音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

童謡や唱歌

2023-10-23 09:14:02 | 民族楽器
自作のマイ楽器で唱歌や童謡を演奏しようということでその手の本を借りてきました。曲を見ているととても懐かしく時間が過ぎるのを忘れてしまいます。昔話などはほとんど歌があるのではないでしょうか。金太郎、浦島太郎、桃太郎、一寸法師など、昔の子供の歌というのはとても分かりやすいと思います。そしてものすごい数の曲を覚えていることにびっくりしました。そして、それらの曲は当時大人も歌うことができました。今は子供がどんな歌を歌っているのかよく分かりません。また、見ても知らない曲が多いように思います。これは童謡・唱歌だけではなく、流行歌においても言えることだと思います。昔は流行り出すと、テレビやラジオで至る所から流れてきたので、皆が覚えてしまったように思います。テレビでも歌謡番組が人気でした。今はものすごい数の曲が作られ、忘れ去られてゆきます。そして町中で聴くこともほとんどありません。皆がイヤホンをして聞いています。また、音楽においては世代間の断絶が大きくなりました。今までは人が集まれば同じ歌を歌うことができましたが、これからは難しくなるでしょう。若者の歌は早口でリズムも複雑なものになっていて、年寄にはついてゆけません。まあ、今の若者が高齢者になった時には歌えるのかも知れませんが。今時、童謡や唱歌を歌って喜ぶのは年寄だけで、子供は知らないものが多いのかもしれません。滅びはしないかも知れませんが、廃れてゆくのではないかと思っています。
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