Kou Farm

畑の話と日々の雑談

時代

2022-08-25 17:07:08 | 日々の事
先日 特攻隊の特集を途中からですが 見ていました
我が身に 置き換えて考えた時 
何とも複雑な思いを抱きました

思えば 明治の御一新以来
西南戦争までの数々の内戦
日清戦争
日露戦争
第一次世界大戦
日中戦争
太平洋戦争

第二次世界大戦が終わるまで まことに戦(いくさ)の多い時代がありました
戦争は戦いだけを見るのは片手落ちで 政治・経済が大きく絡んでくる
なので 今を生きる僕が単純に良い悪いを言えるわけがない

江戸時代は 日本的な商工業の勃興期だと何かの本で読みましたが
明治維新で 世界的なその流れに組み込まれ加速していったとすると
戦争というものも経済の一形態なのか・・と思ったりする
それを思うと敗戦以来の70数年の いくさ無し は奇跡の様な時期だったのかもしれない

ある作家が 明治から昭和の敗戦まで国家は国民にとって とても重いものだった と言ってましたが
なるほど貧乏国が あれだけの戦争をしてきたのですから さもありなん
多少なりとも軽くなった時代を生きてきた僕達ですが
それが良かったのかは これから試される様な気がします

世のメインストリームを歩いてるとは思えぬ
果てぬ草刈に 畑でタメ息をついてる僕も
その点では 例外ではない

う~ん・・また タメ息が出そうだ(笑)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

取越し苦労

2022-08-18 19:19:48 | 日々の事
お盆も過ぎまして
何となく 夏も そろそろ終わりか・・と思ったりします
今年も 母親への感染リスクを考慮して 家族が集まる事はできませんでしたが
TV電話で皆の無事を確認したりして 
まぁ それなりに過ごしました

お墓の掃除をしつつ あれこれ他愛もない事を考える
亡くなった父親の時代
祖父の時代

いずれも 大きな戦争が その人生に影響を与えた事は疑うべくもない
もちろん 僕は戦争を経験していない
今になって もっと当時の話を聞いておけば・・と思ったりする
戦時下あるいは戦後間もなくの 庶民の暮らしはどうだったのか
一般的に言っても もう 肉声で聞く事は難しくなってきている

その時代 この国は ほぼ自給でやっていくより仕方が無かった と思われる
その生活レベルはどうだったのか 人々の意識はどうだったのか
世界的なモノの流れが不安定で不確実な今 
何かと参考になるかな と思ったりする

未来が そうなると予測してる訳ではない
ただ そうゆう道を辿ったら どうなるか・・という取越し苦労である
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然災害

2022-08-11 18:56:32 | 日々の事
週末には いきなり 台風襲来となりそうです
これまでのカラカラ天気にやっとピリオド
畑も十分潤ってくれそうです

それにしても 日本海側の各地域では真逆の大雨が続きました
思い出すのは 2015年の茨城県常総市の洪水
上空を何機ものヘリが飛び交っていたのを覚えています

2011年 東日本大震災
2012年 つくばの大竜巻
2015年 上記の洪水

当時 つくば市の北西部で畑をやっていた僕は
たて続けに その災害を経験したり まじかで見たりした
TVでも 随分大きく報道されてました
いったいどうなってしまうんだろう・・と不安な思いに駆られたのを覚えています

今では 災害が常態化して またか と思う人も少なくないのでは
今回は いったい同時に何か所で街が水に飲まれたんだろう

詳しくは思い出せないのですが本やネットで 自然災害が頻発する時期が 過去何度もこの国では
あった そうです 
長い目で見れば 今が特別なのではなく そういう国なのかもしれない
技術の進歩が 完全な安全を提供してくれる という錯覚を持った時期もあったかもしれませんが
(度重なる災害を防げたその時期は 皮肉で言うのではなく ホントに嬉しかったろうと思います)
やはり 僕達は この国の自然の在り様を(想像を超えたもの)忘れる訳にはいかない
そんな気がします
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3年ぶりのお祭り

2022-08-04 15:35:43 | 日々の事
先週土曜日 3年ぶりで街のお祭りが開催されました
例によって 僕は一日めいいっぱい仕事で 賑わうメイン通りを横切るだけ(笑)
それでも 作業場は目と鼻の先
雑踏やら スピーカーから流れる市民音頭の歌声は十分過ぎるほど聞こえてくる
気分だけは お祭りを楽しめた(笑)

昭和46年が第一回 
なので上代以来続くといったわけではなく 比較的新しい祭り
それでも昭和29年町村合併で現在の街ができて以来
老若男女それぞれの楽しみ方で愛されてきた

普段と比べれば 凄い人出で込み合っていたのですが 終わってみればゴミ一つ落ちていない
スタッフの努力もあると思いますが 人口に比例してコンパクトな規模が それを可能にしている
のか  と思ったっりします
準備から撤収までを お祭り とすれば ほどほどのサイズ感もいいもんだ

日中 メイン通りを横切った時 目についたのは子供を連れた家族
有名人が出るわけでもなし 際立った催しがあるわけでもない
しかし 地域に根差した お祭り は子供にとって とても良い思い出になるのでは

祭りのあと 打って変わって静寂に包まれた通りを眺めながら
あれや これや と思いを巡らす
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする