情緒

とかく合理化だ効率化だ　が叫ばれる昨今　いや・・昔からか？
人の行動も　それで規定されると
なんとも息苦しい
もっとも　合理化効率化が悪い訳ではない
昔から　仕事は段取り良く　と言われたものです

ただ　花瓶に活けた一輪の花に癒される人は多い

情緒

人が生きていくうえで　大切なものだと
思うこの頃です

不思議

ボカシ肥料が　そろそろ完成だ

約1ヶ月の発酵を経て　水分を飛ばし乾燥させれば　反応は止まる
米糠と油粕を母材に　あれが良いこれが良いとぶち込んで（笑）
温度が３０℃　４０℃　５０℃オーバーと上がっていく
糸状菌から放線菌などの活動へ移っていく
温度と匂いと色は　その指標として分かり易い

ボカシであれ堆肥であれ　発酵の過程は面白い
牛の糞でも米糠でも　積み上げて水をかければ　あら不思議
湯気が出るほど温度が上がり　ゆっくりと様子が変わっていく

微生物なんて知らない昔の人は　これを何と思ったのだろう
現代人の僕には想像もつかない
でも現代人の僕でも胸のトキメキ（笑）を感じるのだから
やんごとなき事と
トキメイていたかもしれない

鳶と飛行機

青い空
米粒ほどの飛行機が飛んで行く
その視界に　入ってきた鳶　翼を広げ悠々と滑空していく
人が作った鳥と　ホントの鳥の共演だ
などと思い　ボーっと眺めていたのですが

ふと　明治維新と第二次大戦での敗戦
何か似てるなぁ　と思った
何の脈絡もない（笑）

それ以前と　それ以後
否定されたものと　新たに入ってきたもの
後に再評価されたもの　
時代の混乱期　表に出ているもの　隠れてしまったもの

維新　敗戦ときて　ほぼ同程度の時間が過ぎた今
やはり　世は混とんとしている
今度は何が評価され　何が否定されるのだろうか
自分なりに　冷静に見ていきたい

ちなみに　僕は歴史家でもなんでもない
ただの好事家
その戯言である（笑）

春へ

先日の雪　山の方では３０ｃｍ程も積もったらしい
山と言っても　町場から１０ｋｍも離れていない
標高の低い海岸沿いの街は　降り始めの小一時間は雪でしたが
その後はずっと雨
畑には　良いお湿りとなりました

低気圧がもう少し北よりに進んでいたら　海沿いも大雪になっていたかもしれません
地形と気象　耕す者にとっては　まことに玄妙なるものです

春に向けて
露地で播いた　今年最初のホウレン草

踏み込み温床で生育中のレタスやらなんやら


無事に育つ事を祈る

道端の梅が白い花を

厳冬のなか　春まじか

半径

先日　僕より一回り程も年上の方と話していて　ふと思ったのですが
ボンヤリとではありますが　世代によって世の中の味方が違っているのではあるまいか
高度成長期　或いは　バブル期を経験してきた人
低成長時代しか知らない人
今の時代を見るにしても　それぞれが知っている時代の空気が違う訳ですから
印象は当然違う

僕の世代より上は　経済成長　あるいは好景気　に無上の喜びを感じる（笑）
なので　今を否定とは言わないまでも　肯定的に見れない

僕もそうだったのですが　最近は違った感じ方をしてる
例えですが　半径１ｍの視点と半径１０００ｍの視点　両方で見る
１ｍは僕だけの視点　
１０ｍは僕の親や甥っ子達
１００ｍは僕の爺さんや婆さん　それに幼い子供達の視点
１０００ｍは歴史的時間で

１ｍでは　全てが具体的で待ったなしの判断を強いられ　あれかこれかと迷うのが常
１００ｍになると　戦前を思えば　低成長と言われる今ですら恵まれている
ましてや幼い子供には景気がどうこうなど関係なく　真直ぐに子供である
１０００ｍともなれば　ゆく川の流れは千変万化　落ちもすれば上がりもする
まぁ　こんなもんだ　と諦観せざるを得ない

生きていくために　あくせくしながらも　こんなもんだ　と言う想いも同時にあったりして
体力が落ちて　無理がきかなくなってきたのかもしれないが（笑）
その方が煮詰まらず　精神衛生上健康であり　視野も開ける

ちなみに　
もちろん　その世代の人が十把一絡げに同じという訳ではありません
説明するためのイメージです