Kou Farm

畑の話と日々の雑談

年末に

2018-12-27 20:58:33 | 日々の事
あと数日で今年が終わります
寒波 台風 大雨 今年も色々ありました
そして平成最後の大晦日を迎えるわけですが
わたくし的には これから よりシンプルでありたいと思っています

仕事柄 気候変動とはずっと付き合わざるを得ず 社会的な変動 その波からは逃げようもない
来年も 何かと悩み多き年になりそうだ
なので 迷わないために物事を単純化して考えよう・・というシンプルではなく
情報や事象を受け止める僕自身が偏りなきよう努める
その為に 頭の中 心の中 になるべくガラクタを貯めこまない 
そういうシンプルさ

ラーメンのチャーシューが小さいだけで不満に思う僕には 難しい事なのですが
まぁ 努めてみたい

そして 来年の目標は・・ありません(笑)
今日の先に明日があって その先に明後日がある
梯子を上る時 踏み外して落ちないように 目の前の柱をしっかり握り 
横木をしっかり踏みしめる それが今できる精一杯の事

ともかくも 今年一年無事であった事に感謝して

良いお年を
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年の瀬に

2018-12-20 22:28:46 | 日々の事
12月も後半です
クリスマスにケーキを食べて 大晦日に蕎麦を食べたら 今年も終わりです
年の近い知人と話す 年々1年が早くなる ボヤボヤしてたら死んじゃう だそうな
そうかもしれない(笑)

去年の今頃は 野菜の価格高騰が本格化し 直売所では値段を上げて下さいと言われてた
今年は見事なまでに逆 安価な野菜があちこちで溢れてる
個人的には 価格の上がった下がったは無い方が 生産者・消費者共に良いと思うのですが 
諸々考慮すると仕方がない事でもある
去年 もっと上げてと言われても そこそこで留めた分 今年は下げ幅もそこそこで留めてみた
が・・そんな事はお客さんの知った事ではない やはり安いに越したことはない
そうなると これは僕の単なる意地なのか?う~ん・・そうかもしれない(笑)

1年前を思い出してみれば 僕の生活も少しずつ変わってきている
それ以上に知人の変化は大きい・・と思っていたが

知人達を取り巻く環境の変化もさりながら 内面の変化
より逞しく しなやかで しっかりしていく
もう 以前の様な心配や助けはいらないかなぁ などと思ったりしたが
いやいや もともと逞しく しなやかで しかりいしていた
やっと 僕がそれに気ずけるようになった それだけの事かもしれない

知人から やっと気ずいたか と 逆に安堵されてるかもしれない(笑)

ちなみに 最近ハワイアンミュージックにプチはまりしいてます

忙しい年の瀬に ちょっとほっこり
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霜が降りた

2018-12-13 19:08:31 | 畑の事
やっと冬が来てくれました

待ちに待った 霜 が降りてます
震えるような寒さを喜んでるのも変な話ですが
冬は冬らしく 夏は夏らしくあってほしいと願うのが露地百姓です
この寒さで 葉物はヒョロついて弱々しかったのが 分厚く逞しいイケメンに変身するばかりか
甘味 各種栄養成分が増して中身も充実 名実ともにイイ男になるのです


しかし なんですねぇ 地形の影響とは凄いもので
ここは関東でも かなり北の方です
にもかかわらず 県南内陸で最低気温が5℃を下回っている時でも8℃前後あるのです
海に面してるだけでこのちがい 作物栽培では2℃違えば大きな差
微妙な違いが 収穫には大きな 特に販売時期には差となってあらわれます
しかし 車で20分も走って山間部に入ると うちの畑では雨でもそこは雪
標高でいうと400~500mほどなのですが 市内でも随分違った環境になります
それを考慮すると 温暖化(?)でこれから気温が上昇したとしても一律に影響を受けるとは 
必ずしも言えないのではないか 地形や海流の影響で場合によっては極端な差が生まれるのでは・・
と思ったりします

まぁ 専門家ではないので具体的にどう とはいえませんが
地形が人の生活に与える影響は やはり大きいと言えそうです

とりあえず
冬の野菜が



逞しく育っております
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西郷どん で勝手に妄想

2018-12-06 20:06:48 | 日々の事
西郷どん いよいよ佳境
何故あの件を取り上げない とか 作りすぎてないか とかブツブツ言いながら見てる
そりゃそうだ これはドラマ(笑)

お百姓を始めてから どういう訳か近現代史に興味が湧いてしまった
最初は作物と食文化についてだったのだが ついつい脱線してしまう
知っていくにつれ第二次大戦(太平洋戦争)を境に 断絶の様なモノを感じていて
それは何なんだろうと つねずね思っていた
素人の好奇心なので勝手な妄想でしかないのですが

武士幻想

西郷どん を見ていて薄っすらと浮かんできた
武士と言っても 鎌倉期 戦国期 江戸期 それぞれ違うそうで
素人の僕なんかがイメージするのは江戸期のそれ
主君のためには命もいらず 恥をかくなら死を選ぶ
潔さの究極と言っていい
しかし一方で 命を懸ける対象によっては とんでもない事になりはしないか
また 表面だけを似せて 実は不満 ストレスの感情的な暴発にすぎないとか
考えてみれば 危うさも内包している様に思う

今は 社長が恥をかかされたから部下が47人で 討ち入りする事もない
仕事で失敗したから 自宅で腹を切る事も一般的には無い(例外がある事は承知してますが)
責任を平然と自らの死であがなう というのは やはり凄すぎて尋常の精神とは思われない

明治維新は武士の革命と言われ ある意味奇跡の様な出来事だと言われますが
日中戦争から太平洋戦争を起こす因子も そこに在ったのではと思えてしまいます
禍福はあざなえる縄の様と言われますが それは歴史にも当てはまるのかもしれません

そして感じていた断絶も 因果の中での必然で 繋がっている事が分かってきました

さりとて 数百年磨き抜かれてきた 武士的精神 はやはり世界に誇れるモノだと思う
僕も それにあやかりたいと思うが・・何せフニャフニャなもので・・(笑)
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