前回のつづきです。
冷蔵庫
冷蔵庫の換気モーターの修理はうまく行って、あの後期待した通り半年ほどは普通に動い
ていましたが、夏が終わったあたりからまた異音がするようになりました。しかし前回のよ
うにモーターが止まるという事はなく、メンテナンスすればあと半年は大丈夫でしょう。
以前心配したオイルの種類による摩耗という事ではなく、モーターの軸を支える前後の
軸受けが摩耗したことが原因なので、そこに一個づつスペーサーを入れることで回転が円
滑に行くことが分りました。
DVDデッキ
元はBDデッキでしたが今はDVDだけが動いています。今月に入って読み込みしたりしなかっ
たりしていたのが、部屋の整理と家具の移動の後、全く読み込まなくなってしまいました。
クリーニングディスクを何回か回しても回復しなかったので、デッキを分解してレンズを
直接磨いてみることにしました。しかしレーザー発振器の寿命ならいくら磨いても無駄です。
内部はホコリが多く、DVDの盤面に悪影響があると感じたので良く掃除しておきました。又、
DVDを載せて高速回転する台座のラバー面にも小さなゴミが付着していたので、アルコール
で丹念に落としました。
その後、読み込まなかったDVDの多くが元に戻ったので、原因はラバー面のゴミでレーザー
の焦点距離が開いたせいではないかと思われました。DVDデッキには焦点距離を自動調整する
機能がありますが、DVDが傾斜して許容範囲を超えれば微妙なところで読み込めなくなった
はずです。実際にそれが原因なのか、電子機械技術の素人である僕には断定できませんが、
これで対処できるのであればそれでよいのです。
DVDデッキも引っ越しに伴って廃棄し買い替える予定です。
自転車のバルブ
以前、前輪を交換した時に空気バルブを試験的に虫ゴムの物にしてありました。耐久性が
どの程度の物か実際に図ってみたかったのです。その結果3カ月ほどで虫ゴムがめくれて再
装着が必要だとわかりました。虫ゴム自体は安価なパーツで、消耗したらいくらでも交換が
できますが、その度にタイヤの空気を全て入れ換えるのも面倒です。
それで、10年ほど前に新型バルブという物が出回り始め、長寿命をうたって普及しました。
ぼくも実際に使用していて寿命が長い事は確認しましたが、何かの原因で空気が抜けるクセ
があるのではないかと疑念を抱いていました。パンクでもないのにしばしば短時間で空気圧
の低下があり、自転車の酷使のせいか判断しかねていたのです。それでしばらくそのまま旧
型の新型バルブを使っていたのですが、5年くらい前に仕様変更があり、バルブの外形が少
し変わったのです。
去年、後輪の交換をした時に新型の新型バルブを使ってみたのですが、確かにイレギュラー
な空気漏れは今の所起きていません。おそらく以前のバルブには些細な欠陥があり、小改良
したのではないかと思われました。具体的に言うと、弁の役割をしているゴム片が左右方向
へずれない様にパイプに収めて上下にのみ動くようにしたようです。
タイヤの空気は完全に密閉されているチューブ内からでも、分子レベルで抜けていきます。
また気候の関係で温度差が激しいと抜ける傾向があります。使い勝手の良いチューブレスの
タイヤは今の所開発中で、価格から言っても従来のチューブのタイヤがまだ当分使われそう
です。