Kou Farm

畑の話と日々の雑談

ごはん屋 すい月

2016-03-30 17:51:01 | お店
今回も駅のそば
前回紹介したお店もそうですが 僕のうちから歩いて数十秒 とても助かってます(笑)

ごはん屋 すい月
明治26年創業の老舗精肉店がオープンしたお店
その歴史も凄いが 特筆すべきは 
店主の アキラ君 その人だ 

危ない人・・ではありません(笑)
現役のミユージシャンでもある

熱い男


大学卒業後 様々な飲食店で経験を積み
その間 カリスマ的な師匠に出会い研鑽を積む

見た目とのギャップが激しいが?(笑)彼の卓越した分析力は 問題を的確に炙り出し 解決へと導く
論理と感性の共存 そのバランスのなかで生み出される一皿を
彼は日常メシと呼ぶ

お酒は飲まなくても死にやしない(死ぬ人もいる?笑) しかし ご飯は食べない訳にはいかない
365日 当り前に食べてるご飯 
気張らずに 普通に食べられるメニューを 彼はそう呼び提供している

しかし その普通の一皿には膨大な時間(経験)と思考 そして思いが込められているのです 
驚きのコスパも特筆ものですが その背景にある努力と挑戦は金銭を越えたもの
彼は 絶対にお客に損をさせません
もし そこに美味いトンカツとカレーがあったなら どう提供すれば それを最大限お客様が享受できるのか
既成概念に囚われず 根本から問いただし 形にしていく


思考と感性の欠片が 壁にも散りばめられてます




お弁当も人気 この価格で この味は 他店では真似できないでしょう


誰でもない自分の道を走り続ける彼は何者なのか?
それを知るには お店に行くしかありません

ぶっきらぼうに見えますが

お茶目で、繊細、優しい彼を
応援します
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Les Petites Mains

2016-03-28 15:11:23 | お店
まず 今一番フレッシュなお店のご紹介
今年1月末にオープンしたばかりの洋菓子店

Les Petites Mains
レ プティットゥ マン
小さな手 という意味だそうです

駅のそば ホテルクレストの一階 これまで高萩には無かった本格派です

オーナーパテシエールのアイコさん

製菓学校を卒業後 飲食店グループの製菓部門を経て 東京自由が丘 シェフ(プロ)が認める実力店で修業 研鑽を積む
お菓子作りに目覚めたのは高校生の頃 その道を進むにつれ 更にお菓子の世界に魅了されていく
そんなアイコさんが自分のお店を意識し始めたのは修行に入って間もない頃

僕は思うのですが どんな世界でも 好きで入っていく人は沢山います しかし 長い修行を経て独立までたどり着くのは
極わずか 決して楽ではないし 苦労は増えるばかりです  
それでも彼女がここまで来れたのは 才能やセンスだけではなく 具体的な目標を持ち真摯に打ち込んできたから なのだと思います
本人は周りに恵まれていたから と言いますが それも自身の努力があればこそ周りがサポートするのです

今 人気のショーソン・オ・ポム(アップルパイ) は焼き上がってすぐに完売 3回訪れてますが 未だにお目にかかれていません(笑)
材料にこだわったショコラフランボワーズは そこそこのお値段ですが人気急上昇中
僕が友人にお土産に買っていったシュークリームも あっという間に食べられ もっとぉ と催促されるしまつ(笑)

取材に訪れた日も 次々に来店するお客さん
焼き菓子も好評で手にするお客さんが目立ちます






僕も何とか二つゲット シブーストとフロマージュ

昼食後にいただきました 
おっさんが食べても 違いが分かります 
思いが伝わってきます

オープンして約二ヶ月
忙しい時は自ら箱詰め


スタッフと共に現在奮闘中



彼女は言います お店が街の日常の一部になれれば
一つ食べ ついもう一つ手が伸びてしまう そんな飽きのこないお菓子で 皆の生活に融け込めたらいいな・・と 

控えめな彼女は気ずいていないようです
もう その想いが伝わり 広がり始めている事を

毎日の忙しさにてんてこ舞いですが 彼女の夢はまだ止まりません
買ってすぐに食べられる カフェスペースの設置
夏には冷たいお菓子を 冬には暖かいお菓子やキッシュを
街の人が 美味しく ほっこり出来る場所を作りたい

彼女の お菓子と 人への 純粋な思いが伝わってきます


スタートしたばかりの Les Petites Mains
これから お菓子と人を繋ぎ どんな物語を紡いでいくのでしょうか・・

楽しみです
応援します
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昔は良かった・・?

2016-03-25 12:10:26 | 自然
高萩を紹介するうえで 海は外せぬものですが
変わってしまった海もありました


日本の渚百選にも選ばれた
高戸小浜
二つの小さな入り江からなる景勝地です
砂浜あり 岩場あり で 小さな子供さんを遊ばせても 十分目が届くサイズは 家族連れにはもってこいの場所です

僕が子供の頃は防波堤も小さく 砂のビーチはもっと広かった
段状の防波堤に改修されて それが狭くなり
さらに東日本大震災で地盤が下がってしまい 砂浜はわずかばかりとなってしまったのです

昔を知る僕には違和感があったのですが
底が見える綺麗な水は変わらず 波も以前より穏やかになって



子供を遊ばせるには かえって良かったのかなぁ などと自分を納得させてます(笑)
インドア派の姪っ子が ここでは目を輝かせて なかなか帰ろうとしませんでした
珍しい事です(笑)

いつか ここで 冷やしトマトと味噌トッピングのキュウリを売ってみたいものです


さてさて 帰ってきてから この目で確かめるため 観光地を巡り
情報収集のため 色々な人に会ってきました

話題にでるのは やっぱり 常住人口の減少ですね
ただ これは高萩に限った話ではなく 全国的な現象なので
今の高萩市では止め難いものだと思います
むしろ それを想定して 今後を考えなければならないでしょう

賑やかだった頃に一線で活躍していたシニア世代からは
もう 高萩はダメだっぺよ
昔は良がったなぁ~
の連呼(笑)

大変な時期に帰ってきてしまった と思ってしまいます
まぁ 確かに否定的な意見の皆様が言う事は一理あり いや・・その通りかもしれません
しかし 終わっていくものが有れば 新たに芽吹くものもあるのです

次回からは 僕が エッ こんなお店が出来たんだぁ と驚いた
新しい芽を紹介します

続く
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シーズンⅡ 始まります

2016-03-23 17:22:56 | 自然
さあっ! 始まりました
シーズン2・・?です(笑)

盆暮れには帰ってきましたが
ここで生活するのは30年以上ぶり


高萩市です

茨城県北部 太平洋側 
工業の町日立市 と 観光の町北茨城市に挟まれた
ちょっと肩身がせまい町(笑)

先だっての三連休 みんなお出かけ
わが町のメインストリート
駅前通りも お出かけの人達でいっぱい・・

いない
誰も・・いない・・
え~~っ
僕が子供の頃は 休日ともなれば市外からも買い物客が来て 賑わっていたのですが
そんなバカな この町は僕の想像を超えて変わってしまったのか? 確かめねば
数日 あっちをウロウロ こっちをフラフラ

あった!
ここは変わってない

真っ白な砂浜
心地いい波打ち際

子供の頃 岩場にへばり付いた貝をむしり採り 蟹を釣り上げ
おこした焚火で炙り ムシャムシャ食べた この海は変わってない

今は そんな縄文人のような事はできないようだが(笑)
吹いてくる海風 潮の香は あの時のまま
懐かしさと共に 忘れていた居心地の良さがよみがえります


30年余りのブランクを埋める数日
まずは そこから始めましょう

続く・・
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