自業自得

ここ数日　忙しさで離れた畑に行ってなかったら

ジャガイモのマルチが破れ　掘り起こされてる
特定はできないが　獣の仕業であることは間違いない

行けなかった分　一部雑草が伸び放題
獣にとっては　格好の遮蔽物

とにかく刈る


我が町に限らず　耕作放棄地や休耕地が年々増えている
それに伴い　獣害が山間部から　より低地まで広がってきている昨今

気候変動による餌の変動と関連して語られる事も多いですが
人が過去にない強力な動力を有し　山を変えて来たり
天敵の山犬や狼を駆除してきた結果でもある

まぁ　その時はもっともな理由があったとはいえ　自業自得といえばそれまで
タメ息ものですなぁ

暑さ寒さも

暑さ寒さも彼岸まで
と言いますが　彼岸まではまだ遠い・・（笑）
種の播き時　というものがありまして
それは温度や降雨　季節に規定されます

今なら　太平洋高気圧の勢力が弱くなって　何となく秋を予感させる気候となり
それに合わせて　人参や秋播きのジャガイモ　それにキャベツやブロッコリーを植えたりします
適当に雨も降り　それも発芽や定着を助けてくれます

が・・今年は（も？）秋の気配は　かすかな虫の声だけ
お日様は　いまだ元気モリモリ
夏バテの僕は　気持ちヘロヘロ（笑）

まぁ　それでも秋はやってきます
それまでは　すったもんだしながら　ジタバタしてよう

営み

台風７号が関西地方を縦断
各地で被害が出ています　
今は物的精神的ショックが先行していると思いますが
復旧の苦労はこれから
まだまだ酷暑の中での作業　切ないものです　体調には十分気を付けてほしいです

今回も水害や崖崩れ　道路の陥没などが散見されますが
僕達の国土は　大昔から　そうやってできて来た事を思うと
何となく見ている風景が　その昔は村があり　人の営みがあったかもしれない
川沿いの原野や　山間部の傾斜地で　埋もれてしまった人々のストーリー　

現代の僕達がイメージする村の原型は　中世の頃にできたらしい
村の鎮守を中心に　人的繋がりでできてきた農村
今でも　その匂いだけでも嗅げる場所　世の移り変わりで消えていった場所　自然災害で無くなった場所

まことに　諸行無常であります

お天道様の寝返り

迷走する台風は九州方面へ向かったかと思ったら
７号が発生　関東　中部方面　或は近畿に向かうようだ
今月は秋冬作の準備　天気予報を見ながら気が気でない

秋播きのジャガイモをホームセンターに買いに行ったら
僕の欲しい品種は段ボール一つ分しか入荷しないとの事
産地の九州を中心とした西日本の不作は　これまでの天気が　
どれだけ厳しいものであったかを物語る

お天道様にしてみれば　ちょっと寝返りをうっただけかもしれないが・・
僕達にとっては　てんやわんやの大騒ぎ

農耕民にとって　感謝　という想いは　太古の昔から
その　お天道様と向きあう事で育まれてきたのじゃないか・・
そんな風に　思えてしまう

入道雲

畑から　北東方向に湧き立つ入道雲

正式には積乱雲？
大雨を降らせ　災害の本とも言えるが
今は　何とかこっちへ来てくれないか・・と恋焦がれる
先日　やっと想いが届く
ここぞとばかりに苗を植える　雨を含んだ地面にビニールを張って太陽熱消毒

最近　これがお天道様とのコミュニケーション　その一歩と思えてる
春　桜の花に　想いを向けるように
夏　雲に想いを向ける
想いの内容は　全く違うが（笑）

遠い遠い昔の　お百姓さんは
そんな対話をしていたんじゃないか
そんな事を想像したりする