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メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

  近況 44 新型コロナウィルス

2020-04-05 23:20:10 | 日記・エッセイ・コラム


 週ごとに状況が悪化して、都市封鎖もしくは緊急事態の発令が現実的になってきました。
日本の感染者数の伸びが世界各国に比べ急激ではないと言っても、このままでは医療体制
が飽和状態に至ってしまうという懸念があり、それは時間の問題と言われています。
 感染者数に関しては、帰国者からの感染や外国籍の感染者の数が半数を占め、入国制限
が曖昧な事が国内での感染爆発に直結している現状があります。また、BCG接種に関しては
重症化の予防ができると言う事で感染そのものを防げるわけではありません。
 今週になって治療薬の開発が何点か報告され、既成の日本製SARS治療薬が使えると言う
話もあります。既製品が使えることは臨床試験済みということもあって、新型コロナウィ
ルスへの使用もハードルが低く時間的にも有利と言えますが、大量生産には時間がかかり
ます。

 

 北海道の例にならって早期に完全な都市封鎖や外出禁止などの手を打てば、感染数を減
らす事が期待できます。実際問題として週明けにもそうした手段が首都圏で取られるので
はないかと思えます。しかしそうなると、一挙に経済的な打撃や物資の流通の停滞が起こ
る恐れがあります。またその影響で地方へ逃れる人たちが多ければ全国へ感染が飛び火す
るリスクがあります。
 私見としては、4月中に東京23区での都市封鎖は必須ではないかと思えます。時間を
かせぐ為にそうした処置が一時的にではあれ必要で、その間に医療体制の強化を進めると
言う駆け引きがなければ5月以降は悲惨な事になると考えられます。
 
   ────────────────────────────────


 先週も書きましたが、私生活で書籍の電子化の作業をしています。
最初はPDFフィル化できる事に驚いていましたが、取り込んだ文章を文字化できる事も分り
ました。20年くらい前に初めてPCを自分の物にした時、スキャナーを買って蔵書の活字
を電子化できないか試してみたことがあります。しかし当時のソフトやPCではまだ不十分
であきらめていました。
 今度のスキャナーと付属ソフトでは、解像度を最高に上げることで難しい専門誌も電子
化できることが分りました。これは任意の文章をコピーペーストしたり文字列を検索出来
るという事です。この処理には少し時間がかかりますが、1冊につき10分前後という
具合で20年の間にPCの演算速度が飛躍的に向上した実感が得られました。また、この処理
には白黒の二値化が必要なので写真の類はつぶれてしまいますが、情報量は格段に削減さ
れるので必要なページを別途文字化しても保存に不便はない事が分りました。

 そうした手間にかける時間があれば、今後も蔵書の電子化を進めて廃棄する事が可能で
す。そして本棚が空になれば、それも解体して捨てる予定でいます。
 先週、中古の電動ジグソーを安価で入手できました。昔ならノコギリで切ってしまうの
ですが、首が悪くなってからそういう腕を使った力仕事は苦手になってしまいました。
 今後こういう状況がいつまで続くのか分かりませんが、目標を作って過ごすことで希望
を持つことができると思っています。

 近況 43 新型コロナとBCG

2020-03-29 21:27:28 | 日記・エッセイ・コラム
桜と雪 「花見できるとは思わなかったよ。」

 先週の記事をブログに掲載した後、慌ただしくいくつもの動きがありました。
 まず東京オリンピック延期の報。それからコミックマーケット中止、上野公園の閉鎖、
国内感染者の急増、等々。一挙に事態が進展して予断を許さなくなってきました。経済に
関する打撃も深刻で、世界各国政府は巨額の対策予算を投入することを決定し、日本政府
も緊急予算を組むことを発表しました。
 このような様相となると、当然国内でのパンデミックが予想され、対策の徹底が叫ばれ
始めました。しかし新型コロナウィルスのワクチン開発は遅々として進まず、一般に使わ
れるのは一年後というWHOの声明も出てしまいました。

 その一方で、日本の感染者数が少ない理由が、日本式BCG接種(いわゆるハンコ注射)
の副次的効果で肺の免疫力の強化が残っている為ではないかという説が発表されました。
BCG接種の効果自体は15年ほどで消滅するそうですが、肺の免疫は一生残るので、それが
新型コロナウィルス予防に有効なのではないかと言うのです。これに関しては、現在臨床
試験が始まっており結果が待たれますが、あくまで予防の一助であって治療方法ではない
という事です。
 この説は、大気汚染や肺の疾患によって抵抗力の衰えた人体の感染率・死亡率が高い事
と矛盾しません。また、日本では国民皆保険制度と予防接種の無料化でBCGの接種率が高く
、二つの要因が重なって全体での感染率の低下となったと考えられます。これに加えて、
島国である日本は検疫が比較的容易で水際で抑えている効果もあるのでしょう。
 ある種の偶然と先人達の努力と現在の私達の対策が合わさって奇跡を生んでいるのです。
しかし、物事は終わってみないと分からないものです。感染者の増加は実際に起こってい
るので、この後世界や日本がどうなるかは未だ誰にもわからないのです。

 

 今後の展望としては、5月以降に感染拡大が終息するという希望は捨てたほうがいいと
思います。新型コロナウィルス自体は何度も突然変異を起こすので、2巡目3巡目の流行
が予想されるのです。決め手となるワクチン開発や治療薬の普及がなければ、未来の展望
は開けないと考えられます。 
 そこで感染社会の状況下における耐乏生活が卑近の課題となります。幸いネット環境が
ありますので、バーチャル空間における情報の流通は健在です。生活必需品の流通も一部
を除いて健在です。部屋にこもってエコノミークラス症候群になったり運動不足になる方
もいると思うので、差し付かえない範囲での運動や水分の摂取が推奨されます。この機に
今までできなかった事(室内で可能な事ですが)を始めて精神的な支えにするのも良いで
しょう。

 

 私個人としては、時間のかかる書籍の電子化を始めました。年末にオークションで落札
しておいた書籍の文章化ができるスキャナーを使って、10冊ほどをやってみたのです。
サイズや紙質が異なる本を選んで解体し、スキャナーにセットしてPDFファイル化し問題
がないかテストしました。解決できる問題とまだできない問題が出てきましたが、概ねの
所は使えると言う実感を得ました。ファイルサイズが文庫本1冊30MB程と小さいのも魅力
なので今後は1日の冊数を増やす方向で進めてみたいと思います。

 

  近況 42

2020-03-22 21:27:28 | 日記・エッセイ・コラム
 

 戦後の日本では、このような事態はほとんど経験がないのですが、新型コロナウィルス
による不便な生活が続いています。日々情報を収集していると世界の主要な地域では感染
の拡大が続いており、悲惨な状況が伝わってきます。中国やイタリアは医療が崩壊してい
るという話もありますが、他国も援助する余裕がなくそれぞれの国の自力で対処するしか
ない状態です。
 国別感染者数の増加グラフを見ると日本の増加数が異常に低い点が目立ちます。これは
検査によって明らかになった感染者数の反映であるため、日本は検査数そのものが低い等
と言われています。医療大国である日本の本当の所は、そういう数の操作ではないと私は
考えています。災害大国でもある日本は日ごろから非常事態への備えが徹底しているので、
主に国民の備えのレベルで持ちこたえているのではないかと思えるのです。
 江戸時代にコレラが流行した時、何の知識もない江戸の庶民は気狂いのようになって祭
を始め、笑ってごまかすしかなかったと言います。しかし21世紀の現代日本ではそんな
ことはなく(皆無というわけではなさそうですが。)人込みを避けて災難が去るのを待つ
生活をしています。既に軍事国家でない日本がこうした強さを持っていたのは私も少し以
外ではありました。



 国内ニュースの中で一段と取りだたされるのは、オリンピック開催の是非に関してです。
過去に戦争状態の関係で中止となった事例はあるものの、疫病の流行での前例はないらし
く現在の所は開催の方向で話は進んでいます。災害に強い日本ではそのように粛々と事が
動いていますが、参加各国からは選手選定の時点で困難が見られ、苦言も出ています。
 また5月のGWに予定されているコミックマーケットは、国内で最も参加人数の多い催し
としてその前哨戦と目されています。今のまま感染者数の増加が推移すると5月初旬には
ピークを迎え、ぎりぎりのタイミングとなります。これは感染増加のピークを先送りして
医療体制のキャパシティーに収める計画が上手く行っている為でもありますが、その結果
コミケの是非についてもう一か月様子を見ないと決断ができないという苦しい状況になっ
たわけです。



 週明けには政府の見解が発表されるようですが、果たしてどのような事になるのか注視
したいと思います。幸い、日本の物流は正常でマスクや消毒用アルコール以外は手に入る
ので生活上の問題はありません。



   ────────────────────────────────

 

 毎年、6月と12月の末ごろリセットがあるとたびたびこのブログで警告していますが、
去年から今年に至る状況を見ると、11月12月1月2月の末ごろにそれぞれリセットがあっ
たようです。それぞれの回は構成するコミュニティーが異なるようで、このような分散し
たリセットは最近7~8年くらいの傾向になっています。
 なぜこのようになったのかは構成人数の増加による階層化のせいではないかと僕は思う
のですが、はっきりしたことは分かっていません。
 実は今日から数えて100日後に6月末となるので、これからの情報の流れに注意する
必要があります。もっとも世間はそれどころではなく、経済的な危機の方が愁眉の問題と
なると思いますが。

近況 41 健康の話2

2020-02-20 22:14:48 | 日記・エッセイ・コラム


 最近の新型コロナウィルスの件に限らず、何かと健康に気を使うことが多くなりました。
先年の11月にインフルエンザにかかったことは書きましたが、あれから消化器系の負担に
ついて考えるようになり食生活をいくらか改善しました。
 暴飲暴食などはもちろん刺激物も控える様にして、辛い物とコーヒーの量を減らす方向
で生活してみましたが、効果はあってげっぷはほとんど出なくなり正月太りから体重を3
㎏ほど減らす事が出来ました。胃腸薬も常飲の状態から任意に飲む状態へ移行して頭痛が
起きた時に頭痛薬と一緒に飲む程度になりました。

 体重を減らすにあたって注意しなければならないのは筋肉量を落としてしまうことです。
そこは気を使って無理な絶食などせず時間をかけて脂肪をエネルギーにするように配慮し
ました。現在は標準体重に真ん中あたりで、脚についた筋肉等考え合わせると少し引き締
まった状態だと思います。
 冬シーズンは体力作りにちょうど良く、今年は気温が高めとあってランニングしている
人たちもよく見かけます。しかし新型肺炎のために大きなイベントは次々に中止や延期に
なり、マラソン大会の一般参加も縮小されてしまいました。私は買い物も兼ねて自転車で
市中を走るので他人の事など気にせず走るしかありません。もし僕が何かの自転車の大会
に出たとしてもほとんど意味はないでしょう。あくまで日常の実用が目的の筋力なのです。
こういう生活も良い物です。そして脚に筋肉をつける事はアンチエイジングに大きな効果
あります。日々近所をランニングしている諸氏もそれは無駄ではないでしょう。



 コーヒーは以前は一日2~3杯飲んでいましたが、今では1~2杯にしました。完全に
飲むのをやめる必要はないと思いますが、時々飲まない日もあるようになりました。同人
誌とか仕事とか本を読む時はコーヒーがあった方がはかどりますが、もうそんなにアクセ
ル全開でする必要もありません。つまり昔は技術とか要領がない分を情熱で補っていたので、
コーヒーの量も増えていたわけですね。
 カフェインの無い飲み物を色々探して代用になる物を買って飲んでみましたが、ルイボ
スティーが一番入手が簡単で自分に合っているようです。以前はカモミールティーを飲ん
でいましたがルイボスティーは紅茶に味が近く、白湯を飲むよりコクがあります。こうし
た飲み物はファミレスのドリンクバーで何度も飲む機会があり、ルクリリティーなんかも
良かったのですが、あれはほとんど売っている所にお目にかからないのであきらめました。



 昨年の夏ごろ、こめかみと左手に発疹ができて対策を取ったと過去の記事にありますが、
いまではすっかり良くなって何年かぶりに手から発疹が消えました。やはり金属アレルギー
がかかわっていたのかもしれませんが、今後春・夏と季節が進む間は注意する必要があり
ます。とりあえず手を消毒するために買い込んでいたアルコールスプレーはコロナウィル
ス対策へまわすことになりました。



 新型コロナウィルスのニュースが日々感染拡大を知らせています。様々な情報が交錯し
て誰もが戦々恐々としています。先週までは僕の周囲でも臆面もなく咳を放つ人がいまし
たが、さすがに今週はほとんどいなくなり花粉症でくしゃみをする人までも遠慮がちです。
 日本ではこうした公衆道徳がまだ健全でそれは美徳だと思います。加えて大気汚染で肺
に負担がかかるような時代は過去の物となっているので、日本における爆発的な感染拡大
は食い止められるのではないかと言う望みになってなっています。
 過去の情報から今回のウィルスのピークは4~5月ごろと見られており、その間の大き
なイベントは再考を迫られています。私個人としては同人誌関連のイベントの有無が気に
かかる所です。そこでリスクを減らすために通販や店舗での販売に重点を移すとか、この
際一時的に同人誌から撤退すべきではないかという考えもあります。しかし、この1週間
の某店舗での戦車砲塔の本の売り上げが0冊という不審な状況に少々疑問を感じています。



 戦車砲塔の本の発売は昨年11月末でそれからわずか2カ月半しか経っていません。売れ
行きが衰えるには早すぎますし、1月末までそこそこ売れていたのに突然の状況は合点が
行きません。在庫の表示間違いなど考えられる点はチェックしましたが、そう言う凡ミス
でもありません。
 あらゆる業界では二八(にっぱち)といって2月と8月は業績が上がりません。同人に
もなぜか2月のイベントは閑散としているという傾向があるのですが、これのせいかも知
れません。しかし私のケースには必ず他の要素があるので、座視はできません。日常的な
他の情報が意外な形でつながっているという事がままあるのです。
 それにしても世情がこういうことでは積極的な動きに限界があります。今後は卑近な事
は置いて5月以降の事に備える必要があると考えています。 

 新しい年2020

2020-01-02 23:39:44 | 日記・エッセイ・コラム
 

 今年の元旦はコミケの疲れが抜けず自宅で過ごしました。前年の秋から胃の調子が悪く、
インフルエンザで苦しんだ上に本を作ったり配本したりする作業で忙しく、刺激物や暴食
を避け無ければならず不便な生活をしなければなりませんでした。辛い物はともかく、コ
ーヒーの量を減らそうとすると離脱症状なのか張り合いが出ません。ダイエットの関連で
淡水化物も減らすとケトン体をエネルギーにする関連で、これも無気力症状になります。
 まあしかし、なんとか年末年始にやる事を一通り終え帰宅しました。今日は31日とは逆
に浅草寺に初詣した後秋葉原に行ってショッピングし、その後上野まで歩きました。よく
寝たおかげで疲れは回復していたのですが、上野についたのは8時ですでに神社も閉まっ
ていて三社参りというわけにはいきませんでした。でも浅草寺のお御籤は大吉だったので
良しとしましょう。



 今年は未来に向けて新しいスタートを切るけじめの年という位置付けが様々な所で見受
けられます。そのゴールは10年後の2030年であり、その時点でその先の人類の未来
が決まるそうです。確かに楽観できない様々な問題と新しい展望が次々に出てきて、ただ
ならぬ様相を呈してきました。
 自分にできることは本当に微々たる事でしかありませんが、その微力を尽くしたいと思
います。


 今年を振り返って2019年

2019-12-31 23:49:00 | 日記・エッセイ・コラム


 年の瀬に、オリオン座のベテルギウスが超新星爆発するのではないかというニュースが
発表されました。比較的地球に近い恒星のことなので影響が懸念されていますが、今の所
正確な時期は分かっておらず、年単位の誤差がある事象のようです。
 太陽のような恒星は水素を燃料に核融合反応を起こし、ヘリウムに変換する過程で膨大
な熱と光を放射しています。その期間は100憶年とか1000憶年とかいう天文学的な時間にな
りますが、水素を燃やし尽くすと今度はその燃えカスであるヘリウムを他の重い元素に転
換して燃え続けます。それから同じ様な段階を経て最終的には鉄やもっと重い元素を生成
しますが、その時になると明るさは急速に衰え大きさも縮んでいきます。ベテルギウスに
はその兆候が表れているという観測結果から上記のニュースとなったのです。
 最後にあの規模の恒星は爆発を起こし、その明るさは地球上の昼でも観測される程です。



 このニュースで私が気になったのは、核融合反応の段階に応じ、その燃焼時間は短くな
って行くという点です。最終的には数百年のレベルにまで短縮されるので、重い元素ほど
核融合反応の燃料としては長続きしないという事になります。
 これを聞いて、何となく文化的なエポックと似ているような気がしたのです。たとえば
TVゲームにしても、最初に家庭用ゲーム機が誕生してから次の変化までは長い時間がかか
りましたが、やがてファミリーコンピューターの時代となりCDROMとの合体で産業規模は
さらなる拡大を見せました。その後の発展はすさまじく、様々な技術的進歩が加速して行
って現在のようなネット環境との融合へ至ります。
 しかし、今年になっていくつか停滞のニュースを耳にしました。それは今の所真剣には
受け止められていませんが、やがては次の大きな変化への布石になると思われたのです。
 変化は三つありました。ムーアの法則の終焉、世界保健機関によるゲーム依存の指定、
スマートフォン普及が頭打ちになった事、等です。



 ムーアの法則とは、コンピューターの集積回路の密度に関する経験則で、正確には法則
と言える物でありませんが、現実が追認する形で今まで支持されてきたものです。
 記憶回路の情報量が1.5年おきに倍になるという漠然とした話が出たのは今から半世紀も
前の話ですが、現実に同じ性能のPCは年々値段が下がって行き、今では数万円でタブレッ
トPCが買えてしまうのです。
 ところが最近この法則が終焉したという宣言がなされました。材料工学的にもうこれ以
上細かくできない領域まで電子回路が到達し、以降は別の方策によって性能向上を考えな
ければならないというのです。コンピューター業界にとってこれは一つの転換点です。
 私はなんとなくですが、水素を燃料として使い切った恒星がヘリウムを燃料にし始めた
状態を連想しました。次の方策が実行できても、それは水素ほど長くはもたないのです。
 ムーアの法則の恩得はゲームにおいてはそのクォリティーに顕著に表れています。CPU
の思考力や情報量、表示されるグラフィック、操作の応答性や細やかさ。いずれも年と共
に進歩してきました。また、スマートフォンのような低スペック機器でもそこそこのグレ
ードが保障されるようになったのもムーアの法則による底上げがあったからと言えます。



 世界保健機関は今年ゲーム依存に関して正式に依存症として指定し、対策を協議するよ
うに勧告しました。ゲームのやりすぎはいけないとか、課金やガチャの問題は以前からた
びたび言われてはいましたが、これで正式にアルコールや薬物依存と並んだ訳です。
 人間は機械と違って壊れたからと言って部品交換で修理するわけにはいきません。予防
こそは必要な事は分かり切っていますが、生活に深く入り込んできた嗜好品が依存症の元
と指定されることで少なからず混乱が起きたことは過去に何度もあります。
 持ち運びできるスマートフォンで複雑なゲームができるようになったことと、射幸心を
煽るような仕組みのゲームが一部の人々の心の病になってしまったことで、ゲーム依存症
は人々の身近にあると言う認識が持たれるようになりました。ただし、ゲームに無関心な
人々からしてみればほとんど理解されないような特殊な症例ではあります。元々、ゲーム
に夢中になる人には社会的にそういう境遇があって、逃げ場として没入する下地があった
とも言えます。
 かく言う私も以前はゲームユーザーでしたが、同人誌を始めるとそちらへ時間を吸収さ
れてしまって優先度の低かったゲームからは安々と離れてしまったのですが。(依存症に
なる吸引力のようなものは知り得るくらいのゲーマーではありましたが。)



 スマートフォンの販売台数が今年全世界的に頭打ちになり、今後は新しい方面へ開拓が
必要だとニュースで知りました。原因の第一はユーザーに一通り行き渡ってしまった事と、
前述のムーアの法則と関連して、機器の性能がアップし辛くなったことが挙げられます。
 日本では毎年のようにモデルチェンジするのが当たり前ですが、世界的にはそうとも言
えないと思います。中国が中心となった新モデルの大増産のニュースは景気が良く聞こえ
ますが、かの国が使われないゴーストタウンをいくつも建設した経済的背景を考えると、
これは実態のない数字のようにも思えます。
 しかしながらモバイル機器にせよ携帯電話関連の機器にせよ、すでに人類にとって無く
てはならない道具となったことは間違いありません。今後は形を変え、生産は継続される
でしょう。
 このニュースも又、水素を使い切った恒星を連想させるものですが、統計学的には一旦
ピークを迎えたブームはやや下降線を描きつつ継続することが知られています。そして何
か新しい商品が考案されて人々の関心はそちらへ移って行く訳ですが、それには何らかの
ブレイクスルーが必要になります。今まではそうやって上手く流れができていたのですが、
ポスト・スマートフォンとなる物とは一体何なのでしょう?それは如何なるブレイクスル
ーの元に誕生する物なのでしょうか?



 こうした停滞のニュースとは反対に、日本のアニメの産業規模が2兆1千億に達し過去
最高になったというニュースもありました。日本における需要は数年前から下降線を辿っ
ていますが、海外に展開することによってその産業規模が拡大し急激な伸びを見せたので
す。日本のアニメは世界的にも異色の存在であり、低予算でありながらクォリティーが高
い事で知られています。その下地は故手塚治虫によって始まった連続テレビ放送のアニメ
でした。毎週30分枠に収まるように1話完結形式で製作するため、大胆な省力化と効果
的な生産体制が考案されたのです。
 これに対する功罪は今でも様々に言われていますが、このエポックが現在も継承され、
低予算で予算が組みやすく発注の容易なコンテンツとなって今の規模を築いたのです。



 来年は更に東京オリンピックを控えており、そのさらに先に大阪万博があることは明る
いニュースと言えます。しかし私には大きなイベントは表層であって、本当に明るい未来
を望むのであればもっと根本的な部分が必要だと思います。たとえば量子コンピューター
やAI技術や核融合が初歩的な成功を収めていますが、それが次のステージに進むような科
学技術の進歩とブレイクスルーがあって、人々の暮らしに具体的な恩得があることが形と
して実証される等のステップが必要なのです。
 それにはまだ何年かかかると思います。焦って急いでも解決できるものではありません。
ベテルギウスがどうなるかも気にかかりますが、日本が下降線をたどる時期とぎりぎりの
競争になる気がしてとても気になります。



近況 40 健康の話

2019-12-15 23:38:30 | 日記・エッセイ・コラム


 前回、胃の調子が悪いと書いたのですが、結局病院にはいきませんでした。あれこれと
説明して検査を受けても又面倒なことになるのではという懸念があり、まず自宅療養して
みようと思ったのです。それで缶入りの胃薬を買い、2~3週に渡って服用し続けました。
 その間インフルエンザらしき風邪にもかかっていました。熱は出ず、咳ばかり激しかっ
たのですが、いつも使っている沈痛薬に熱を下げる作用があったようで普通に生活できま
した。首の痛みも時々出て難儀しましたが、とりあえずやる事はやって少し暇を作ること
ができたのです。



 胃薬は少し効いて症状が改善したので、原因は胃酸過多で潰瘍ができた為ではないかと
考えられました。あとはダイエットと運動、刺激物の飲食を避ける事でしばらくは対処し
てみるつもりです。刺激物とは僕の場合、辛い物やコーヒーを指します。



 最近、夜中に出歩く人が多く、この寒空になぜランニングや犬の散歩が増えたのか、不
審に思っていたのですが、どうやら健康診断の季節で運動するように勧告された人が結構
いたのが原因だと気付きました。年始にマラソン大会があるそうで、その練習の人もいる
かもしれませんが、そのうち元に戻る事でしょう。
 僕は年中自転車で走っているので運動はそこそこやっているつもりですが、筋肉という
のは慣れると効率も上がるようで走行距離を倍に延ばさないと運動にならないようです。
 今年は秋の期間が短く、長雨も続いたので自転車の整備が先延べになってしまいました。
しかし12月になっても15℃以上の気温の日があるので機会を見てやるつもりです。今日は
1時間ほどかけて軽く油汚れや泥を落としました。それと緩んでいたネジを3カ所程しめ
て部品が脱落するのを防ぎました。
 幸い自転車の調子は良く、手間を取られないので助かっています。

 

 消費税率の引き上げによって料金の値上げがあちこちで見られるようになりました。私
にとっては同人誌の印刷と出店費用が少し上がったことが問題です。印刷費は一回の印刷
数を増やすことで単価を引き下げ値上げはしないつもりでいます。出店費用はコミティア
では500円程の値上げになりましたが、幸い私の本の売り上げが右肩上がりで増えているの
で、これも償却できると考えています。


近況39  最近の事をこまごまといくつか 2

2019-10-24 22:07:27 | 日記・エッセイ・コラム

 前回のつづきです。



 冷蔵庫
 冷蔵庫の換気モーターの修理はうまく行って、あの後期待した通り半年ほどは普通に動い
ていましたが、夏が終わったあたりからまた異音がするようになりました。しかし前回のよ
うにモーターが止まるという事はなく、メンテナンスすればあと半年は大丈夫でしょう。
 以前心配したオイルの種類による摩耗という事ではなく、モーターの軸を支える前後の
軸受けが摩耗したことが原因なので、そこに一個づつスペーサーを入れることで回転が円
滑に行くことが分りました。



 DVDデッキ
 元はBDデッキでしたが今はDVDだけが動いています。今月に入って読み込みしたりしなかっ
たりしていたのが、部屋の整理と家具の移動の後、全く読み込まなくなってしまいました。
 クリーニングディスクを何回か回しても回復しなかったので、デッキを分解してレンズを
直接磨いてみることにしました。しかしレーザー発振器の寿命ならいくら磨いても無駄です。
内部はホコリが多く、DVDの盤面に悪影響があると感じたので良く掃除しておきました。又、
DVDを載せて高速回転する台座のラバー面にも小さなゴミが付着していたので、アルコール
で丹念に落としました。
 その後、読み込まなかったDVDの多くが元に戻ったので、原因はラバー面のゴミでレーザー
の焦点距離が開いたせいではないかと思われました。DVDデッキには焦点距離を自動調整する
機能がありますが、DVDが傾斜して許容範囲を超えれば微妙なところで読み込めなくなった
はずです。実際にそれが原因なのか、電子機械技術の素人である僕には断定できませんが、
これで対処できるのであればそれでよいのです。
 DVDデッキも引っ越しに伴って廃棄し買い替える予定です。

 

 自転車のバルブ
 以前、前輪を交換した時に空気バルブを試験的に虫ゴムの物にしてありました。耐久性が
どの程度の物か実際に図ってみたかったのです。その結果3カ月ほどで虫ゴムがめくれて再
装着が必要だとわかりました。虫ゴム自体は安価なパーツで、消耗したらいくらでも交換が
できますが、その度にタイヤの空気を全て入れ換えるのも面倒です。
 それで、10年ほど前に新型バルブという物が出回り始め、長寿命をうたって普及しました。
ぼくも実際に使用していて寿命が長い事は確認しましたが、何かの原因で空気が抜けるクセ
があるのではないかと疑念を抱いていました。パンクでもないのにしばしば短時間で空気圧
の低下があり、自転車の酷使のせいか判断しかねていたのです。それでしばらくそのまま旧
型の新型バルブを使っていたのですが、5年くらい前に仕様変更があり、バルブの外形が少
し変わったのです。
 去年、後輪の交換をした時に新型の新型バルブを使ってみたのですが、確かにイレギュラー
な空気漏れは今の所起きていません。おそらく以前のバルブには些細な欠陥があり、小改良
したのではないかと思われました。具体的に言うと、弁の役割をしているゴム片が左右方向
へずれない様にパイプに収めて上下にのみ動くようにしたようです。

 タイヤの空気は完全に密閉されているチューブ内からでも、分子レベルで抜けていきます。
また気候の関係で温度差が激しいと抜ける傾向があります。使い勝手の良いチューブレスの
タイヤは今の所開発中で、価格から言っても従来のチューブのタイヤがまだ当分使われそう
です。


近況38  最近の事をこまごまといくつか

2019-10-23 23:43:29 | 日記・エッセイ・コラム



 春ごろからこめかみに湿疹ができて、夏の間ずっと消えずに残っていました。
この部分にはよくそういうできものが出来るのですが、普通はほおっておいてもすぐ治る
ので今回もまともに治療しませんでした。場所が眼鏡のツルが当たる箇所なので、原因は
金属アレルギーではないかと考えられました。
 今回は夏が終わるころになっても完治せず、膿がでたりしたので少し対処してみました。
まず眼鏡のツルを少し曲げて直接皮膚に触れないようにしました。(反対側のこめかみは
元々接触していなかった。)そして毎日飲んでいるサプリメントのカルシウムを半量に落
としました。このサプリには銅が少量入っているので、それも原因ではないかと考えたの
です。
 現在、症状は縮小して完治しそうな感じです。物によっては歯の被せ物の銀歯が原因の
場合もあるそうですが、眼鏡の緑錆が元なら銅のアレルギーという事になります。また、
夏の間は汗の関係で不潔になりがちなので、仕事が食品関係ということもあって雑菌の筋
も可能性としてはあります。過去に衛生管理が厳しい工場で働いた時、一時的に完治した
ことがあったので、二つの合併症も疑っています。


 
 部屋の片付けは今の所上手く行っています。物を整理するのが主体で家具や本は捨てて
いません。首を悪くしてから日常的な整理も滞りがちで、7~8年くらい前から物が積み
上がるにまかせた状態でした。2年前にリハビリを終えた時には、仕事をしながら片付け
をしていく予定でしたが、次第に会社での仕事量が増えて家の事をする余裕がなくなって
行ったのです。
 しばらくは整理を続けることによって室内スペースを広くできるはずですが、ごみの量
はいつもとそれほど変わらないはずです。
 その後は実際に物を選別して捨てる段階へ移行します。考えているのは不要家具の解体
と書籍の電子化および廃棄です。これらには道具の為の投資が必要で、その幅は数万円位
いと見積もられます。同時に時間も必要で期間としては数カ月から半年を見込んでいます。

 

 万歩計を更新しました。
今まで100円ショップの物を使っていて、壊れたら買い替えると言う方法を取っていました。
100円と言っても耐久性がある物は1年くらいはもっていましたし、正確な歩数は必要なく
目安で済ましていたので、今まで続けていたのです。物理的に錘が上下する事でスイッチ
をカウントするので、歩み方によってはカウントしないこともあります。また逆に激しい
走りをしたりすると途端に壊れてしまって買い替えることもしばしばありました。
 新しい物は余分な機能のない500円のものですが、上下動を感知するセンサーを備えてい
て、上記の問題は起きません。また製品毎のバラツキと言うものもおそらくなく、ハズレの
製品もないはずです。
 これで2~3年使えるようなら次も同等品にするつもりです。



 単六電池。
タブレットのスタライズペン用の電池が、あまり市販していない特殊な電池で入手に苦慮
しています。色々と試してみたところ、電池を入れたままにしておくと1カ月で消耗して
しまうことが分りました。自動停止装置のようなものはついていないらしく、自分でペン
のネジ部を緩めて接触を操作する必要があります。
 電気店を回ってチェックしたところ、置いてある店舗は半数くらいで、置いてある店舗
も割高で実用的ではありません。現在は9V電池(四角い電池)を解体して取りだした単六
電池を使っています。ネット通販の場合、1本100円位のコストで入手できる様です。

 

 荷造り

2019-10-13 23:40:08 | 日記・エッセイ・コラム


 9月から会社が忙しくなって私の体の状態では労働に無理が出始めたので、この際会社
を休んで荷造りを進めることにしました。元々、去年の10月に会社を辞めて移転する予
定だったのが人材不足で辞めるわけにいかず、増員の様子を見ていたのですが、自分が抜
けても大丈夫なタイミングになったと判断したので休勤したのです。



 荷造りと言っても部屋にある物を減らしてスペースを作る所から始めないといけません。
3つある机の内二つをたたんで机周辺だったスペースを空ける。椅子を処分する。カラー
ボックスを解体して納めてあった本を段ボール箱に入れる。そうやって作ったスペースを
作業場所にしてさらに不要物の選別や家具の解体に充てる、と言うのが大まかな工程です。
 今までの生活を継続しつつそれらを進めなければならないので、とてもやり辛く思い切
った荷造りができません。同人誌の作業を続けながらだと資料や原稿をどこかへ無くすか
もしれないので、同時進行させない方が無難です。昔なら力任せにやってしまった作業も、
今の体では慎重に運ばなくては頭痛を起こす心配があります。力仕事を休んでいるのでそ
の分のキャパシティーを荷造りに回せるわけですが、勤務しながらだとそれもできまず、
細々とした物の整理が関の山でした。



 結局、移転の予定は再々延期となり、来年春を目指すこととなりました。こんな風に延
期を繰り返していては、長期的な計画は立てられないので来年こそはと思っているのです
が、来年はオリンピック関連で移転費用が高沸する等と言われています。費用面で理想的
なのは来年10月ごろですが、ではそれまで延ばすのかと言えば、自分にどのくらいのメリ
ットがあるのかという話になってきます。まあ一年かければ荷造りは万全ですし、不要な
本を捨てずに売るという選択肢もできますが。
 たとえばオークションで自分の蔵書の一部を売ったとすると、多少の収益は上がります
が、その為の手間が増えてしまいます。まとめて古本屋へ持って行くにしても、引き取り
を拒否される事を考えないといけません。
 一番手間のかからない方法は、あっさり捨ててしまう事ですが、その前にPCに取り込む
ことができるのならやってみたいと思っています。「自炊」というそうですが、裁断した
本を1ページずつスキャンして文字列化する機器があるそうなので、今後の事を考えると
費用と時間が許せば挑戦したいものです。なにせ家には数百冊の文庫本があるのですから。