衰えても・・

去年より　更に加速した１年でした
知人が　新幹線並み　と言ってましたが・・その通り同意するしかありません（笑）

身体を使う仕事なので　メタボにはならないのですが　
ここ数年　体力の衰えや　身体の不調を感じる事が増えてきました
それは　仕事をいつまで続けられるのか　いつまで生きていられるだろうか
という　何となくの不安になったりして

しかし　終わりを意識するという事は　それまでに何ができるだろうか
どれだけできるだろうか・・という問いかけも生まれてきます

実際の所は日常に追われ　頭の片隅に浮かぶ程度ではありますが
時には　この問いを思いだし
来年も　それなりにやっていこう

来年も何だかんだと騒がしい１年になりそうですが
皆様にとって　希望を見いだせる年になる事を祈念して

微少

今読んでる本
幕末以降　日本を訪れた外国人の日本人に対する印象を解説した本
まだ途中ですが　なかなか面白い

微笑

訪れた外国人が口を揃えて言うのが　彼らに対する庶民の微少
それは上っ面だけの愛想ではないそうな
長い長い時間をかけて醸成してきた人としての姿勢
人間ですから機嫌の悪い時　悲しい時　などなど笑ってられない時もあるが
そんな自分の都合で相手に不愉快な思いをさせてはいけない
幼少の時から　そんな風に育てられてきたそうです

もちろん全ての人がそうではないでしょうし　身近な人同士では違った表情も見せたでしょう
ただ　そんな空気感が世の中にあったという事なのでしょうね
貧しくはあったのでしょうが　ストレス社会の今とは　ちょっと違った雰囲気だったのでしょうか

現代社会でも　お店に入った時　会社の受付に立った時
微笑で迎えられるのは良いものです

僕も見習おう　変なオッサンにならない程度に（笑）

想像してみる

このポロ葱を

抜くには　根張りが凄くて　そのままでは抜けない
両サイドの土を掘り下げる

根っ子が張ってますねぇ

引っこ抜くと　真っ白な根がいっぱい

このポロ葱を育てる土を作るために　
自家製堆肥＋発酵鶏糞　米糠　牡蠣殻石灰　を投入するのですが
まず堆肥は
市内の牧場で牛糞をもらってくる　牛達の餌は配合飼料　その原料は輸入された穀物が
多く含まれる
発酵鶏糞は
鶏の餌の多くも　輸入された穀物
米糠は精米店で購入
精米して出てくるカスですが　稲を育てる肥料の多くは化学肥料　その原料の一部も輸入品
そして農業機械を動かす燃料も輸入品

うちでは農薬も化学肥料も使わず　できるだけ身近で手に入るものを使い　
生産コストは比較的安いと思いますが　上記の様に世界経済と無縁ではない

仮に　輸入がストップするか　とんでもない価格の高騰がおきたとしたら
ちょっと乱暴な例えですが　生産は戦前のレベルまで落ちるかもしれません
その時の人口が７０００千万人程度ですから　今の人口を養えるかは疑問です
当然ながら生活レベルは落ち平均寿命も６０台になるかもしれません
そんな想像をしてみると　物の輸出入無しでやっていけるとは思えない

昨今の世の不安定さが　上記の様な想像をさせるのですが
もし国の偉い人が危機意識を持ったとしても　国内農業の転換はすぐにできるものではない
それに震災で経験した通り　安全性バイアスや同調性バイアスという罠がある

まことに　資源の限られた小さな国の辛い所ではありますが
もし弱者である事を認識すれば　必死で知恵を巡らし　何とかなるかも・・
・・と思いたい（笑）

包布

最近　包布（ほうふ）　というものを知りました
中でも　額包布　というものは掛布団カバーの上面中心部を広く除いたものです

何故　この様なものができたのか？
今　私達が使ってる布団そのものの歴史が浅いらしく（庶民に広がったのが昭和に入ってから）
ちょっと調べてみたのですが分かりませんでした

額包布は裏面と縁周りしか覆ってませんので　目につく上面中心部はがら空きです
なのでその部分は掛布団が丸見えです
これは布をケチったというより　わざと布団の柄を見せてるように思え
就寝時の保温という機能性に美意識を付加したのではあるまいか・・と勝手に思う（笑）

さて
最近　僕はタッパーのご飯をレンチンして　そのまま食べる
お茶碗に移せば洗い物が増える　という合理的かつ機能的考えからだが
そこに美意識は無い
常々　このままでは心が痩せる　いけない・・と思ってはいるのだが・・

つい　包布　と重なり
くだらない事を書いてしまった（笑）

畑に向かう

今年も残すところ一ヶ月余り
早い　あっという間　年々加速している様な・・

何かを強く主張したい　とか　これを表現したい　とかの思いが
今年になってから薄くなってきたような・・
年を経て丸くなってきたのか・・いや違う　そんな上等なものじゃない（笑）
意識はしてないが　内向してる時が増えたのか・・

或いは　極端ではないが何かの転換期を迎えているのか・・
ただ　やる気が無いのか（笑）

わからない

なので・・畑に向かう