すり減った後輪タイヤと新品
毎年、春と秋の気候が穏やかな日に自転車の整備をやっています。今回はタイヤの交換
をしました。ボトムブラケットから異音がしたこともあったのですが、グリースを注入し
たら音が消えたので少し様子を見ようと思います。使ったのはホワイト・グリースと言う
バイクチェーンの高速用のものです。スプレーなので細い隙間に注入できて固まるとロウ
のように固くなります。白いので油あ汚れが混じると見栄えが良くないのが欠点です。
予備のベアリング¥150
まず前日に汚れを大まかに掃除して、翌日に交換しました。一挙にやると一日がかりに
なるので二日に分けたのです。以前に後輪を交換した時に付け替えた新しいタイヤですが、
メーカーがトレッドパターンを新規に開発したもので、以前のように裂けるという事はあ
りませんでした。このまま中の繊維が出るまで使っても良かったのですが、冬の寒い日に
当たると交換作業が大変なのでキリのいい所で換えたのです。
チューブには少し錆の跡がありましたが一度もパンクしたことはなく、車輪とタイヤの
マッチングは非常に良いと思えます。それでチューブやバルブは交換しませんでした。
ついでにチェーンとギアにウレアグリスを塗っておきましたが、グリースは長期潤滑で
きるかわりに砂やほこりを吸着するのでチェーン用にはあまり使われません。が、水や雨
で流されにくいのでMTB等には使われます。僕は雨の中を良く走るのでシリコン系のオイル
ですと一月くらいで塗り治す必要があったのです。
自転車自体はどこも悪くないのでこのまま使い続ける予定ですが、塗装の痛みが激しく
なってきたのが悩みの種です。