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T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

近況80 コミックの制作

2025-05-14 23:50:13 | 同人誌
   

 10年程前から、春のコミティアに向けて同人誌を制作していましたが、今年のコミティア
は5月ではなく6月にずれ込んでいて、しかも私は落選してしまいました。コミティアでの
落選は確か2回目だったと思いますが、イベント規模の急激な拡大でやむを得ず抽選となる
ケースが多いらしく、これも仕方のない事だと考えています。
 前にも書きましたがコミティアでは本を売ると言う事より、作家同士の交流や出張編集部
への持ち込みや批評を聞くと言った人と人の付き合いの多いイベントで、売り上げは二の次
になります。それに昨今ではネット販売の伸びが大きいので、今回はそちらに頼ることにし
ました。つまりイベントと関係なくコミック本を作りネット販売し、別の機会に編集者の意
見を聞くという事にしたのです。

   

 1月下旬に企画を始め、船の本と平行して作業をしていたのでネームの完成は3月下旬と
なりました。ところが下書きを始めたころコミティアから落選の通知が来て締め切りが宙に
浮いてしまったのです。今回は前回の反省を踏まえ、ページ数を減らして画力を上げる予定
でいたので、この際好きなだけ作画に時間をかけることをして、締め切りは船の本の制作を
圧迫しない頃にするという漠然としたものになりました。
 絵の練習もかねて気に入らない下書きは何度でもやり直し、レイヤーに貯めて行くように
します。あとで書き直したレイヤーを比較して見て、確かに進展がある事が確認できます。
下書きですから、ペン入れの段階があるわけですが、おそらくそれも気に入らなければやり
直すことになるでしょう。私くらいの年齢の絵かきなら手クセで描けるキャラクターが何名
もいるもので、描きなおすこともなく一発で描けるものですが、それに頼っていると発展が
望めないし、練習にもならないのです。
 それから、コミックの内容についてはアイディアを披露するだけではだめだと分かったの
で昨年からドラマ中心にする方向で転換を図っています。内容とそれを表現する技量の転換
が完成しないと一般にアピールする漫画にはならなので、今後ともこの二つを進めていく予
定です。

   

 内容の詳細に関しては本の巻末にまとめますが、大体がコミックとはそれ自体で完結する
ものです。後で注釈などつけないでコミック内でまとめるのが普通です。そのように心にと
めてネームを描いていますが、設定の変遷などの流れも面白いので収録するようにしている
のです。今回は主人公のデッサンに苦戦してスケッチの数や下書きのやり直し等がいつもの
3倍になりました。
 下書きの進行状況は3分の2ほどです。コミック完成後は艦船の本Ⅱの手直しと第二刷の
用意に移りますが、売れ行きが良くないので部数は少ないと思います。艦船の本Ⅲの内容は
予告した内容から少し変わるかもしれません。それと、発行部数が少ない関係で、メロンブ
ックスのシステムの関係上、書泉での取り扱いが少なくなってしまいました。
 艦船の本にしてもコミックにしても、このままでは先細りなのでテコ入れが必要だと思え
ますが、今年はその前に移転して安定した環境で再出発すべきではないかと考えています。

   
自転車のペダルを付け替えました。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 4月末頃、リセットがあったらしく周囲の動きが慌ただしいのですが、僕はコミックの制
作をしているので接触は最低限です。しかし連休も明けた4日ほど前、郵便受けを見に行っ
た所、下階の住人と鉢合わせしました。正確には私が階段を下りて行く音を聞いた住人の方
で飛び出してきたと言って良いのですが、その場な何事もなく逃れました。しかしその2日
後に再び郵便受けを見に行ったところ、今度は地上階の事務所の住人が飛び出してきて鉢合
わせになるところでした。その時私はエントランスの自転車のタイヤの様子を見るためしゃ
がみ込んでいたので、正確には鉢合わせにはならなかったのですが。
 そして今日の夕方、郵便受けを見に行くと隣室の住人が自転車で帰宅する所に鉢合わせし
てしまい、慌ててのがれました。この住人はいろいろ問題の多い住人なのでもう接触したく
ないと思い2年程合わないようにしていたのです。
 2日おきにアパートの住人と順番に鉢合わせするという、偶然とは思えないハプニングに
なったわけですが、実はこういう事は今までこのアパートで定期的にあったことで、それ程
珍しい事ではないのです。原因としてはこの住人たちが相互に同じ情報を共有していて、そ
の順番が鉢合わせの順番だったにすぎないと思えました。つまり向こう側が意図的にやった
と僕は考えているのですが、こういう場合を第三者から見ると、どちらが加害者でどちらが
被害者なのか判断がつかないものです。

 一つだけ言えることは、私の側からこれを仕掛けることはほぼ不可能だと言う事だけでし
ょう。近隣地域に知人もおらず、携帯でSNSやLINEなどしないのであれば、三人の外出のタイ
ミングなど分かるはずもありません。
 では逆に僕が外出するタイミングを三人が知る事ができたのかと言えば、階段を下りる音
等からある程度は推測可能でしょう。そして三人が私を名指しで加害者呼ばわりするなどし
ていたとすればそれが目的と言う事になります。ただ、それがなんになるのかは僕にとって
は全く意味がないのでわかりません。そのように仕組んでむりやり被害者になったとしても
いずれは露見して恥をかくことは分かっています。

 しかし、長期的にこのような現象が続くことの方が問題です。それはネット内で同じ情報
が流れ続けていることと、それを使い続ける人たちもいると言う事だからです。当事者では
なく、そういう情報の流れの方が社会的に有害であるから規制などでやめさせるべきではな
いかと考えています。
 
    
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 近況77 スタイラスペンの芯の自作

2025-03-08 20:55:24 | 同人誌
   

 今まで漫画を何本か書いてきましたが、30ページくらい描くとプラスティックの芯が
消耗して交換が必要でした。予備の芯は3本しかなく、別途購入する必要が出てきたわけ
ですが、ネットでは時々芯の自作の書き込みを見ていたのでやってみることにしました。
 竹串や金属の棒による自作が照会されていましたが、棒を適当な長さに切るだけなので
工作の経験がある自分にとってはそれほど難しくないように思えました。まず、アルミの
棒を買ってきて切断し、うまく作動するか試してみました。
 最初は長さが数mm長かったせいか上手くポイントできませんでしたが、アルミの棒は
軟らかいので長さを短くするのは簡単です。しかし軟らかいのでスクリーンの表面で削れ
てしまい、書き跡を残してしまいました。長期的に考えると長さが短くなって作り直す事
になると思えたので、もう少し硬質な金属で作り直すことにしました。
 鉄の芯だと廉価ですが炭素の割合によっては軟らかいので硬い鉄を選ぶ必要があります。
そこでステンレス棒ならそういう心配もなく硬質なので探してみました。最初は棒そのも
のを探していましたが、100円ショップでステンレス棒で作られた製品が結構ある事に
気がつきました。台所用品や洗濯ばさみなどはサビを嫌うため需要があるのです。
 家にはすでにそういう物があり、ステンレスの洗濯ばさみが直径も適合していると分か
りました。そこで切断しても問題ない部分を切って芯のように成型してみました。取りあ
えずうまく作動しましたが、先端をとがらせた方がポイントした時の間違いが少ないよう
です。それとできれば研磨して滑りを良くすれば、使用感が向上するはずです。
 次のコミックはこれで描いてみる予定ですが、問題があれば他に換えるかもしれません。

   

 この他、自転車の前ブレーキの調整などしましたが、フォークごとハンドルとブレーキ
一式を交換する準備を進めていてブレーキシューはそれまで持てばいいので調整で済ませ
たのです。左右のシューの減り方に偏りがあったので、左右を入れ替えたら上手く行きま
した。これは車軸のマウントとかフォークがゆがんでいるからなんですが、交換すれば通
常に戻ると思います。

 ────────────────────────────────────

   

 ここの所アパートの住人がいなくなったり戻ってきたりしています。兆散のきざしがあ
ると前回書きましたが、それぞれにとらえ方に差があるようです。ではそれはどう言った
情報なのか?これも想像になりますが、やはり虚偽の上に成り立つコミュニティーである
事が最大の要因であるように思えます。
 今年の初め頃、しきりと突撃を受けて何かの濡れ衣を着せられるような事がありました
が、それほど大事にもならず終息しました。最近になって女性が関わっているという噂を
聞きましたが、これもそれほど新しい情報でもありません。私の周囲のストーカー行為は
35年にも及びますので老若男女の様々なコミュニティーに情報は広がりきっています。
 いまさらながら女性が関わっていない等とは言えないわけですが、改めてそういう話が
出てくるのは、何か重要な役割を女性が果たしているためではないかと思えます。つまり
90年代にすでに主犯格で関わっていたか、現在主要な活動を行っているかと言う事です。
 世間的には女性がらみの話題は注意を引きやすく、それゆえに私は注意して関係しない
ようにしてきました。それゆえ仮に何かのスキャンダルが流されても虚偽である事が露呈
するのは非常に容易なことでしょう。逆にそう言った軽率な行動で私が誹謗中傷の被害者
だと強調してしまうだけのように思えます。

 これらの観測は密接にかかわっているように思えますが、真実はいったいどういう物な
のでしょうか。具体的な情報がないので私は推測するしかないのですが、男女の性別は関
係ないように思えます。精神になんらかの障害があって他人を自己の利得のために利用し
ようとする者が自滅する過程に私は巻き込まれたのではないかと考えています。
 私の受ける損害は甚大ですが、人生を投げることなく継続して行かなくてはいけないの
は言うまでもないことです。

    M-60?
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 近況76 最近の同人誌の制作状況 兆散

2025-02-14 19:46:33 | 同人誌
   

 漫画企画と並行して本を読んで艦船の本の制作も進めています。書籍の購入は昨年末頃
から行っていましたが、色々やる事があったので実際に読み始めたのは年明けからです。
毎度のことながら、本を読む過程で気になる事が分岐すると、その方向に食指を伸ばし、
また本筋に戻って本を読むの繰り返しです。毎号につき最低でも10冊は読まなければ内容
が貧弱になる上に、良い図版も探しておかねば説明が上手く行きません。
 そこで書籍ばかりでなくネット情報にも目を通して、できるだけ面白い論旨を分かりや
すく説明するように努めます。私の本は基本的に読み物であって、一次資料としての価値
はそれほど考慮していません。そのへんは同人誌でもありますから自由にやることが許さ
れていると思います。ただし、嘘八百を並べるようなファンタジーではないし、そんな作
風だとあっという間に廃れてしまうでしょう。

   
 
 世間的にはウクライナ戦争の地上戦が膠着状態に入り、ドローンが奇襲をかける作戦が
恒常的に行われるように変化してきました。戦車の強さと言う物に疑問を投げかけられ、
関心がドローンと地対空の戦闘へ移ってきました。この傾向は戦闘車両に決定的な改良が
施されるまで続くのではないかと考えられます。要するに私の戦車関係の同人誌が休止に
入ったのは正解だったと思えるのです。
 これらの動向に先が見通せるような変化が表れた時にでも戦車関連のシリーズが再始動
できるかもしれません。

   

 漫画関連に関しては、年明けに講談社・四季賞へ応募しましたが、結果はそれほど期待
しておりません。今後のための前振りと考えています。漫画の制作も通年で継続予定です。
シナリオ・企画の作成に関して一応の手順の構成ができましたので、今後は現実的な手直
しを加えて面白くて売れるような漫画を模索して行くことになります。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 昨年末の11月末ごろから今年1月末ごろまで、色々と私の周囲が騒がしく、例年通りの
情報のリセットがあったのではないかと推察されました。ただ、今回気になるのは、2月
に入ってから兆散のきざしが見えると言う点です。兆散(ちょうさん)とは、一揆の対局
にある農民の抵抗方法で、あらかじめ退避先に連絡をつけておき、ある時短期間に村ごと
移住してしまうという方法です。私の周囲のストーカー達にも何年かおきにこう言う傾向
があり、それは3年とか6年といった周期で起きているように見えます。
 このアパートにしても、騒ぎが盛り上がったかと思うと突然静かになり、数部屋の住人
がほとんど時を同じくして移転すると言う事が何度かありました。私はそういった動きと
関わらないようにしていますので、背景にはネット内での情報の動向が関わっているくら
いの推測しかできません。もっとも今回の場合、異動の季節と重なっていると言う事もあ
りますが。
 また、3年単位で起きると言う事に関しても推測しかできませんが、日本の教育制度が
6・3・3制になっている事と関連があるくらいの考察しかできません。つまり、新世代
のストーカー群が旧世代のストーカー群を押し出すことでローテーションが表面化してい
るのではないかと考えられるのですが、それも推測の域を出ていません。
 下手をすると名誉棄損になりかねないので、こちらからの分析と発表にも制限がありま
す。確証を得るために情報の提供をお願いしていますが、有効な情報提供がない状況が続
いています。
 
        
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 コミックマーケット105に参加しました。

2024-12-30 22:36:45 | 同人誌
   

 本日は、コミックマーケット105二日目が開催され、多くの参加者で賑わいました。
最高気温は11℃と言う事で朝は寒かったのですが、会場内は快適で夏に比べるとずっと
すごしやすいイベントだと思いました。

 私も新刊を作って参加しましたが、制作期間が圧迫され毎度のことながらクロスプレイ
となってしまいました。前回のコミティア150から1カ月半しか製作期間がなく、完成
が危ぶまれましたが、今年の初めに4冊の本を作る計画を立てていたため決行しました。
 普通なら1カ月ちょっとで本を作ることは不可能ですが、事前に準備を整えてプレハブ
形式で短期間に作る事が出来たのです。
 コミック本の制作期間の大部分は書くことに費やされます。文字を書いてストーリーや
文芸設定などを作り、設定や原稿等の絵を描いて完成まで持ってゆくのです。しかし、今
回のような解説本では事情が異なり、事前の資料集めと読み込みが半分以上を締めます。
そこから構想を練って、面白い読みどころを考えます。これらのほとんどの時間は書く事
とはあまり関係がなく、自分の頭の中での作業となるのです。
 そこで、コミックを制作中にも並行して構想を練るという事をしてみましたが、内容が
混乱するのであまりお薦めできない方法ではあります。今回はなんとかまとめることがで
きましたが、艦船の本を始動するというイベントとコミック本を2冊作ることを平行して
進行するのは大変なことでした。コミックが売れるのであればずっと書いていたいところ
ですが、成果がないのでは二刀流で行くしかありません。

    

 今回は異例の12月30日開催となって、翌日の大晦日には1日の余裕が生まれました。個人
的には助かるのですが、何かの事情があった事を考えると、素直に喜べません。31日に開催
しなかったのは会場の都合があったのかもしれません。

 同人誌事情もコロナ禍以来激変していて、私の同人誌の売り上げも減少傾向にあります。
同人ショップの虎の穴での売り上げは往時の三分の一となってしまいましたが、これには、
支払いにクレジットカードが使えなくなった事情や、虎の穴の販売戦略が関わっている様
でした。一方でメロンブックスでの売り上げは変わらず、こちらが主力になりつつありま
す。ただ、今後の事を考えると既刊の電子書籍化は考慮しなければなりません。
 もう一点、ノボリをどうするかということがあります。多くのスペースで普通にノボリ
があって、卓上の小さなものまで見かけます。どこかで販売しているようなので探してみ
るつもりです。日光企画さんではノボリの印刷はやっていないそうです。他にシールのよ
うなグッズも作ろうかと考えていますが、いまのままでは蛇足のようで今一つやる気に
なれません。


   

 今年作った4冊を通して分かった事は、絵的な問題と商業誌との関係をどうするかとい
う事です。
 コミックの絵に関しては、明らかに実力不足です。それはストーリー関係に費やす時間
が長すぎと言う事と、読者はストーリーは二の次であり、見た目のインパクトを欲してい
るという事が実感できました。対策として、ストーリーの簡略化やページ数の削減、それ
によって設定を作る時間やページ枚の制作時間を引き上げる等の方法が必要だと思います。
場合によっては、イラストのみの本をじっくり作る必要があるかもしれません。
 解説本の絵に関してはもっと構造を分かりやすく、動きを交えてメカを解説する必要が
あります。戦車に比べて艦船は地味で分かりにくいので、工夫する必要があるのです。

   

 商業誌に関しては、これまでに名刺をもらっていた編集の方に連絡を入れてみましたが、
既に電話番号が使われていないとインフォメーションがあるばかりで、異動になったので
は?と思われました。艦船の本を専門雑誌に寄贈する方法も、それほど良い手とも思われ
ません。艦船の本はまだ始まったばかりで軸線が定まっていない読み物なので、送られて
も困惑するだけではないかと思います。
 とりあえず、秋に作ったコミックを漫画雑誌の新人賞に送って様子を見てみようと思い
ます。

         
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 コミティア150に参加しました

2024-11-17 21:01:08 | 同人誌
   

 本日はコミティア150、40周年記念の回が開催され、僕も新刊を作って参加しました。
主催者発表で過去最高6909サークルの参加があり、会場は多くの人で賑わいました。
 天気予報では本日まで気温は高めで、明日より最高気温が急降下すると言う予報でした
ので、日取りとしてはちょうどよかったようです。

   

 
 今回のコミックの制作は2か月間の予定が大幅に超過して3か月かかってしまいました。
原因としては、今年初め頃のコミック制作時と同様に情報の漏洩があったため、ノマドワ
ークで企画作業をせざるを得なかった点があります。これがなければ2週間の短縮が可能
ですが、これは今後改善するとは思えません。もう一点は、ペン線を細くして画面の見栄
えを良くしようとしたことです。線が太ければ画面は黒っぽくなりますが、同時に粗い感
じになって見た目に良い物ではありません。以前はCLIP STUDIOで鉛筆線を使っていました
が今回はGペンを使いました。線が奇麗になった代わりに手数が必要になって時間が2倍も
かかってしまったのです。
 セリフなどのポイント数が前回と前々回は大きかったので、小さめにする予定でしたが、
不徹底でまだ大きいようです。セリフを小さくできれば吹き出しも小さくできますし、内
容もいくらか増やせるはずなので次回は必ずやりたいです。
 会場で自分の本や他の人達の本を見比べてみましたが、それでも密度の差があって、
自分の本はまだ粗さがあるようです。これは来年に向けての課題になります。そしてでき
れば自分のキャラクターをカラー印刷したノボリを設置したいと考えていますが、それに
は今のままではだめです。もう少しアピールするような絵が描けなければ一線を突破する
のは難しいでしょう。一線とは、売れる漫画のボーダーラインです。自分の漫画が売れな
いのは客に原因があると考えるのは少し的外れです。ある程度はそういう部分で妥協して
努力するのが作家と言うものだと思います。

   

 今回から、コミティアでの閉店時間を早めて、出張編集部へ行く時間を増やそうと考え
ています。このイベントでは本を売ることは二の次であり、作家間の交流や技術的な収穫
に意味があります。そこで新コミックを作ったら配布と意見を聞くことにウェイトを置い
て、頒布の方の時間を削ろうと考えたのです。これらの努力が実って、普通に売れるよう
な作品が書けるようになったら、元の体制に戻すこともできるでしょう。それは来年の更
に先の話ですね。
 そういう事で、今回は設置に手間のかかるノボリは止めて、撤収を短時間ですませられ
るようにしました。スペースの場所的にも東7館という他と離れた場所になってしまった
ので結果はどうあれ午後1時に閉店する予定です。すると開店しているのは2時間程度と
なりますので、必要経費が出るのか難しい状態にはなります。
 幸い、その二時間の内にいくらか既刊が売れて、出店費用と交通費分はまかなえました。

   

 出張編集部では二名の編集さんに意見を聞けました。1時半に受付に行けましたが待ち
時間が長く、話しを聞き終えたのは3時半でした。正味30分あったかどうかでしたが、
他の人もたくさん待っていた人気のある雑誌だったので、いたしかたないところでしょう。
 コミックの書評としては、やはり分かりにくい部分があったという点と、絵的な問題で
、それは漫画表現の部分と詰め込みすぎてわかりにくいと言う部分があります。
 漫画表現的には輪郭線を太くして平面的な見易さを優先したり、コマ割りを単純化して
紙芝居的な分かりやすさを強調するというアドバイスをもらいました。詰め込みすぎの点
に関しては舞台となる世界観が良く伝わってこない描写不足や、時間をかけてかて解読す
る余裕が漫画全般にはないという部分の指摘がありました。
 二人の一致した意見としてはメカがかっこいいと言う点と、キャラクターが不安定と言
う点でした。その点は僕も自覚していて本が売れない大きな理由がキャラクターの漫画と
しての描き方の不足があります。絵的な部分以外にもヒロインの目的意識の弱さも指摘さ
れましたが、これは描き方の違いであってプロットの時点でははっきりしていました。
編集の方は最初に主人公の目的をはっきりさせておけば読者は引き付けられると言ってい
ましたが、それは別のキャラクター要素でも代用可能ではないかと思えます。

 今年のコミックの制作に関しては、これで終了となるわけですが、そこそこ出来が良か
ったので、どこかの漫画新人賞に投稿する事を考えています。だめで元々ですし、結局本
は一冊も売れていないのです。そして、来年もこれをベースに慢画を描きたいと思います。

   

 本の制作に注力していたらブログの更新をしなくなってしまい、管理ページの機能に制
限がかかってしまったようです。X(元Twitter)の方は時々更新しますが、管理側の方針
で投稿絵画像がAIの学習に使われることが制限されなくなったため、反対している作家は
投稿した絵を削除するという動きがあったようです。僕は元々画像の投稿はほとんどして
いなかったので変更はありません。それに僕の絵がAIの学習に使われると言う事は万が一
にもないと思います。
 他に自転車の手入れが今年はできそうになく、せっかくいい季節なんですが来春を待つ
事になります。夏の終わりごろ、ブレーキの利きが悪くなったのでブレーキシューのポジ
ションを調整してその場しのぎをしました。これはもう一回するかもしれません。
 
    
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 コミティア149に参加しました

2024-08-18 21:13:02 | 同人誌
   

 本日はコミティア149が開催され、私は一般参加しました。目的は5月に描いたコミ
ックを出張編集部に持って行って評価を聞く事と、同人誌を少し見て回る事です。それと
帰りに池袋の印刷店によって、コミケ向け刷ったサスペンションと砲塔の百科を一箱受け
取り自宅ストック分にします。まとまった数を刷らないと単価が高くなるのですが、量が
一人で運べる量を超えているので何回かに分けて運べるように手配したのです。

 5月にサークル参加した時には時間がなくて、終わり際に行ったらいい加減に扱われて
しまったので、今回は余裕のあるところでじっくり読んでもらいたかったというのがあり
ます。結局二人の方に意見を聞けましたが、それで分かった事は読む側の年齢層によって
評価に違いが出るというところです。まあ、それは向こうの責任ではなく、こっちが色々
な人に聞いて回って総合的に判断するしかないということなんですが。それには時間的に
余裕を持って聞いて回る必要があるのです。
 読む側にしてもイベントの終わり際にぎりぎりでやってこられても、充分に読めないし
いいアドバイスも出せないわけです。

   

 今回聞けた良いアドバイスは、ページに少し余分な描写があるとか、細かい説明不足等
でした。何か表現したいシーンがあったら、それを中心に話を組み立てると言う定石とも
いうべきアドバイスがありましたが、それは若い編集者の方から言われた事です。
 もう一人の少し年配の方は、僕の漫画を気に入って頂いて、読み込んでくださいました。
そして良い点についていくつかほめていただいたのは良かったのですが、この漫画はもっ
と高年齢層の読む内容だと言う指摘も受けました。早い話が話の内容が大人向けで若い人
には受けなかったという訳です。同時に少し詰め込みすぎと言う事と、話のつじつまが合
わなく見える部分があって、それは絵で見せれば解消するというアドバイスも受けました。

   

 言われてみればわかる事ですが、作者が自分の作品を読んでもわかりにくいと言う部分
は必ずあるもので、やはり客観的な視点は必要だと分かりました。それと、ネームは複数
回書き直すべきで、今回も時間の制約で一回しか書けなかった事が良くなかったと思えま
した。
 これらの点を踏まえて、今後もコミックの制作は続けて行くつもりですが、短時間で同
人誌と言う形態で描く以上は、ページの制約とストーリーの簡略化はついて回ると思いま
す。そして、見せたいシーンを丁寧に描いて見せると言う点も引き続き留意する必要があ
ると思います。
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コミックマーケット104に参加しました

2024-08-12 23:08:48 | 同人誌
   

 本日は、コミックマーケット104が開催され、暑い中多くの人出でにぎわいました。
私も新刊を作って参加しました。今回は久しぶりに角に配置されて少し期待が持てました。
 1週間ほど前に九州付近で地震が起き、南海トラフ地震が危惧されましたが、今の所は大
丈夫なようです。また、東北地方に台風が上陸して降雨の被害が出ましたが、幸い東京地
方には波及しませんでした。
 雨の心配もありましたが、私は連日の猛暑と様々な用事を果たしている内に体力面での
不安が出てきたので、当日は最低限の持ち物ですますつもりでいました。三日前には首の
痛みが起こって頭痛になりましたが、幸い前日には収まってなんとか健康体での参加とな
りました。会場内はエアコンがあるのですが、会場の外は36℃になるという予報です。
 正午ごろには室内も次第に蒸し暑くなってきて、マスクをするのは苦しくなってきまし
た。会場内の人も8割がたマスクをしていません。ぼくも外してしまおうかと思ったので
すが、なんとなく売り子をしている方がマスクをしていないことにためらいがあったので
そのままにしました。

   

 今回の新刊は、申し込みをした時点では始動前の段階だったので、サークルカットに題
字が入っていません。X(元Twitter)で4日前に告知しましたが、どの程度効果があった
のかは疑問です。すでに通販サイトの予約ではそこそこの手ごたえがありましたが、どう
も虎の穴での売り上げの方が伸び悩む傾向があるようです。聞いた話では虎の穴では書店
を閉鎖したそうですが、どの店舗の事なのか、通販に影響が出るものなのか、は分かりま
せん。

   

 艦船の本のシリーズは今後も続くものとして始めたので、おおまかな構成を考えいます。
しかし、巷にはすでに艦艇関連の本が山のようにあって、ただの猿真似では売れそうにあ
りません。すでに知られている兵器体系をあまり知られていない切り口で描く、等の工夫
が必要です。それに艦艇のファンは戦車より限定されるので、人気の高い第二次大戦中の
日本艦を中心に扱わないと見向きもされない恐れがあります。
 今回の本はシリーズ第一作と言う事で艦船の歴史を掘り起こしたのですが、やはり派手
さに欠けることは否めません。近代か近世の機械や機構について、もう少し掘り下げる必
要があります。

   

 今回は新刊はそこそこ売れましたが、他の既刊はそれほどでもなく、疲れたのみと言っ
た具合です。しかしすでに5年を経過しているサスペンション百科がまだ売れ続けている
のは少し驚きました。サスペンション強し。
 売り上げとしては最盛期の半分と言ったところで、売れ残った新刊はメロンブックスさ
んが引き取ってくれました。そちらでの予約は好調なので、冬前にははけてしまうでしょう。
それと二時半ごろ某出版社の方がいらして名刺をもらったので何か進展が望めるかもしれ
ません。今後に少し希望がつながったと言う所でしょうか。 
 
   
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コミティア148に参加しました

2024-05-26 22:11:18 | 同人誌


 本日は、コミティア148が開催され天気に恵まれて多くの人でにぎわいました。
私も新刊を作って参加しましたが、入稿が開催の3日前のぎりぎりになって肝を冷やし
ました。昨今の同人誌は3日どころか1日でもできるらしく、スピード化が加速してい
ますが、若い人たちはもっぱら電子書籍での購入が多いようです。それで、今回の新刊
は電子書籍での販売を申し込んだのですが、ちょっとトラブルがあってまだ開始されて
いないようです。
 イベントの方は、コミティアらしく序盤は人がまばらで少しずつ人が増えて行って、
みんなゆっくりと見て回っているようでした。昔の知人とも話ができました。このイベ
ントはこういう部分が主体で売る方は二の次といった具合です。しかし戦車関係の本が
少し売れて、二時ごろには完売しました。そのおかげで経費はペイできたようです。
もともとそれほど売れないイベントと思って無理にもっていかなかったので、もう2割
増しでもって行っても良かったかもしれません。

  

 毎回、コミック本は何らかの進化を目指して勉強していますが、今回は昨年末から5
月を目指して、アイディアから完成までの一貫したシステム化を目指しました。
 システム化などと言っても漫画作家の方はすでにリアルでやっていることを、理屈で
追及しなければならないのが現在の私の境遇です。まず様々な漫画ハウ・ツー本を読ん
で、漫画制作のノウハウを抽出して、手順を考えました。私にとって必要だったことは
アイディアだけでは漫画は成立しないので、どうしたら人に読んでもらえる漫画になる
のかという点でした。実は私自身には漫画を通しての友人はほとんどいなかったので、
そういう部分が欠落していた訳です。

  

 どの参考書を読んでも大切な部分はドラマだと書かれています。しかし、ドラマとは
いったいなんなのでしょうか。そして実際に漫画を描くのであればもっと詳細なノウハ
ウも必要です。そういう分析に2か月ほどを要して、プロットを描き始めました。
 某出版社で30年ほど漫画編集者をした方が書いた、映画を元に解説する漫画の書き
方指南の本があり、信ぴょう性があるのでそれを元にしてプログラムを組み立てること
ができました。その本では、登場人物を3名に絞り、そのかかわり方でいくつかの類型
があると言います。僕は、アイディアを思いつく段階までは比較的早いのですが、そこ
から先がうまく行っていなかったので、アイディアをドラマに結びつける方法を重点的
に考えてみたのです。

  

 その結果、ある程度高い確率でドラマに結びつけることができるようになりました。
プロットというのは話の骨格であって、実はドラマそのものではないのです。プロット
はあくまで話の流れであって、そこにキャラクターの感情の注釈をつけることでドラマ
になると知りました。そして読者は、主人公の感情の流れが理解できなくなると読むの
をやめてしまうとも書かれていました。実際その通りだと思います。
 漫画の主人公の感情の流れとしてのストーリーが最も重要であり、それはシンプルな
ものなのだと分かりました。この場合の感情の流れとは、単にびっくりするとかがっか
りするとかだけではなく、悲しんだり怒ったりして最終的に考え方に変化をきたす所ま
で描ければ成功ではないかと思えます。ただ、面白い事にヒーローにはこの手の変化が
ないのだそうです。ヒーローの目的意識は常に揺るがず、物語の中で一貫しているので、
それに変化を求めるとすれば、成長物語とのアレンジになるという事です。
 こうしたノウハウは、ある程度長い経験がなければ抽出できないものなので、経験が
ある方が書いた参考書をいくつも読んで見つける努力を惜しみませんでした。もちろん、
自分でもたくさんの映画やアニメやドラマを見て、それが正しいのかどうか、同意でき
るものなのか、よく考えました。

  

 3月に一つのプロットを描いた後、もう一つのプロットにかかり、今回はそれを漫画
に仕上げました。話を作る練習という意味では、何回でもプロットを作ってみたかった
のですが、やはり最終的に完成品に至らなければ練習の意味がないと思われたのです。
 実際に、漫画を描いて印刷して本になったものを読んでみると、何か印象が違ってい
て、細かな修正のノウハウが必要であることが実感できます。前回の失敗から、今回は
絵の密度を高めて細い線で描くのが良いと分かったので、それを試しました。
 また、1ページ内のコマ数も平均で2コマ増やして、1コマ分の面積が狭くなる所を
線の細かさでカバーするようにしました。印刷代をかけて本を作るのですから、いい加
減な物は作れません。出来上がった本に初見でだめな印象があれば、それを良く覚えて
おいて、次で修正する材料にするのです。今回見つかった修正事項は、フォントのポイ
ントが大きいという部分です。また、ところどころに粗さが目立つ部分があり、そこに
なにか細かい小物を書き込んだらフォローできたのでは、という勘所もつかみました。

 

3時にはブースをたたんで出張編集部へ行って、意見を聞こうとしたのですが、時間
が終わり際だったせいかあまり熱心ではない編集者に当たってしまい、突っこんだ意見
聞けませんでした。若い方だったので漫画に対しる見方も違ったようで、表面的なアド
バイスをいくつかいただいたのみで、内容云々までは聞けなかったのです。
 それではあまりに扱いがぞんざいだと感じたので、こちらからどうしたらよいのかと
聞いてみたのですが、漫画の文法を理解してト書きに頼らず絵で表現するようにと言わ
れました。私の方からはその編集者が読む気をなくしているのが良く分かりましたが、
そういう人にも読ませるのが漫画の文法だと良い方へ解釈しました。なぜなら、漫画は
たいていの人が暇なときに読み捨てにするものなのですから、難しい話を読ませるには
よほど巧みなやり方でないとだめではないか、と思うのですが。
 ただ、今回は絵はそこそこ描けていると言われたのでそこはプラス要素でした。毎度
のこと僕のコミックはお客が手に取る事もなく素通りして行くことが多く、意見すら聞
けないので、今後も編集者の意見は大なり小なり参考にして行けると思えます。
 時間がないというので余裕のある他の出版社の編集者に聞こうとも思いましたが、そ
の後の事もあったので切り上げることにしました。時間はちょうど4時でイベントの終
了の時間だったのです。

 

 面白い事に、こうして一貫した作業をしてみると、一話完結のアニメが良い教材にな
ることが実感できたのです。今回の僕の場合、モノクロアニメの鉄腕アトムでした。
ネットで無料公開していたので視聴してみると、SFのアイディアを毎回うまくドラマに
織り込んでいて、当時の人気の高さがこういう所にあったのではと思えたのです。
 今後も映画やアニメの視聴は続けて行こうと思います。そしてできれば漫画を読む事
も増やして行きたいと思いました。現在私は週刊漫画誌はほぼ読んでおらず、単行本を
買うのも1ヵ月に一冊くらいなものなのです。編集の人からあまり漫画を読んでいない
点を指摘されたので、何とかしたいと思います。 

 次の漫画本は半年先になると思いますが、その間も何らかの下準備はして、今回の本
からフィードバックできる部分は最大限活用したいと思います。
 


 
 
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 近況70 自転車の整備

2024-03-31 20:07:00 | 同人誌
   

 どうしても後輪の空気が抜けるのでここの所毎日空気入れをしています。なぜ空気が抜
けるのかというと主に原因は二つあって、パンクとバルブの不良なんですがパンクの方は
数日おきに穴が開くという異常事態で手が付けられません。またバルブの方は抜けたり抜
けなかったりなので、何かのコツがあるのでしょう。
 パンクに関しては穴を見つけてパッチをゴム糊付けすればよいのですが、この機会にと
ってあったワンタッチのパッチを試してみました。注意書きではチューブの表面を紙やす
りで粗くして貼り、30秒強く押すだけだそうですが、結果だけ言うとうまく貼れません
でした。なぜかはよくわかりませんがチューブと合わなかったのか、あるいはロードバイ
クのような細いタイヤでなかったからかもしれません。

    
 裂けたムシゴムと溶けたムシゴム

 バルブに関しては一度新型バルブをあきらめて、昔の虫ゴムのバルブに戻してみようと
したのですが、これもうまく行きませんでした。理由はというと虫ゴムが不良で穴が開い
たり、液体空気で溶けたりしたせいです。このゴムは100均の修理セットに付属してい
た物なので、その辺から考えると品質が怪しかったのは間違いないのですが、買い替える
より元の新型バルブに戻して様子を見ることにしました。新型バルブの場合二回に一回く
らいはまともにに気密になりますし、チェックすれば漏れもわかります。

      
 一カ月前のパッチの横にまた貼る  まだ使わない新品チューブ 

 それで結局は、パッチを3つ貼ることになりました。三回目は初回のパッチのすぐ横に
穴が開いたのですが、これはパッチがチューブの膨張を引っ張る形で開いたと思われます。
どうも素人技で思わぬ失敗がありますが、これはチューブそのものが古くなって来ている
という事だと思います。これでだめなら既に買ってある新品チューブに換えるのが無難で
しょう。
 本日の天候は初夏のように暖かく、桜はまだですが屋外で楽々パンク修理できました。
今後できれば春の整備をしようかと思いますが、時間がとれるか微妙な所なので最小限の
クリーニングで済ませることになるかもしれません。

   
 切れたチェーン

 先月のギアの交換は思ったよりうまく行って今のところ普通に動いています。ただし、
追加したワッシャーが少し厚かったようで、厚さは半分の1.5mm程で十分でした。寒さで
ディレイラーの動きが鈍るとチェーンにテンション(引張り)をつけるのが間に合わず、
トップギアの外へはずれるケースが時々あるのです。そして運悪く、チェーンの接合部が
引っかかって切れるという事が一回ありました。ワッシャーを薄い物に換える事もできま
すが、気温の上昇でオイルが正常に働くようになったので、半年は今のままで良いと思っ
ています。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   

 去年は、3月27日に都心に行って花見をしたのですが、今年の開花は遅れていて昨日
や今日あたり開花という場所が多いようです。去年のブログを見ると、その後ストーカー
行為が激しくなり何かがあったらしいとありますが、今年も同じような事態になりました。
ただし今年はまだ都心へ行っていないので、これは私の言動とは関係なく行われたあちら
側の事情によるものと考えられます。しかも去年の事を知っているはずの者が今年も同様
のイベントに同調しているのですから、故意にやっていると考えてよいでしょう。
 この人たちはおそらくアカウントを削除するなどの方法で記録を消しているので、私の
責任にして逃げるというてん末を毎年繰り返していますが、半年くらいの長いスパンとは
言え、再現性がある以上は言い逃れが効かないと思えます。つまり、次回のリセットがあ
る前にそれを指摘する事も可能なわけです。

   

 しかし、長年この人たちを見ている限りで感じるのは、この人たちの精神の脆弱性がそ
の根底にあるという事です。結局は他人に精神的に依存しないと生きていけないことから
目を背けつつ、治す方法が分からずやめられないという悪循環があるのでしょう。
 原因になっているのはごく少数の人で、その人を特定すれば止められると以前は考えて
いましたが、これは社会的な広がりを持った集団の病理であるように思えます。

 

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 コミティア147に参加しました

2024-02-25 23:06:39 | 同人誌
   

 本日はコミティア147が開催され、コロナ禍の以前とほぼ同じように賑わいました。
私は一般参加でしたが、その目的は去年末に作った漫画本を出張編集部に持って行って、
プロのご意見を聞くことにありました。また、久しぶりに大規模な創作イベントを回って
そのレベルや技術や傾向を感じ取る目的もありました。
 コミティアはコロナ禍以前のコミケと違って入場も全般的な雰囲気もまったりしていて
一般参加としては昼頃行ってもよかったのですが、少し早めに行って一般参加列に並びま
した。しかしおり悪く冷たい雨に降られて30分ほど耐えることになりました。もっと早
くから並んでいた人たちはつらかったと思いますが、ここでしか手に入らない本を手に入
れる為にあえて早く来たのでしょう。
 まず会場を少し回って、うまい人や刺激を受ける本を探しましたが、どの本も技量とし
てはプロ並みで、昔のコミティアのような手作りの雰囲気が感じられません。そういう物
もあるにはありましたが、ずっと数が少なくなって肩身が狭そうです。5~6冊の本を買
い、全体の半分くらいを1時ごろまで歩き回りました。昔は全部手に取ってみていたもの
ですが、いまではとてもそんなことはできず、ストーリーの良い物を発掘するのは困難を
感じます。どうしても見た目のアピールが重要であると痛感しました。
 僕の本をここへもってきても、確実に一顧だにされないと思い、大変な危機感も感じま
した。しかし、もう時間に余裕がありません。気を取り直し出張編集部のブースへ向かい、
雑誌社の名前を閲覧しました。人気がある講談社のブースには人が列をなしていたので、
本を一冊置いて他を当たりました。若い頃お世話になった少年画報社は来ておらず、もう
一社の徳間書店へ行くと空いていたのでそこに決めました。

   

 編集の方は僕よりずっと若く、どういった経験を持つ方か分からなかったのですが、多分
僕より今風の漫画に慣れ親しんでいるはずです。編集さんは僕の本を二回読んでからご意見
を述べられましたが、その時点で話が難解で理解しずらい部分がある事が良くわかります。
そしてやはり、話が分かりにくいという指摘がありました。いろいろ話をしてみると、まず
導入部が説明不足で面食らうという事と、結末が唐突でよく分からないとおっしゃるので、
少し口頭で説明したところ理解していただきました。つまり、見た目ですぐ読者に分かるよ
うに演出を工夫し、絵で表現すべきという事です。
 プロットとしては筋は通っていてもキャラクターの感情表現が伴っていないので、読者が
分かりにくいと言う、僕の今までの漫画に共通した欠点が指摘されました。僕としては今回
その部分を治すべく注意したつもりですが、まだ足りないという事です。ネームを描いた時点
で編集さんのような漫画に理解のある方に読んでもらって意見を聞くのが、最も効果のある
改善方法であることは明らかですが、今の僕の環境ではすべて自分でやる以外に方法があり
ません。なぜなら出自の明らかでない人に読んでもらっても、その時点で情報がネットで拡
散されることは目に見えているので不可能なのです。
 自分の目と考えで良い漫画を量産できるようなロジックを構築する必要がありますが、これ
はどの漫画家さんでも同じことで、みんな自分(と編集者)の判断しか当てにならないのです。

   

 その後、帰途につきましたが、さてどうしたものかと考え込んでしまいました。しかし、山
積みにされた問題もコミティアに来たことによって得た収穫といえます。これがなければ前進
することすら危ういのです。今後もできれば機会を得て他人の意見を聞いてゆきたいと考えて
います。
 帰りに書泉ブックタワーによって蔵書のストックを確認しました。どういうわけか国元戦車
塾の書棚に置いてありますが、他の方々から特別に扱っていただいて大変嬉しく思いましたが、
今後の戦車関係の解説本はしばらく続かない期間があるので少し残念でした。

   
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