Kou Farm

畑の話と日々の雑談

気温上昇

2018-06-28 18:10:44 | 畑の事
あつい・・梅雨明けを思わせるような ここ数日
お昼が近ずくと もうハウスになど入っていられない
流れる雲で日が陰ると 砂漠でオアシスに出会ったような気分・・は大げさだが(笑)
ホッとする 
いよいよ そんな時節になってまいりました

お蔭で ゲートが開いて疾走を始めた競走馬の様に 夏野菜の生育に勢いが出てきました

ピーマン

そろそろ一回目の収穫です

オクラも

花を咲かせ始めました

モロヘイヤは

もう 少しずつ収穫を始めています

バジル

葉っぱが見事です


作物は 吸収する養分によって その身体が決まります
同様に 人も食べるものによって その身体が決まるとすれば
季節に沿った食事をすれば 春用 夏用 秋用 冬用 の体ができるのか?
どうでしょう?
僕には 分かりません(笑)
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品種

2018-06-21 17:10:15 | 畑の事
ぼちぼち大玉トマトが採れてきた
ずっと作ってる定番品種

初挑戦の新品種

外見では どっちがどっちか見分けがつかない

昨年もお願いした二人に 試食をしてもらう
一個目を食べる モグモグ 二個目を食べる モグモグ
『ちがう!』
そうなのです 食べ比べるとよくわかるのですが
同じ種苗会社の種でも 品種間差はあるのです
でなけりゃ 分けて売る意味がありません(笑)

二人の味わい方は丁寧で 触感 味 風味 色 それぞれに感想を聞かせてくれます
しかし 好み については人それぞれの様で 意見は分かれる
意見が合ったのは 昨年とは逆で 中玉より この大玉のほうが良いという事
肥料を変えた(と言っても 原料はほぼ同じ 生でやっていたのを発酵させた事 発酵温度に気を
使った事ぐらい)事が原因かはまだ不明

更に言えば 収穫する時期 収穫してから食べるまでの時間によっても変わります
熟すほどに酸味は弱くなり 旨味は強くなっていきます
甘味 酸味 旨味のバランスは 一定ではありません
ですので そのトマトの個性を最大限楽しみたい場合 遠距離輸送による時間のロスはもったいなく
日常食べるのなら 有名ではなくとも 誠実に栽培している農家さんが近所にあれば それをお勧めしたい
ちなみに うちのトマトは発展途上 まずくはないが 強いて勧めるほどの自信はありません(笑)

しかし 何ですねぇ トマトの種類は世界で数千とも言われますが
それもルーツを辿れば 南米の高地で自生してた小さな原種に収斂されるそうですから
その広がりは人類の繁栄にも似て 驚嘆するところです

いや・・人類が好んでムシャムシャ食べてきたからか?
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イオン

2018-06-14 18:19:23 | 日々の事
いわき市のイオンモールが市内住民を対象にプレオープン
明日がグランドオープン

普通であれば 高萩から高速を使わずとも1時間程度 距離は水戸へ行くのと変わらないが
なにせ車の量が少ない スイスイ行けてしまう
街の人も さぞやワクワクしてるだろうと思いきや 意外と冷静 まぁ 高齢者率の高さを思えば
買いたいものもあまりなく わざわざ人混みに揉まれようとは思わないのかもしれない
それでも たいていの人が知ってる いずれ物見遊山で行くのだろう

今年の初め 通りがかりに建設中の巨大な建屋を見ましたが 目と鼻の先には水族館
お魚センター などがあり ちょっと足を延ばせば湯元温泉 ハワイアンズ ワンダーファーム など
子供からお年寄りまで楽しめる場所 施設が盛りだくさん
今年の夏休み とても1時間では行けそうもない 常磐炭鉱閉山以来 最大の活況をよびそうだ

僕が子供の頃のいわき市とは とても同じ場所とは思えない
小名浜の海水浴場とメヒコのカニピラフぐらいしか無かったのに(失礼 笑)

この変化の要として 常磐ハワイアンセンター(現 スパリゾートハワイアンズ)の継続が大きいと
思うのだが どうだろう? 挑戦する気持ちと 集客への意識を地域に根付かせた・・とは言えないだろうか

それも 炭鉱時代に厄介者だった湧き出る温泉水を逆に利用した事から始まったのを思えば
何が幸いするかわからない
そして 形にした人々の意思
プロジェクトXが続いてたら 格好のネタになりそうですね(笑)

まぁ それでも 同じ常磐炭田の子孫だからと言って 高萩市がこれを真似するのは どうかと思う
二番煎じで上手くいった話は あまり聞かない
ここは住み心地の良い所 オリジナルで行こう
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トマトの味

2018-06-07 16:24:49 | 畑の事

ピーマンの誘引(倒れないように支柱にひもでくくりつける)が終わる
終始 背中を丸めながらの作業 おもいっきり背中を伸ばす
イタタタ・・年だなぁ(笑)
視線の先には 真っ青な空にジンクホワイトで厚塗りしたような 目にも眩しい雲
悠々と飛ぶトンビ 追いかけるカラス
つっかけるカラスを その度ひらり ひらり とかわす余裕のトンビ

お~ すごい すごい と感心してると

いつの間にやら 中玉トマトが色付いてる

もぎる
食べる

う~ん・・
正直 目指していた味には届かない
何がいけないのか 何が足りないのか しばらく考え込んでしまった 
考えるのも疲れたころ はたと気ずく
何を目指していたのか? 美味しいと評判の先輩達のトマトの味
それに捕らわれていた
作り方も 設備も違う そもそも比較できるものではない
今 この環境で この品種のポテンシャルを最大限に引き出す それが目的
そう 思えた時 頭が少し自由になった

僕は 一つの味に捕らわれ トマトを型にはめようとしていたのかもしれない
それは傲慢というもの
いやいや 自戒せねば

ここまでの生育観察では 堆肥の量 ボカシ肥の撒き方 ベットの作り方 に改善の余地がありそうだ
有機肥料を使う場合 数字には表れない窒素があるというが 今回それを実感する

引き続き経過観察を
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