ちくま新書 原田隆之著 2018年4月10日発行
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先月またサイコパス関連の文庫本が出たので読んでみました。この本は少年刑務所のカ
ウンセラーの経験のある心理学者の著作で、犯罪を犯した人物との交流と矯正の経験をも
とに書かれています。流石に刑務の最前線に居ただけのことはあり、氏のサイコパスに対
する考察と疑問には深く重いものが感じられます。
私の父は少年鑑別所の職員として30年余りを務め、その経験談を小説の形で自費出版し
ていました。父は仕事を家庭に持ち込みませんでしたが、その仕事の一端はそのような形
で私に伝わっていました。父の文学同人誌はそれだけではありませんでしたが、内容の鮮
烈さからか地方の文学賞を受け、新聞に取り上げられてもいます。
私が心理学をかじり始めたころ、その父が私に聞かせてくれた話があります。それは、
ある心理学者が刑務所の囚人をカウンセリングしたところ、散々に脅されなじられて前後
不覚になって帰ってきたというものでした。実はこの話、今回の「サイコパスの真実」の
作者の回想とよく似通っていて、時期的に本人ではないかと思われるのです。父がどこで
この話を聞いたのかよくわからないのですが、恐らく矯正に関わる施設の機関紙あたりが
出典ではないかと思います。少年鑑別所は国の出先機関であり国家公務員です。機関紙は
全国規模の物なので、日本のどこかで矯正に携わっている人の体験談として掲載される事
によって伝わったのではないかと思うのです。
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この作者はサイコパスという存在に大変衝撃を受けたようで、あの時私を脅した人物は
サイコパスであって、その操作の手にまんまと乗ってしまったのではないかと回述してい
ます。このような過去の疑問が氷解した経験は私にもあり、サイコパスを始めとした反社
会的パーソナリティー障害者への取り組みに真剣に向き合わなくてはならないという決意
はよく理解できるのです。
心理学者というのは得てして心理学によって人間の心理を解明したと思いがちの所があ
るのですが、サイコパスの存在は性善説を科学的に否定するもので、実際に多くの裏付け
がある事に衝撃を受けざるを得ないのです。それだけに今世紀になって急速に明らかにな
ったミッシング・リンクに魅惑を感じるのではないかと思えるのです。
本の内容としてはサイコパスの説明に多くを割く他の一般向け専門書と同じ体裁を取っ
ていますが、今後の日本の刑務や法律に与える影響に関して実践的な疑問も書かれていま
した。彼の様に実際に国の方針に関わる学識者達の間にサイコパスへの正しい認識が広ま
ってゆけば、遠くない将来に具体的な法改正につながる事は間違いないと言えます。
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私の父は今でも小説の執筆を続けていて、現在は子供のころの虐め経験を書いていると
先日話していました。僕は自分の同人誌と一緒に「サイコパスの真実」を贈ろうと考えて
います。
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このブログでは毎年6月と12月の末あたりにリセットが行われていると言う事に何度か
触れていますが、今もってリセットが具体的に何を指しているのか確認できていません。
ウォッチ界隈か何かのコミュニティーにおける情報の流通が一時的にストップする、もし
くは白紙化する現象ではないかと推測しているのですが、なぜ誰の手によって行われるの
かは分かっていません。
また、ここ数年リセットの前倒しという現象もみられ、6月末だけではなく5月末にも
それらしき現象が観測されていました。これはウォッチ界隈の構成人数が増えた事による
階層化のせいではないかと考えられますが、リセットが早ければ有利になると言う訳でも
ないらしのでこれに関しても謎が多いのが現状です。
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今年は更に一か月前倒して4月末ごろのリセットがあったらしく、近隣住民からの直接的
なストーカー行為がまとめて行われました。また、5月5日に向けて戦車サスペンションの
本を作っていたのですが、その内容が外部に漏れている兆候も観測されました。自宅での
作業を最低限に絞った上で周囲に情報が流出しないよう気を配ったつもりでしたが、何か
の方法でPC画面か打ち込んだキーパンチを見る方法があるのかもしれません。
5月5日当日、イベント会場に作った本が印刷所から搬入され、私は目次をレイアウトし
出力して掲示しました。その一行「T-34はクリスティーサスペンションだったのか?」
を見た某氏が、「一般的にはT-34はクリスティーサスペンションの改良発展型と言わ
れているんですが。」と言ってきました。
一般的には、T-34はクリスティー式サスペンションであるという記述がされており、
それは動かぬものでです。彼の言葉はこの事実と矛盾します。ソビエトはBT戦車系列で
独自の改良を行っていましたが、それはサスペンションの名称に疑問が出るほどのもので
はないというのが一般認識です。私はそこへ疑問を提示した上で改良発展されたために、
クリスティーサスペンションとは言えない物にまでなっているのではないのかと記事に書
き、その根拠を示すための歴史的な経緯を含め2ページほどを費やしています。
彼はその後何も言わず本も買ってはくれませんでしたが、どこかのコミュニテーでその
ような議論がされていたとしても「一般的には」という言葉には違和感を感じました。
果たして彼はどこでこれについて先知したのか、またなぜ「一般的には」と言ったのか、
私には全く理解できない出来事でしたが、仮に本の内容が事前に漏れていて彼が自分の優
位性を誇示しようとしたのであれば筋は通ります。「一般的には」は「我々の間では」を
指し、ウォッチ界隈での不正な情報の流れを指します。しかしそれを証明するには証拠を
押さえなければなりません。
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そこで4月末のリセットにつながります。5月5日のイベントに同人誌を間に合わそうと
すれば事前に原稿を完成させて少なくとも1週間前には印刷所に納めなければなりません。
4月中に原稿の電子情報の流出があり、ウォッチ界隈にアイディアなり話の落ちなりが流
れ、構成員に周知された上でリセットされれば全く痕跡が残らないと言う事になります。
そしてその後に同人誌の販売となり、彼らの方がタッチの差で早かったという既成事実が
できてしまう訳です。
しかしこれは推測にすぎない上に、そんな事をしても実質的に彼らに得となる事はない
ので私としては話の面白さ以外には意味がありません。なぜならT-34のサスは改良型
云々の論法は私独自の視点からなされた物であり、それに対し著作権の主張ができるので、
もし同じ論法を展開すれば私が訴えることができるからです。つまり考え方に署名の様な
印があるのと同じ事なのです。
結局彼らは何がしたかったのでしょう。その手法は高度に洗練されていますが、目的が
意味不明です。手段の目的化が進んだ結果、自分を見失っていたのでしょうか。それとも
元々自分というものが希薄な存在、サイコパスだったのでしょうか?
これに関しては5月末か6月末ににもおそらくリセットがあるはずなので、何かの情報
が観測されるかもしれません。