もうカセットテープを聞くことは余りないと思うのですが、たくさんのカセットテープを処分できません。レコードも結構あります。ビデオテープも同様です。物で情報を管理しようとすると段々と物が溜まってしまいます。今の若い人は物を所有しないようになってきています。でも、私はいつもニコニコ現金払いの世界で、物がないと不安なようです。財布もなくスマホだけだと故障したり、電源が切れたりしたらと、考えるだけで心配になります。せめてがクレジットカードの使用くらいまでしかできていません。録音するのも昔はラジカセとか携帯のカセットレコーダーを使っていましたが、今はICレコーダーを使うようになりました。若い人はスマホでやっているようです。楽器にしても音を出すだけなら、パソコンでもかなりのことができるようになっています。ギターなどの楽器もパソコンで弾けてしまいます。情報があれば所有していなくても使用することができるようです。シェアするというのはこれからの世の中には必要なことなのでしょう。でも、年寄りは情報がないので所有するしかないのです。思い出してみれば、昔は正月にはお屠蘇を飲み、おせち料理を食べましたが、それぞれそのための食器があったわけで、お屠蘇の食器などは年に一回しか使われません。でも、その様な物も所有し保管してきた訳です。我が家ではお屠蘇は飲まなくなり、日本酒をお猪口で飲んでいます。昔ながらのものは無駄な物として消滅してゆく運命なのでしょうか。少し寂しい気もします。
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