い方によって性能を引き出せるかどうかと言う操
作性の問題も絡んできます。私の場合、長年MTBに乗ってきたのでエンジンとしての脚筋力
やライディングもできていますので、それらに対するフォローが可能なわけです。

 これまでの改造に使った費用がタイヤなどの消耗品を別にすると2万円程になり、本体
と合わせると3万円強となりました。出来上がった車体のグレードで比較すると5~6万
円の物と同等となるので、所々が中古部品であることを差し引いても充分引き合うと思え
ます。

  ●バックパック

 2年程前にそれまで使っていたビジネス用のナップザックが古くなったので、中国製の
安物に換えたことは以前このブログに書いた通りです。その後、自分でバックを改造して
少しずつ使いやすい形に近づけて行きました。
 PCを持ち運び、他の荷物も入れることを考えると、体積的に大きなものが使いやすい訳
ですが、そのままだと垂れ下がってしまって中が荷崩れを起こします。そこで中身が少な
い時は背中にフィットするようにベルトで幅を締める事を考えました。

 ベルトはジャンク品などから切り取ってバックに木工ボンドで接着しました。酢酸ビニ
ールが主剤の黄色い容器のあれですが、最近になって金属も接着可能な改良型が開発され
ました。木工ボンドは水溶性で雨等に弱いので耐水スプレーで防水しましたが、強度を完
全にするためには糸で縫った方が無難です。しかし接着面が広ければ繰り返し雨に濡れて
も乾燥させることで強度を保てることが分かりました。
 ベルトだけでは型崩れを防ぐのは難しいので、強度的に弱い部分にプラスティック板や
ゴム板を内張りして丸く膨れるのを防ごうと考えましたが、ブリキの板が意外と相性が良
い事が分かりました。これは金属も貼れる木工ボンドのおかげです。接着後も柔らかく、
瞬間接着剤と違って変形しても割れることがありません。

 最近になって角型のナップザックが流行っているそうですが、大きさはそれほど大きく
なく、僕のような自転車でたくさんの荷物をしょって走るような物ではないようです。

 生活の必要に迫られてハンドメイドや修理をやっているDIYの日々ですが、こういうネタ
で一冊本を作っても面白いかもしれません。売れるかどうかは別問題ですが。

 
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