Kou Farm

畑の話と日々の雑談

太陽でリセット

2021-06-24 16:54:14 | 畑の事
使い古しのビニール
ビニールハウスの天井を覆っていたものを

畑に広げる
この2年 冬場の白菜ダニ被害に悩まされ 対策として太陽熱消毒を
タンパク質は60℃を越えると変性する ゆで卵の様に 
つまり 地温を上げて白菜ダニの卵をゆで卵にしてしまおうという訳です
梅雨明けの真夏の太陽を待っていたが 梅雨明けは遅れると言うし 試しにやってみた
場所によっては地表近くで60℃を越える ただムラがある 恐らく水分含量の違い
もしくは気層(空気の量)の違いか?
真夏にもう一度やってみよう

上の画像とは場所が違いますが 数日置いて 剥がすとこんな感じ

雑草が萎れて枯れてる
こいつは良い 除草の手間が省ける
時間の節約はありがたい
とりあえず 除草目的で他の場所もやってみよう

上手くいけば 土壌のリセットになります
人間の私は 42℃のお風呂でリセットしてます 60℃はムリ(笑)
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変わったもんだ

2021-06-17 17:01:56 | 日々の事
ここの所 なかば娯楽として北関東の食文化の小本を読んでいた
大正から昭和初期にかけて
すでに文明開化は始まっていたが 北関東の農村部 一般の人々には
代々続く生活が一般的で 地元で採れるものが食卓に上がっていた
なので中心は穀類(米 麦 ひえ 粟) 芋類 野菜 などで 今と比べれば 動物性タンパクと
脂質のすくない食生活だったそうです
米ですが 前にも書きましたが 庶民にとって白米など祭事のときだけです
今 僕達が見ている広々とした水田の多くは 昭和24年土地改良法制定以降 大型重機で整備された風景
戦前までは 小区画で江戸時代とさほど変わらぬ様子だったと聞きます
米は貴重品でした

子供の頃の母の手料理の記憶 そこに当時の食事を想像する豆粒ほどの手がかりがあります
お婆ちゃん ひいお婆ちゃん から引き継いだものがそこにあるからです

しかし何ですね お金さえあれば ラーメンだろうが パスタだろうが 海鮮丼だろうが
何でも食べられる 目下の夢はハワイアンパンケーキとガーリックシュリンプを食べる事です(笑)

そんな自分が 婆ちゃんの若い頃の生活を想像する 
まだ100年と経ってはいない昔との差に ジワリとした驚きを禁じ得ない
この変化は 科学技術の発展と国内だけでなく世界的な政治経済の変化の波にさらされた結果
であることは疑いようもなく 農業と言えど経済活動の一環であり 近年その側面が強調されてるような
気がしないでもない

今では お弁当を持ってこれず 食べてるふりをする中学生は殆どいなくなりました
しかし 食材の背景を知る人は減っているのではあるまいか

良い悪いで考えれば 何とももどかしい・・
ただ 食に関わるものとして 見たいものだけ見る という訳にはいかなそうです
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2021-06-10 16:57:36 | 畑の事
いい天気が続きます
お蔭でトマトが色ずいて
大玉

中玉

去年と ほぼ同じペース
それぞれ もいでガブリ
中玉は甘味とこくが口中に広がる
大玉はほのかな酸味 最後は甘味の余韻で終わる
去年と同程度の仕上がりになってると思うが 2段目 3段目の味がどうなるか
今期も酷暑の中 頑張って下さい と思わず頭を下げる

暑くなる前に ポロ葱

も植えました


畑では連作障害というものがあり 同一品目を同じ場所で作るのを避けます
4年もやってると 段々記憶が怪しくなる ただ僕の記憶力が低下しただけだが(笑)
なので 今まで堆肥置き場にしてた場所を空けてポロ葱を植えてみた
処女地に近いので 悪くないと思うのだが・・結果は半年後


それにしても 海からの風が心地良い
吹き始めると 体感で2~3℃下がる様な気がする
少年の頃 部活で体育館に吹き込んできた風を思い出す
何が変わっても あの風は今も吹いている
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南瓜

2021-06-03 16:53:43 | 畑の事
南瓜

蔓が伸びてきて

小さな実もついてます

うどん粉病に負けないで 育っておくれ


天日で牛糞の水分を飛ばす

断続的な雨で運搬がズルズル伸びて やっと先週運び込む
あまり遅くなると 堆肥の発酵温度が上がるタイミングで 外気温も真夏のそれになってしまう
相乗効果で発酵温度が急激に上がり過ぎるとエネルギーロスが大きくなってしまう
まぁ なんとか間に合った
以前拾ってきて干しといた海藻を

細切れにして 混ぜます
発酵の過程で一緒に分解し様々なミネラルが補給される
分量は塩基濃度が上がり過ぎないよう 様子を見ながら恐る恐る
来週 ある程度牛糞の水分が蒸発したら その他の副資材も混ぜて本仕込

香ばしい匂いに包まれての作業
僕は途中で麻痺してしまうが
近ずく人には えらい迷惑に違いない(笑)

そうそう 各地で見られたそうですが
ここでも

太陽を囲むように虹が
ハロと言うそうです

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