T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

コミティア122に参加しました

2017-11-23 21:53:51 | 同人誌

 本日はコミティア122が開催され、4800あまりのサークル参加がありました。
 午前中激しい雨の開場となったため人出もまばらでしたが天候も回復したらしく程なく
いつもの人通りとなりました。
 今回は新刊もペーパーもなく、いつもの青年誌区域から歴史区域へ初めて出店し、他の
ミリタリーサークルからの波及効果を狙ったのですが、何分にも既刊ばかりとあって売れ
行きはぱっとしないものでした。

 コミティアでは毎回参加サークルにアンケート用紙が配布され、そこにイラストを描き
こむスペースがあるのですが、採用されると会報であるティアズマガジンや案内書に掲載
されます。
 僕はこのイラストの常連になっていて、今回も掲載していただきました。どうやら技術
的に上手い人たちは売り子やスケッチブックに忙しいらしく、またこういう会場で絵を描
くのに慣れていない人は上手く書く事が出来ず、結果的に僕のようなノマドワーカーであ
まり売れていない人の絵が編集の目に止まるようです。
 それでイベントの間はブログの記事を書いたりアンケートを書いたりして時間を過ごし、
時々お客さんが来ると応対している訳です。
 コミティアではこういうまったりした雰囲気が好きで来る人たちが集まり、年々規模を
拡大しています。

 戦車サスペンションの本の続編を望む声が結構あるのですが、今の所作る気はありませ
ん。ネタは探せばまだあるはずですし、いくらでも考える余地はあるのですが、僕として
はやはりコミックを描きたいと言うのが本音です。と言っても今回もコミックの売り上げ
は1だったのですが。
 コミックが売れるようになるには、ただ描けるだけではだめでプラス何かの要素が必要
だと言う事が分かっています。要するに宣伝となる部分が大きいわけですが、では目立て
ばそれでいいのかと言えばそれは違うと思います。多少のテクニックは容認されるにしろ
私はネットで小細工して自分の存在を触れ回る気にはなりません。
 最終的には自分の適性とか、読んで間違いなく面白い作品が評価されると考えています。
それで行くと自分にはコミックの適性というか決定的な才能がないのではないかと思う事
もあります。いけませんねこんなことでは。

 帰りに秋葉原書泉ブックタワーに寄り、サス本が完売したことを確認して補充しました。
駅から自転車で帰る途中、北東の方角に流れ星を見ました。8時半ごろでした。

 二週間ほど前からバックを新しいものに変えて様子を見ています。前のバックはビジネ
ス用で機能的にもよくまとめられており、ほかに候補がなければ使うつもりでいました。
 半年ほど探し回った結果、中国製の安物が自分の体に合うということが分かったので使
っています。このバックは前のものより大きく薄手の材質でできているので軽いのが特徴
です。おそらく耐久性がなく数年で壊れるのではないかと思います。
 また、ポケットが一通りそろっているもののバックが大きすぎておさまりが悪く、別途
固定用のバンド等を設置する必要があります。  

近況 27

2017-11-19 23:03:56 | 日記・エッセイ・コラム
 ●コンビニで発売されているサイコパス関連の本に関して


 つい数週間前のこと、コンビニでサイコパス関連の本が発売されました。
『図解 あなたの近くの危険な人物! サイコパスの話』です。昨年の中野氏の本以来、新
しく書かれた本ですがコンビニに並ぶ廉価本としては珍しく突っ込んだ内容になっていて少
し意外でした。
 監修に精神科医の名越康文氏を招いて従来のサイコパスの書籍をまとめた内容になってい
ますが、これは当ブログの記事とも通じるところがあります。
 私との関連性はともかく、いくつか気になった点がありますので書いてみます。

 まず、サイコパスの遺伝的形質に関してほとんど触れていない点です。サイコパスの書籍
では家系による遺伝が経験則的に明らかになっている点が書かれていますが、必ずしも反社
会的行動を取るとは限らない人物もその家系から生まれているという注意喚起もあります。
サイコパスの発生過程に不明な点が多いと言っても遺伝的形質に関しては触れておくべきだ
ったと思います。
 また、サイコパスへの対策として、グループから締め出して相手にしない的な事が書かれ
ていますが、サイコパスは他人に共感することもなければ自分への感情も感じる事がありま
せん。サイコパスが寂しい感じをかもし出していると言う事がしばしば報告されていますが、
それを他人がケアする(例えばパーティーに読んだり、親身になって話し相手になったり)
としても解決できるものでもなく、あれは脳の障害から来る症状なのです。サイコパスは、
集団の中にいても他人に共感できないので孤独であることには変わりがありません。
 したがって集団から締め出すという対策は感情的な刑罰としてあまり有効ではなく、こち
らの身を守る為と言った方が当たっています。
 さらに、個人的なコミュニティーならいざ知らず、公的な会社やグループにはいくらでも
サイコパスが入り込む余地があって、その仕組みを利用する事で彼らは周囲への影響力を行
使することができるので、自分たちのグループから締め出すと言う方法は非常にパーソナル
な範囲の防衛手段だと考えた方が良いでしょう。
 
 サイコパスに関する著作は年々進歩する傾向が見て取れます。対策に関してはかなり具体
的な所まで来ていますが、まだ決め手に欠くという部分は動かないようです。サイコパスの
問題は、かなり危険な社会的タブーを含む為に公的な規模での対策が進まないからでしょう。
 この著作からは重大なヒントをいただいたので、仮に私のブログが参考になっていたとし
てもギブ・アンド・テイクの関係が成立していると考えています。私は何かの権利問題が出
たとしてもノーリアクションでいるつもりです。


 ●まとめサイトとそれに類似の方法に関して 

 今週になって、まとめサイトによる差別発言等の被害に関する裁判の判決があり、まとめ
サイト側の有罪が報じられました。判決は、サイト側はネット内での差別発言を引用してい
るものの新たな意味あいを加えているとして、その責任を問う形になっています。サイト側
は上告の意思を表明していますので、この判決はまだ暫定的な判断とは言えますが、今後の
まとめサイトおよび類似の手段に対してけん制する材料となることは否めないでしょう。

 この報道を聞いた時に、私は私の周囲のストーカー行為との関連性を考えました。
 私への集団ストーカー行為の反復に関しては、何者かが定期的に情報を流しているようだ
と言う推測を述べましたが、過去の情報や最近発信された個人の情報をまとめて流すと言う
行為は、良くこれと合致するように思えます。この内、過去の情報は動機の提示に、現在の
情報は傾向と対策(すなわち最近の私の個人情報)のように思えます。
 ただし、これが業者のような専門的な人間の手によるものか、もっと個人的な規模の行い
なのかは分かりません。今の所は情報が足りないのです。しかし、上記のような「ネット上
の情報をまとめて何かの反社会的な目的性を付加して流しても罪がない。」と言う考え方の
否定が判決になった以上、彼らへの対抗手段として有効だと考えています。

近況 26

2017-11-05 21:55:19 | 日記・エッセイ・コラム


 本日は早稲田祭二〇一七が開催され、私は足を運んだのですが会場があまりに広く人出
も多かったため、まともに回ることができませんでした。二日にわたって開催される学際
で、それぞれの日で出展に入れ替えがあり、アニメーション研究会等は土曜の1日だけの
公開で見る事が出来ませんでした。
 何でこんなことになったのかパンフレットの索引を見てみると、早稲田大学〇〇研究会
の項が100以上あるではないですか。これではまともな出し物を探す方が大変ですよ。
しかも驚いたことに、キャンパスは広くまだたくさんの空き室があったことです。人の多
さもさることながら、このキャパシティーの大きさがこの大学の特徴だなと思いました。

 そんなわけで最初に探した漫研のブースにたどり着くまで30分を要してしまいました。
そしてそこは似顔絵大会の場と化していて、会誌は入り口の受付に少量だけおいてあると
いった具合です。時代とともに漫画に対する考え方も変わっているのだなと感じましたが、
とりあえず会誌を購入しました。大学の漫研ですから画力はともかく内容には期待してい
たのですが、面白い物は2~3作といった感じです。その時、私の期待が勝手に肥大して
いたのを感じてしまったのでした。

 私は若いころ早稲田の近くに住んでいて、学際に出くわしたこともありましたが、当時
は入場が有料で入ることができませんでした。それで大学文化とはどんなものかとずっと
考えていたのですが、時が流れてそれらはどこかへ消え去ってしまったようです。
 あのあと、文化祭の収益が政治団体の資金になっていたことが露呈して、おそらくその
後は無料になったのでしょう。現在の純粋無垢な学生たちの顔を見ると、こういう変質も
また時代の流れなんだなあと思います。

 ほかに変わったことはと言えば、自主制作映画を上映していた研究会が多かった事です。
やはり映画を製作する機材や方法の入手がより手軽になったことで、このような変化があ
るのでしょう。やる気と若さがあれば何でもできてしまうと言うのは誠にうらやましい限
りです。

近況 26

2017-11-04 22:04:29 | 同人誌
 本日は、第5回書泉グランデ・ミリタリーマーケットが開かれ、私も参加しました。
前回は5月の単独開催でしたが、今回は神保町の古書市に時期を合わせての開催でした
ので、客足が期待されました。しかしそれほどのこともなく、売り上げも交通費ほどと
言った具合でした。



 文化祭の季節ですので昨日から各所で催し物があり、大学の文化祭へも行きました。
10月中は二つの台風の来襲で天候もおわしくなかったのですが、連休中は好天に恵まれ
神保町は人でいっぱいでした。何とかあれをグランデの7階まで誘導できないものか?
と思ったのですが、まあ何か目玉を用意して事前に宣伝でもしないと来ないだろうなと
あきらめました。
 
 年末年始に向けて漫画を制作する準備に入っていますが、例によって情報漏洩を恐れ
て細々と行わねばならず、遅々として進んでおりません。周囲の状況を見ると、徐々に
ウォッチ界隈の関心が薄れているようですが、まだ粘着している者は何人かいるようで、
全く油断がなりません。
 そんなわけで、体調が回復傾向にあるのに今年中の新刊の刊行が危ぶまれています。
首や肩の具合は悪くないのですが、微妙に痛みが残り無理をすると頭痛が出ます。こち
らも油断がなりません。
 来年には引っ越しを実現して、自宅での制作を正常な環境で行えるようにしたいと考
えていますが、その前にまず何か作っておかねばなりません。イベント会場では、戦車
サスペンションの本の続巻を希望するお声をいくらか聞く事が出来ましたが、私として
は続巻の予定はなく、別の企画を考えていることを述べました。確かに売れているシリ
ーズの続巻ともなればまた売れることが期待できますが、私としてはまともな漫画を描
いて正当な評価を得たいと考えていますので、続巻は次善の策でしかないのです。


 自電車の後輪のゴムが剥離し始め、交換する必要がでてきました。後輪は前回の交換
から1年ほどしかたっておらず前輪より大分寿命が短い結果になりましたが、これは後
輪の方がダメージが大きい事と普通のスリックタイヤにしたことと関係がありそうです。
 前輪は以前のハーフ・スリックタイヤでまだ裂けそうな気配がありませんが、おなじ
タイヤを後輪に使った場合裂けることを確認しています。メーカーのアサヒは最近新し
いハーフスリックタイヤを出したらしく、良い機会なので前後輪を同時に交換しようか
と考えています。