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T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

 近況82 2025年の真ん中

2025-06-30 22:41:13 | 日記・エッセイ・コラム
   

 ここの所、梅雨だというのに高温が続いてもう初夏な感じですが、関東地方の梅雨明け
はもう少し先になるそうです。聞いた話ではこの様な異常気象はもう異常とは言えず、今
後の日本では常態化するそうです。それに伴って食料生産にも影響があって然るべきで、
転換を図らなければ収穫高が減少するばかりです。具体的には高温に強い稲などを作付け
したり収穫の望めない物は輸入や工場生産に切り替える等があります。
 そうは言っても春と秋が短くなって冬と夏が長くなる傾向が顕著になっていますし、農
業的にはやりにくくなっているはずです。地球規模の気温の変化があれば海流にも影響が
あって漁業にも影響が出ています。今後の変化をスーパーコンピューターでシミュレート
できたとしても果たしてそれを信じてよいものか。

   

 政府は核融合実験炉の建設を2030年代に前倒しすると表明しました。出来る出来な
いの前にそれを推進しないと資源に乏しい日本は行き詰まってしまうわけです。特に人口
の減少はもう止めようがないので、自己完結型のエネルギー源は不可欠になると思えます。
 一時期はメタン・ハイドレートの埋蔵量が将来的に資源大国となり得るほどあると言わ
れましたが、技術的なハードルは高いようで期待が持てません。
 昔の日本は金や銀の産出量が多くて、世界的な影響力があったそうです。それを輸出し
て先進国の文化や知識や製品を輸入して、近代に続く基礎を築けたわけです。近代以降は
工業生産品を輸出する方向に改変して成功しましたが、現代ではさらに情報メディア関連
が加わりました。しかし今後はどうなるのでしょう?
 最近AIの開発が進んで、既に多大な影響があると言います。そうなる事は私も予測して
はいましたが、果たしてそれで具体的にどうなるかは分かりませんでした。AIを使えるか
どうかが就職に影響している分野もあるそうで、こうなるともう私の予想の範囲は超えて
います。しかしAIを使えるのは世界の人々もいっしょであり、日本製のAIなどありません。

   

 人間がAIを道具として使うという段階が来ていますが、もう少し進むとAIはもう一人の
人間として存在するようになるでしょう。すると使わなくても仕事を任せれば勝手にやっ
てしまうようになると言われています。それで大丈夫なのか?人間を排除しようとするの
では?とは、いつも言われることですが、当然そういう安全策を講じた上でやらせるわけ
ですから、もっと別な心配をするべきです。つまり、それが価値の生産になるのかという
点です。昔、金や銀を輸出したように、何を付加価値としたらよいのかという問題が残る
のです。
一方、参院選挙を前にSNS等の偽・誤情報に関する注意喚起がなされ、遅ればせながら日
本の選挙事情にネット情報の波が影響を及ぼすようになってきました。アメリカ大統領選
では既にフェイクニュースや情報操作の嵐が吹き荒れており、あれが日本で起きたらどう
なるのかと言った不安があります。先だっての東京議会選挙では自民党が大敗し、革新政
党が躍進しましたが、そういう事が珍しくなくなった日本の下地ができているように思え
ます。つまり日本が色々と曲がり角に来て、情報の力がそれを後押しする状況です。
 結局AIというのは価値を生み出すにはまだ遠い段階で、既にあるものを上手く融通した
り自分の方へ誘導したりといった使い方が主眼にあるのではないかと思えます。金や銀を
生み出すわけではなく、うまく持ってくる役を担う訳です。
 それは虚業、悪く言えば盗っ人では?と言えなくもないのですが、そういう部分は既に
AI生成イラストなどで問題提起されています。うまく融通して、それでうまく行っている
部分が今の所おもてに示されていて、それは実は高速化の為の借り物の集合体という裏の
部分は見逃されています。

   

 他人の持つ価値を上手く融通して自分の物であるかのように装う人があふれたら、一体
この世はどうなるのでしょうか。東京は生き馬の目を抜くと言われたものですが、それが
どこでも日常的に行われる時代になるのでしょうか。
 私は、そんなことになったら多くの人は馬鹿らしくなってクラッシックな生活へ回帰す
るのではないかと思えます。要は株の仕手筋のような投機的な人生を選ぶ人は一部の人々
で、多くの人は幸福を求めるのではないかと思うのです。そういう方向にAIを使うのであ
れば問題ないでしょう。
 それとは別の金や銀のような本当の価値を日本で生産するには、核融合炉のような技術
が必要ではないかと思えます。

          

  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 毎年、6月末頃リセットが行われているという注意喚起をしているわけですが、今年は
いかがだったでしょうか。おそらくあったのではないかとしか私の方からは言えないので
すが、一体何があったかについては直接の観測ができていません。
 政府がSNSの偽情報について、発信元を確かめるように注意喚起していますが、私に関す
る情報にしても同じことで、それを抜きに僕の方に責任を求めてきても負いかねます。
 おそらく過去の私の情報をタイムスタンプを消して持ってきたりして、うまく利益誘導
している者がネット上にいるのではないかと考えているのですが、証拠がつかめていません。
それは私にしてみれば名誉棄損に当たるので法的に止められるのは私本人という事になりま
すが、申し出が誰からもないのですから動きようがありません。
 一方でほとんどの人が発信元を確かめず、私本人と偽者を同一のものとしてボイコット
してしまったようです。しかしこれはどうも偽者と浮動層が慣れあっているようにしか見え
ないのですがどうでしょうか。浮動層は全体のほとんど8・9割を占めている人たちですが、
それが楽だからと言って動かないでいると1割の偽者にいいようにされてしまうのではと
危惧しています。ボイコットというのも数年おきに繰り返していることなので、何かの大き
な変化がなければこのパターンは破れない、つまり損害が出続けるのではいかと思えます。

   
 
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 近況81 歯痛

2025-05-21 22:57:16 | 日記・エッセイ・コラム
      

 4・5日前の事、突然奥歯が痛みだし、今日歯科に行って見てもらいました。見た目に
は銀の被せ物があって、その継ぎ目が黒くなっているものの、それが原因ではないらしく、
歯の中央の根元が痛むというおかしな症状でした。歯槽膿漏なら歯茎が腫れているもので
すが、そんなこともなく三晩ほど眠りにくい日が続きました。
 激痛という物でもなく痛痒い感じがずっとあるので、気になってダメです。普段飲んで
いる頭痛薬も飲み続けると体に悪いので、あきらめて早めに医者にかかりました。

 レントゲンを撮って解説してもらったところでは虫歯でなく、あごの骨が瘦せてきてい
るという話でした。骨が痩せた分、歯が浮いて奥歯の根の間に歯周病菌が入り込んで痛み
を引き起こしているのだそうです。外科的な治療でこれを治すことはできず、抗生物質の
投与で様子を見るという事でした。とりあえずその日は歯の周囲の掃除をして三日後に又
来てくださいと言われましたが、歯の麻酔が残って唇が痺れ嫌な感じです。
 抗生物質が効いて歯周病菌が大人しくなるまでまだ間があり、当然麻酔が切れれば歯が
うずきだします。仕方がないのでいつも飲んでいる痛み止めを飲んで様子を見ています。

 歯の問題は今後死ぬまで続くはずですが、幸いまだ元気に歯で噛んで物を食べることが
できています。昨年犬歯が一本折れて差し歯になりましたが、他は奥歯が一本なくなって
いるだけで、特に不自由はしていません。親知らずが一本残っていて歯牙移植と言う方法
で他へ移植できるそうなので、できればそれをやってみたいと考えています。
 最近、歯が生えてくる薬などというものができたと聞いたのですが、果たして僕が生き
ている間に実用になるものなのか?ちょっと疑問です。あごの骨にボルトを打ち込むイン
プラントが一般化しているようですが、あごの骨が痩せ始めた老人には難しい選択だと聞
いています。他にはブリッジなどかけると健康な歯と共倒れになる危険もあるので要注意
な選択ではあります。

 ついでなので、告知です。
このブログはgooblogの運営の都合で移転することになりました。時期と移転先については
まだ未定です。
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近況80 コミックの制作

2025-05-14 23:50:13 | 同人誌
   

 10年程前から、春のコミティアに向けて同人誌を制作していましたが、今年のコミティア
は5月ではなく6月にずれ込んでいて、しかも私は落選してしまいました。コミティアでの
落選は確か2回目だったと思いますが、イベント規模の急激な拡大でやむを得ず抽選となる
ケースが多いらしく、これも仕方のない事だと考えています。
 前にも書きましたがコミティアでは本を売ると言う事より、作家同士の交流や出張編集部
への持ち込みや批評を聞くと言った人と人の付き合いの多いイベントで、売り上げは二の次
になります。それに昨今ではネット販売の伸びが大きいので、今回はそちらに頼ることにし
ました。つまりイベントと関係なくコミック本を作りネット販売し、別の機会に編集者の意
見を聞くという事にしたのです。

   

 1月下旬に企画を始め、船の本と平行して作業をしていたのでネームの完成は3月下旬と
なりました。ところが下書きを始めたころコミティアから落選の通知が来て締め切りが宙に
浮いてしまったのです。今回は前回の反省を踏まえ、ページ数を減らして画力を上げる予定
でいたので、この際好きなだけ作画に時間をかけることをして、締め切りは船の本の制作を
圧迫しない頃にするという漠然としたものになりました。
 絵の練習もかねて気に入らない下書きは何度でもやり直し、レイヤーに貯めて行くように
します。あとで書き直したレイヤーを比較して見て、確かに進展がある事が確認できます。
下書きですから、ペン入れの段階があるわけですが、おそらくそれも気に入らなければやり
直すことになるでしょう。私くらいの年齢の絵かきなら手クセで描けるキャラクターが何名
もいるもので、描きなおすこともなく一発で描けるものですが、それに頼っていると発展が
望めないし、練習にもならないのです。
 それから、コミックの内容についてはアイディアを披露するだけではだめだと分かったの
で昨年からドラマ中心にする方向で転換を図っています。内容とそれを表現する技量の転換
が完成しないと一般にアピールする漫画にはならなので、今後ともこの二つを進めていく予
定です。

   

 内容の詳細に関しては本の巻末にまとめますが、大体がコミックとはそれ自体で完結する
ものです。後で注釈などつけないでコミック内でまとめるのが普通です。そのように心にと
めてネームを描いていますが、設定の変遷などの流れも面白いので収録するようにしている
のです。今回は主人公のデッサンに苦戦してスケッチの数や下書きのやり直し等がいつもの
3倍になりました。
 下書きの進行状況は3分の2ほどです。コミック完成後は艦船の本Ⅱの手直しと第二刷の
用意に移りますが、売れ行きが良くないので部数は少ないと思います。艦船の本Ⅲの内容は
予告した内容から少し変わるかもしれません。それと、発行部数が少ない関係で、メロンブ
ックスのシステムの関係上、書泉での取り扱いが少なくなってしまいました。
 艦船の本にしてもコミックにしても、このままでは先細りなのでテコ入れが必要だと思え
ますが、今年はその前に移転して安定した環境で再出発すべきではないかと考えています。

   
自転車のペダルを付け替えました。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 4月末頃、リセットがあったらしく周囲の動きが慌ただしいのですが、僕はコミックの制
作をしているので接触は最低限です。しかし連休も明けた4日ほど前、郵便受けを見に行っ
た所、下階の住人と鉢合わせしました。正確には私が階段を下りて行く音を聞いた住人の方
で飛び出してきたと言って良いのですが、その場な何事もなく逃れました。しかしその2日
後に再び郵便受けを見に行ったところ、今度は地上階の事務所の住人が飛び出してきて鉢合
わせになるところでした。その時私はエントランスの自転車のタイヤの様子を見るためしゃ
がみ込んでいたので、正確には鉢合わせにはならなかったのですが。
 そして今日の夕方、郵便受けを見に行くと隣室の住人が自転車で帰宅する所に鉢合わせし
てしまい、慌ててのがれました。この住人はいろいろ問題の多い住人なのでもう接触したく
ないと思い2年程合わないようにしていたのです。
 2日おきにアパートの住人と順番に鉢合わせするという、偶然とは思えないハプニングに
なったわけですが、実はこういう事は今までこのアパートで定期的にあったことで、それ程
珍しい事ではないのです。原因としてはこの住人たちが相互に同じ情報を共有していて、そ
の順番が鉢合わせの順番だったにすぎないと思えました。つまり向こう側が意図的にやった
と僕は考えているのですが、こういう場合を第三者から見ると、どちらが加害者でどちらが
被害者なのか判断がつかないものです。

 一つだけ言えることは、私の側からこれを仕掛けることはほぼ不可能だと言う事だけでし
ょう。近隣地域に知人もおらず、携帯でSNSやLINEなどしないのであれば、三人の外出のタイ
ミングなど分かるはずもありません。
 では逆に僕が外出するタイミングを三人が知る事ができたのかと言えば、階段を下りる音
等からある程度は推測可能でしょう。そして三人が私を名指しで加害者呼ばわりするなどし
ていたとすればそれが目的と言う事になります。ただ、それがなんになるのかは僕にとって
は全く意味がないのでわかりません。そのように仕組んでむりやり被害者になったとしても
いずれは露見して恥をかくことは分かっています。

 しかし、長期的にこのような現象が続くことの方が問題です。それはネット内で同じ情報
が流れ続けていることと、それを使い続ける人たちもいると言う事だからです。当事者では
なく、そういう情報の流れの方が社会的に有害であるから規制などでやめさせるべきではな
いかと考えています。
 
    
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 近況79 花見

2025-04-06 20:21:50 | 日記・エッセイ・コラム
   

 毎年、この季節には都心へ花見へ行きます。今年は都心の桜が5分咲きくらいになった
時、寒の戻りがあって数日ほど雨空になりました。気温が元に戻ると予報で言っていたの
で金曜の午前中に出かけて行きました。前日の天候から急に温かくなったせいか朝方は霧
が立ち込めていました。その影響で電車のダイヤが混乱しましたが、8時頃には回復しま
した。
 毎年、池袋から南長崎にバスで行ってトキワ荘博物館に寄って哲学堂まで歩きます。桜
の具合は8分咲きから満開と言ったところで翌土曜日曜には多くの人出が予想されました。
そこを考えて金曜の午前中に行ったので、桜が8分咲きでも人がほとんどいないコンディ
ションは花見をするのに丁度よかったのです。

    

 トキワ荘博物館前の桜は見事な満開でしたが、哲学堂に行って見ると公園西側のさくら
の広場の桜の木が去年より少なく見えました。注意して見ると枯れた木や幹を伐採した木
があって、以前のような広場の空を覆うような桜の花はもうなくなっています。どうやら
虫の害にあったのではないかと思われたのですが、通りの街路樹や東側の桜は被害を受け
ていないようです。哲学堂には以前は川を挟んだ南側にも桜の林があったのですが、ずい
ぶん前に伐採されて整備された公園になってしまいました。それはそれで通年で楽しめる
施設なのですが、こういうことになるのなら残しておいたら良かったのではと思ってしま
います。

    

 まだ昼前だったので新井薬師まで歩きましたが、やはりまだ人はまばらでした。明日に
は花見の人々で埋め尽くされるのだろうなあと思いながらぶらぶら歩いて中野ブロードウ
ェイに到着。まだ12時前で開店前の店舗が多く、切手屋で10枚300円の使用済み切手を
買ったり、3階までうろうろしていると、中野TRFというゲームセンター前に来ました。
ここはもうすぐ閉店するそうで、最後に何かやってみたかったのですが開店は6時という
ことで断念しました。
 昨年、中野に来たときは中野サンプラザが解体されると言うニュースがあったので見納
めになるのかと思いましたが、その後再開発事業が建設費用の高騰などの理由でとん挫し、
中野サンプラザはまだ残っていました。去年も桜越しに見る威容を撮影しましたが、今後
の日本の状況によっては残る可能性もあると思えました。

   

 ブロードウェイ内を一通り回って古本を3冊程買いましたが、このあと神保町へ行くの
でほどほどにして切り上げました。しかし、この時買った古本は掘り出し物で今回の花見
の意義はこれにあったと言えるほどのものでした。
 その後、中野から中央線で御茶ノ水まで行って、坂を下って古本街へ。書泉さんで自分
の本の具合を見ましたが5冊あるはずの本はなく、半月ほどで売れてしまったようでした。
それから技術書関連の古本を3冊買い、新しくできた古書店でまた1冊買い、もう限界ま
でカバンが重くなってしまったので、上野で花見の〆をして帰る事にしました。上野では
夕方にもかかわらず客足が多く、半分以上は外国人のように思えました。天気が良く桜も
ほぼ満開だったのですがカメラのバッテリーが尽きて美術館の地獄の門を撮ったところで
丁度終わりとなりました。

   
 
 毎年同じ所に行っていると、そのたびに変化がある事に気がつきます。当然ながら古い
物は壊されて新しい物に入れ替わってゆきます。一時期、ソメイヨシノの遺伝的年齢が尽
きると危惧されましたが、実際には虫の害の方が深刻で枯れて行く木を毎年見ています。
 それにもまして自分の年齢から考えて、いつまでこれを続けられるのかという問題もあ
ります。今回、道すがらレンタルの電動キックボードに乗る人を良く見かけましたが、自
分も何かの移動手段に頼る事を考えてみようかと思いました。ただし電動キックボードは
危険なのでNGです。

   
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 近況78 自転車の整備 諸々

2025-03-15 19:20:13 | 日記・エッセイ・コラム
   

 今年の気温は比較的高く、3月上旬で春の暖かさになりました。気温は安定せず、低くな
ったり高くなったりしています。天候がよくなったらフォークとハンドルを交換する予定で
いますが、細かな整備はその都度対応しています。ネジのゆるみとか異音とか、油をさした
りレンチで締めたり、自転車が古いので頻繁に手入れが必要です。
 駐車中に自転車が転倒して、呼び鈴が壊れました。少しゆがんだだけですが、ベルの部分
が本体と接触して音が鳴らなくなったのです。曲げなおせば修理できますが、とりあえず買
ってあった新品をつけておきました。
 前から気になっていた後輪のタイヤの減りがひどく、繊維が見えてきたので2000円のタイ
ヤを買って機会を見て交換するつもりです。このタイヤは特別の物ではなくトレッドも普通
のもので妥協しました。後輪は2年程ですり減ってしまうので、その後自転車そのものを買い
替えるべきか検討しています。それはフォークとハンドルの適応の具合によるのですが。
 また前ギアの交換もまだできないでいますが、せっかく新しい前ギアを買ってあるので、
今年は無理やりにでも交換を考えています。つまり、外れない旧前ギアをドリルで削って外
し、新ギアに換えるのです。成功すれば多少は走りが改善されることでしょう。

   

 アパートの管理会社から書簡が来て家主が相続で変わる旨を通告してきました。相続とい
うのですから親族の方に譲渡されるのでしょう。ただし大家さんが亡くなったかどうかはわ
かっていません。私も親族の関係で調べたことがありますが、生前相続と言う制度があるそ
うなので、滅多なことは言えません。
 確かなことは、アパートの所有者と管理会社が新しくなり、私は家賃の振込先が変わると
いうことだけです。しかし、今年の2月ごろから既に入居者の動きがあわただしく、出て行っ
たり戻ったりしている事は前回のブログでも触れました。おそらく何かの事情が事前に知ら
されていたのかもしれませんが、そのあたりは私に関係のない話です。
 契約書を見た所、このアパートは築49年になるそうで老朽化が進んでいます。今すぐにど
うこうと言う事はありませんが、5年先10年先を考えると退去になる可能性は高いと思います。
自分の体力などを考えると、その時になって移転するのは難しく、この機会に移転した方が
無難ではないかと思えます。それで今年は同人誌等に影響が出るかもしれませんが、移転作
業を進めるつもりでいます。

    
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 近況77 スタイラスペンの芯の自作

2025-03-08 20:55:24 | 同人誌
   

 今まで漫画を何本か書いてきましたが、30ページくらい描くとプラスティックの芯が
消耗して交換が必要でした。予備の芯は3本しかなく、別途購入する必要が出てきたわけ
ですが、ネットでは時々芯の自作の書き込みを見ていたのでやってみることにしました。
 竹串や金属の棒による自作が照会されていましたが、棒を適当な長さに切るだけなので
工作の経験がある自分にとってはそれほど難しくないように思えました。まず、アルミの
棒を買ってきて切断し、うまく作動するか試してみました。
 最初は長さが数mm長かったせいか上手くポイントできませんでしたが、アルミの棒は
軟らかいので長さを短くするのは簡単です。しかし軟らかいのでスクリーンの表面で削れ
てしまい、書き跡を残してしまいました。長期的に考えると長さが短くなって作り直す事
になると思えたので、もう少し硬質な金属で作り直すことにしました。
 鉄の芯だと廉価ですが炭素の割合によっては軟らかいので硬い鉄を選ぶ必要があります。
そこでステンレス棒ならそういう心配もなく硬質なので探してみました。最初は棒そのも
のを探していましたが、100円ショップでステンレス棒で作られた製品が結構ある事に
気がつきました。台所用品や洗濯ばさみなどはサビを嫌うため需要があるのです。
 家にはすでにそういう物があり、ステンレスの洗濯ばさみが直径も適合していると分か
りました。そこで切断しても問題ない部分を切って芯のように成型してみました。取りあ
えずうまく作動しましたが、先端をとがらせた方がポイントした時の間違いが少ないよう
です。それとできれば研磨して滑りを良くすれば、使用感が向上するはずです。
 次のコミックはこれで描いてみる予定ですが、問題があれば他に換えるかもしれません。

   

 この他、自転車の前ブレーキの調整などしましたが、フォークごとハンドルとブレーキ
一式を交換する準備を進めていてブレーキシューはそれまで持てばいいので調整で済ませ
たのです。左右のシューの減り方に偏りがあったので、左右を入れ替えたら上手く行きま
した。これは車軸のマウントとかフォークがゆがんでいるからなんですが、交換すれば通
常に戻ると思います。

 ────────────────────────────────────

   

 ここの所アパートの住人がいなくなったり戻ってきたりしています。兆散のきざしがあ
ると前回書きましたが、それぞれにとらえ方に差があるようです。ではそれはどう言った
情報なのか?これも想像になりますが、やはり虚偽の上に成り立つコミュニティーである
事が最大の要因であるように思えます。
 今年の初め頃、しきりと突撃を受けて何かの濡れ衣を着せられるような事がありました
が、それほど大事にもならず終息しました。最近になって女性が関わっているという噂を
聞きましたが、これもそれほど新しい情報でもありません。私の周囲のストーカー行為は
35年にも及びますので老若男女の様々なコミュニティーに情報は広がりきっています。
 いまさらながら女性が関わっていない等とは言えないわけですが、改めてそういう話が
出てくるのは、何か重要な役割を女性が果たしているためではないかと思えます。つまり
90年代にすでに主犯格で関わっていたか、現在主要な活動を行っているかと言う事です。
 世間的には女性がらみの話題は注意を引きやすく、それゆえに私は注意して関係しない
ようにしてきました。それゆえ仮に何かのスキャンダルが流されても虚偽である事が露呈
するのは非常に容易なことでしょう。逆にそう言った軽率な行動で私が誹謗中傷の被害者
だと強調してしまうだけのように思えます。

 これらの観測は密接にかかわっているように思えますが、真実はいったいどういう物な
のでしょうか。具体的な情報がないので私は推測するしかないのですが、男女の性別は関
係ないように思えます。精神になんらかの障害があって他人を自己の利得のために利用し
ようとする者が自滅する過程に私は巻き込まれたのではないかと考えています。
 私の受ける損害は甚大ですが、人生を投げることなく継続して行かなくてはいけないの
は言うまでもないことです。

    M-60?
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 近況76 最近の同人誌の制作状況 兆散

2025-02-14 19:46:33 | 同人誌
   

 漫画企画と並行して本を読んで艦船の本の制作も進めています。書籍の購入は昨年末頃
から行っていましたが、色々やる事があったので実際に読み始めたのは年明けからです。
毎度のことながら、本を読む過程で気になる事が分岐すると、その方向に食指を伸ばし、
また本筋に戻って本を読むの繰り返しです。毎号につき最低でも10冊は読まなければ内容
が貧弱になる上に、良い図版も探しておかねば説明が上手く行きません。
 そこで書籍ばかりでなくネット情報にも目を通して、できるだけ面白い論旨を分かりや
すく説明するように努めます。私の本は基本的に読み物であって、一次資料としての価値
はそれほど考慮していません。そのへんは同人誌でもありますから自由にやることが許さ
れていると思います。ただし、嘘八百を並べるようなファンタジーではないし、そんな作
風だとあっという間に廃れてしまうでしょう。

   
 
 世間的にはウクライナ戦争の地上戦が膠着状態に入り、ドローンが奇襲をかける作戦が
恒常的に行われるように変化してきました。戦車の強さと言う物に疑問を投げかけられ、
関心がドローンと地対空の戦闘へ移ってきました。この傾向は戦闘車両に決定的な改良が
施されるまで続くのではないかと考えられます。要するに私の戦車関係の同人誌が休止に
入ったのは正解だったと思えるのです。
 これらの動向に先が見通せるような変化が表れた時にでも戦車関連のシリーズが再始動
できるかもしれません。

   

 漫画関連に関しては、年明けに講談社・四季賞へ応募しましたが、結果はそれほど期待
しておりません。今後のための前振りと考えています。漫画の制作も通年で継続予定です。
シナリオ・企画の作成に関して一応の手順の構成ができましたので、今後は現実的な手直
しを加えて面白くて売れるような漫画を模索して行くことになります。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 昨年末の11月末ごろから今年1月末ごろまで、色々と私の周囲が騒がしく、例年通りの
情報のリセットがあったのではないかと推察されました。ただ、今回気になるのは、2月
に入ってから兆散のきざしが見えると言う点です。兆散(ちょうさん)とは、一揆の対局
にある農民の抵抗方法で、あらかじめ退避先に連絡をつけておき、ある時短期間に村ごと
移住してしまうという方法です。私の周囲のストーカー達にも何年かおきにこう言う傾向
があり、それは3年とか6年といった周期で起きているように見えます。
 このアパートにしても、騒ぎが盛り上がったかと思うと突然静かになり、数部屋の住人
がほとんど時を同じくして移転すると言う事が何度かありました。私はそういった動きと
関わらないようにしていますので、背景にはネット内での情報の動向が関わっているくら
いの推測しかできません。もっとも今回の場合、異動の季節と重なっていると言う事もあ
りますが。
 また、3年単位で起きると言う事に関しても推測しかできませんが、日本の教育制度が
6・3・3制になっている事と関連があるくらいの考察しかできません。つまり、新世代
のストーカー群が旧世代のストーカー群を押し出すことでローテーションが表面化してい
るのではないかと考えられるのですが、それも推測の域を出ていません。
 下手をすると名誉棄損になりかねないので、こちらからの分析と発表にも制限がありま
す。確証を得るために情報の提供をお願いしていますが、有効な情報提供がない状況が続
いています。
 
        
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 新しい年 2025

2025-01-01 23:07:06 | 日記・エッセイ・コラム

   

 今年の年末年始は天候も良く、気温も比較的高いので出かけて行ってのんびりしました。
コミケが30日だった関係で31日は上野に出かけて行って、上野公園のスターバックスで本
を読みつつカフェラッテを飲みました。外国人観光客が多く、夕方にはまだ人もまばらで、
明日は人でいっぱいになるんだなと思いながらゆっくりしていました。
 8時頃そこを出て上野ガード下の蕎麦屋で立ち食い蕎麦を食べ、電車で浅草へ向かい、帰
りの電車を時間をチェックしたら、今年は0時で終電となっていました。臨時増便等はもう
しない時勢なのかもしれませんが、浅草は観光客でいっぱいです。しかたがないので浅草
神社で前年参りをして10時には帰宅することにしました。
 おみくじを引くと「凶」ではないですか。浅草寺のおみくじは凶率が高いと言う事です
が、実際に引くと嫌なものです。引き直して大吉が出ましたが、これは何かの警告なんで
しょう。
 マクドナルドに入って、ブログの記事を書き、帰宅するともう10数分で年明けです。
シャワーを浴びておたおたしている内に年が明けました。家に蕎麦が買ってあったことに
気がついたのですが後の祭りで、ブログを更新して就寝。首が痛んで、寝たり起きたりを
繰り返しました。

   

 翌昼頃起きだして、蕎麦を茹でて食べたあと地元の神社に出かけました。毎年、家には
破魔矢(鏑矢)を祭っていますが、正月に神社へ持って行って新しい矢を買ってきます。
しかし3時頃の地元の神社はすごい人出で長蛇の列です。巳年という訳ではないでしょうが
これでは時間の無駄なので、破魔矢を焼いてもらうため社務所に預け、いったん本屋にで
も行って空いたころ又来ることにしました。
 某古書店が新春2割引きをしていたので1000円分の本を買って、喫茶店で本を読んでい
ると今日は早じまいだと言います。まあゆっくりできたし、そろそろ神社も空いたころだ
ろうと思ったので戻ってみると、気温が下がったせいか列はほぼなくなっていました。
 お参りして破魔矢を買っておみくじを引いて、帰りにまた本屋によって、雑誌の付録の
カレンダー目当てで本を買い、帰宅。お雑煮を作ってかまぼこやら伊達巻を食べて・・・。
平静なお正月を祝えることにありがたみを感じました。ただ、首がまだ痛んだので御神酒
はやめました。

   

 今年はどんな年になるのでしょう。ここのところ、毎年のように破滅的な事が起きてい
ますが、私生活でもまた何かが起きる気がします。その前に自転車を整備して、できれば
引っ越しをしたいと思っています。
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 2024年を振り返って

2025-01-01 00:49:04 | 日記・エッセイ・コラム
    

 2024年の年始、石川県能登地方を地震が襲いました。半島北側の海岸線が隆起するとい
う大変な変動となり、その後の豪雨災害も加わっていまだに被災は収集されていません。
私の本籍は能登半島の付け根あたりにあって、今回の被災で先祖の墓所が被害を受けたと
思われますが、確認が取れていません。墓所を管理する寺が何年か前に逐電したと言う話
を聞いていますが、村民の有志では管理に限界があると思います。しかし、私自身がそこ
へ行く予定はついていません。私には他にしなければならない事がたくさんあるのです。
 私的な話はこれまでにしますが、今年はやることがたくさんできると思います。2024年
はこれまでに本を4冊作ると言う中期的な計画のほかに、叔父の死去にともなって様々な
ことをしました。年が変わってもそういう事情は次々に起こるものです。

  

 コロナ禍以降、世の中も少しずつ変わっていて、物価の上昇とか安定志向が崩壊し始め
たとかの傾向があります。やりたい放題やる人がいても止められない現状があって、結局
はうまくやったもの勝ちというモラルの崩壊も見られます。しかし本当にそうなのでしょ
うか?闇バイトというシステムにしても証拠が残るずさんな方法であったことは、後々に
明らかになってきました。取り締まる側も座して待っている訳ではないという訳です。
 それで今年、新しいガイドラインが始動すればそれに従わざるを得なくなる部分と、そ
の網を抜けて継続する部分との追いかけっこが続くわけです。従わざるを得ない部分は、
一部のAIの規制とかトランプ政権の始動でウクライナ問題にブレーキがかかるかも知れな
いと言う観測ですが、この両者はそれがないと最終的な防御線が決壊する時期が近づいて
いるのです。そしてそれでも止まらない部分があって、要領が良い人間は抜け道を探し、
崩壊を止めようとする側は必死に追いかけるわけです。
 これが激しくなると安定志向が置いて行かれて陳腐化してしまう時代となります。誠に
厳しい話ですが、人間はある年齢に達すると社会の変化に対応できず、引退する時期に差
し掛かります。日本ではそうした人数が増えても増強する若い世代が増えないと言う危機
的状況が始まっています。なるようになればいいじゃないかと言っていた80年代のころが
懐かしく思える人も多いでしょう。それなのに、新しい事を考え出して実行しようとする
と足を引っ張って失敗させて喜ぶ人がたくさんいます。喜んで笑って、一時の清涼感を得
て、それでおしまいです。それが悪事ならまだしもです!

  
 
 AIの進化についてはもう止めることはできませんし、十数年先か数年先には人間の思考
を超えるシンギュラリティ―が来ると言われています。ウクライナ問題ではウクライナ側
の人的資源が尽きる時期と、ロシアが核兵器を使うかも知れない時点が近づいています。
思い切った荒療治か天才的な妙案でもなければ、望まない大変化が起きてしまうかも、と
言うのが今年だと思えます。問題はこればかりではなく、きっといくつもの大小の問題が
起こる事でしょう。
 もし、そうした問題の妙案をAIが回答してくれたなら、それは希望の年となるかも知れ
ませんが、それを望まない人たちが逆にAIを使って対抗してきたらどうなる事でしょう?
つまるところは、そのプランを行動に移して成功した結果次第ということになります。
 それでは、なるようにしかならないのでは?と思いますが、これまで書いて来た、物事
のてん末がどうしてそうなるのかという部分を、システムとして考えればある程度ましな
答えが出るように思えます。歴史から学んで、いろんなケースで失敗した要因を調べて、
それを取り除くというガイドラインを作るべきだと思います。そういうことこそAIにさせ
ればごく短時間にやってくれることでしょう。
 もっとも、それがどんなものになるのかという見通しは僕には全く分かりませんが、一
つ言えることは、これまでのネット社会の25年を集合知とは言えないということだけです。
はっきりいって、そのほとんどはジャンク情報で、本当に意味のある情報を覆い隠してし
まう作用しかしてきませんでした。情報にエントロピーがあると言うけれど、まさにそれ
で、どんどん無秩序になってい行くネット界隈を見せつけられてきた気分です。
 もし、AIが本当にまともに働いてくれるのであれば、このジャンクの中から意味のある
璧のような情報を拾い集める役目を果たしてくれるのではないか、と思います。いえ、そ
う願いたいものです。

    
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 コミックマーケット105に参加しました。

2024-12-30 22:36:45 | 同人誌
   

 本日は、コミックマーケット105二日目が開催され、多くの参加者で賑わいました。
最高気温は11℃と言う事で朝は寒かったのですが、会場内は快適で夏に比べるとずっと
すごしやすいイベントだと思いました。

 私も新刊を作って参加しましたが、制作期間が圧迫され毎度のことながらクロスプレイ
となってしまいました。前回のコミティア150から1カ月半しか製作期間がなく、完成
が危ぶまれましたが、今年の初めに4冊の本を作る計画を立てていたため決行しました。
 普通なら1カ月ちょっとで本を作ることは不可能ですが、事前に準備を整えてプレハブ
形式で短期間に作る事が出来たのです。
 コミック本の制作期間の大部分は書くことに費やされます。文字を書いてストーリーや
文芸設定などを作り、設定や原稿等の絵を描いて完成まで持ってゆくのです。しかし、今
回のような解説本では事情が異なり、事前の資料集めと読み込みが半分以上を締めます。
そこから構想を練って、面白い読みどころを考えます。これらのほとんどの時間は書く事
とはあまり関係がなく、自分の頭の中での作業となるのです。
 そこで、コミックを制作中にも並行して構想を練るという事をしてみましたが、内容が
混乱するのであまりお薦めできない方法ではあります。今回はなんとかまとめることがで
きましたが、艦船の本を始動するというイベントとコミック本を2冊作ることを平行して
進行するのは大変なことでした。コミックが売れるのであればずっと書いていたいところ
ですが、成果がないのでは二刀流で行くしかありません。

    

 今回は異例の12月30日開催となって、翌日の大晦日には1日の余裕が生まれました。個人
的には助かるのですが、何かの事情があった事を考えると、素直に喜べません。31日に開催
しなかったのは会場の都合があったのかもしれません。

 同人誌事情もコロナ禍以来激変していて、私の同人誌の売り上げも減少傾向にあります。
同人ショップの虎の穴での売り上げは往時の三分の一となってしまいましたが、これには、
支払いにクレジットカードが使えなくなった事情や、虎の穴の販売戦略が関わっている様
でした。一方でメロンブックスでの売り上げは変わらず、こちらが主力になりつつありま
す。ただ、今後の事を考えると既刊の電子書籍化は考慮しなければなりません。
 もう一点、ノボリをどうするかということがあります。多くのスペースで普通にノボリ
があって、卓上の小さなものまで見かけます。どこかで販売しているようなので探してみ
るつもりです。日光企画さんではノボリの印刷はやっていないそうです。他にシールのよ
うなグッズも作ろうかと考えていますが、いまのままでは蛇足のようで今一つやる気に
なれません。


   

 今年作った4冊を通して分かった事は、絵的な問題と商業誌との関係をどうするかとい
う事です。
 コミックの絵に関しては、明らかに実力不足です。それはストーリー関係に費やす時間
が長すぎと言う事と、読者はストーリーは二の次であり、見た目のインパクトを欲してい
るという事が実感できました。対策として、ストーリーの簡略化やページ数の削減、それ
によって設定を作る時間やページ枚の制作時間を引き上げる等の方法が必要だと思います。
場合によっては、イラストのみの本をじっくり作る必要があるかもしれません。
 解説本の絵に関してはもっと構造を分かりやすく、動きを交えてメカを解説する必要が
あります。戦車に比べて艦船は地味で分かりにくいので、工夫する必要があるのです。

   

 商業誌に関しては、これまでに名刺をもらっていた編集の方に連絡を入れてみましたが、
既に電話番号が使われていないとインフォメーションがあるばかりで、異動になったので
は?と思われました。艦船の本を専門雑誌に寄贈する方法も、それほど良い手とも思われ
ません。艦船の本はまだ始まったばかりで軸線が定まっていない読み物なので、送られて
も困惑するだけではないかと思います。
 とりあえず、秋に作ったコミックを漫画雑誌の新人賞に送って様子を見てみようと思い
ます。

         
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