この週末も家に籠って自粛しておりました。もう、この言葉はパソコンが記憶しています。それでも一部では自粛が解除されつつあるようで、政府が必死に引き締めようとしています。コロナと共生してゆく世の中になってゆくのでしょう。大変ではありますが、無駄なものが見直され、新しい生き方をすること自体は悪いことではないと思います。禍を転じて福と為すようにしたいものです。私もため込んでいた物を出してきて再利用しています。新しい物や事にばかり目が行き、今も持っている物ややっていることが疎かにされていたように思います。それが今の世の中のような気がします。新しい物を出して次々に購入させることで経済が回ってゆくような世の中になっていたと思います。自分の生活に目を向けるよりは目新しいイベントに注意を引き付けられてしまいます。とにかくどんどん消費を促すことで世の中が回っていたように思います。その結果が、地球温暖化や汚染の問題であり、また金がすべてにおいて優先される社会になってきたと思います。昔は王侯貴族というのが社会を支配しましたが、今は金持ちが社会を支配するようになってきています。政治家は大企業には頭が上がりませんし、医者も製薬会社に頭が上がりません。コロナはそんな社会を少し見直す機会を与えてくれたようにも思います。今まで勤勉にラッシュにもまれて出勤していたのが、それ以外のやり方もあるのだと気づいただけでも大きいと思います。ネットではなく、生の人との交流の大切さにも気づいたと思います。また、日常のちょっとしたことがいかに大切なことなのかも分かったように思います。ただ、これがこのコロナ騒ぎが収まってきても維持されるかどうかが問題です。特に、日本人は喉元過ぎれば熱さを忘れるというのを得意としていますから。バブルやオイルショックなどの教訓もどこかに行ってしまったように思います。まあ、私としてはこのコロナ騒ぎをネタにした歌を作り忘れないようにしてゆこうと思っています。
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