Kou Farm

畑の話と日々の雑談

懐かしき70年代

2019-03-28 18:33:57 | 日々の事
ひよっこ2 二日連続で見てしまった
何だろう この懐かしさは
自分が歳をとったという事か・・(笑)

みね子の実家が 米だけでなく花も作っている
よく取材してると思った
所得増を目指して 米や野菜農家から花農家に転身するのがブーム(?)になった時代があったそう
これは戦後の復興と歩調を一つにしている
社会インフラの整備 流通の発達 市場の復活と法整備などなど
何気ないシーンではありますが 背景としての社会がゴーゴーと音を立てて回る車輪の様な変化を
示しています

僕は後に知ったのですが 戦後の農業は様々な変化があったそうです
それは また 世の中のニーズの変化でもあります
関東の北の端の小さな街でも いや田舎だからこそ農村の変化は顕著であり
様々な栄枯盛衰が繰り広げられてきたのでしょう

そして 文字では表せない 60~70年代の人々の息使い
今から思えば つましい生活ではありましたが 隣人との距離はとても近く
乱暴で雑ではありましたが 情の厚い世の中だった・・そんな様に思い出されます

ちなみに 北関東の人間は訛りが抜けないというシーン
大笑いしてしまいました
本人は大真面目で標準語を話してるつもりなのですが・・
僕もそうでした(笑)
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順調なんだが・・

2019-03-21 16:51:30 | 畑の事
適度な雨もあり 穏やかな日が続きます
暖冬の影響もあって 野菜は手ごろな値段が続く

僕の畑でも 春作の種蒔きや植え付けは順調に推移し まもなく終了予定
何の心配もないはずなのですが・・
このままで済むわけがない・・・
予想をこえた気象を毎年経験していると つい警戒心が強くなるのだ
かと言って 有効な手立てがあるわけではなく お天道様のお怒りには ただ肩をすくめ
頭を垂れているしかない 順調な時には ありがたい と感謝とも言える安堵で笑顔をつくる
古来 人はこれを畏敬と言うのだろう
それは 弥生時代の人々も 現代の僕も変わらない・・と思える

そんな こんなを思いつつ
恒例の堆肥撒き



今回は幾つか変えた事がある
その一つは 混ぜる麦藁と籾殻の量を倍に増やした(それでも少ない気がするが)
大した事ではないが 水溶性の炭水化物を増やすのが目的
詳細は省くが 健康に作物を育てるには これが重要と思えるのですが
その効果が薄いように思えたので
他に 僕は苦土石灰は使わないので それに代わるミネラル資材(もちろん天然のモノ)
も混入
しかし 自分で作るとなると なかなか難しい 切り返しと積込み高さで発酵温度を
調整するのですが 毎回違う
今回 初期は50℃前後と理想的な温度で推移しましたが 中期の昇温が思うようにいかず
てこずった
なにせ微生物の世界 肉眼では見えない 温度 色 匂いの変化で発酵具合を想像する
妄想なら得意なんだが(笑)
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端境期

2019-03-14 18:46:46 | 畑の事
もう3月も半ば 気が付いたら年末になっている事だろう(笑)
今は作の切り替わり 冬野菜が春野菜にバトンを渡す
・・が バトンが宙に浮いている
収穫できる野菜が何も無い

今年 最初に播いたホウレン草は

まだこんなもの

レタスも

収穫には程遠い

もうしばらくは辛抱です
その間 夏野菜の育苗を
トマト苗は

こんな状況
今季は発芽にバラツキがあり 中には結局芽が出なかったものも
種が悪かったのか? 温度管理に問題があったのか?
温度管理のような気がするのだか
ともかく 追い播きをしてフォロー

寒くなったり 暑くなったり
この時期の育苗は ホントに気をつかう
寒さが緩んで のほほんとしていたら 手酷いしっぺ返しを食う事も
ルーティンワークの落とし穴はあちこちに
気をつけよう
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2019-03-07 16:06:29 | イベント
先日はお日柄も良く 上々のイベント日和
主催の たつご味噌さん に感謝しつつ
たかはぎ花まるしぇ のテント群の一角に 柴田農園さんと一緒に出店
一緒と言っても 僕は店子の様なものだが(笑)

こんな・・






感じです

今回 改めて思いましたのは
花の威力はすごい! です
行く人達が まるで蜜蜂の様に引き寄せられてくる
鮮やかな寄せ植えやハンギングバスケットなど興味津々
華がある と言いますが まことに その通りでございます
もしかしたら 花の色や形 その向こう側に 想い出や大自然などなど 何事かを見ているのでは・・
などと想像してしまいます

花と野菜の組み合わせ
これは なかなか良さそうだ 立ち寄ってくれるお客さんの顔を見ていて そう思いました
マッチングの妙 
意図したわけではありませんが 今回 それに気ずきました
能書きばかりではなく とにかく やってみるものですね(笑)

そして 今回も 語弊があるかもしれないが 挑戦する人のエネルギーを感じました
モノやサービスを販売しようとすれば お金 資材 人材 地域性 などなど なにかしら制約を受けます
その中で それぞれの世界観(の様なもの)を精一杯表現しようとしている
そんなふうに感じるわけですが 
それは また 個人に置き換えてみれば 肉体的 性格的な個性という制約の中で
精一杯 生きようとする姿に重なり
何と申しましょうか・・
それもまた 花の様だ・・と思えた一日でした
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