Kou Farm

畑の話と日々の雑談

イベント

2018-01-25 20:24:58 | 自然
日曜日 ネットで高萩市の天気予報を検索する
月曜は昼からみぞれ 夕方雪 大雪の気配はあまりない
今度はNHKの予報を食い入るよう見る
降雪範囲の時間別変化 昼前から雪になりそう 
南岸低気圧の予想通過経路 けっこう近い

こいつは降る・・しかも積もる 更に風も吹く

雨か雪か その量は 風の強さは それによって対策がまったく変わってくる
判断を誤れば 被害は大きい 真剣だ

そして月曜日 昼前から降り出した雪 時間と共に強くなる 路面も灰色から真っ白へ
10歳の僕なら 楽しくて鼻水たらしながら駆けまわっていたろうが 大人の僕はそんな訳にはいかない
4年前の悪夢がよみがえる ハウスは大丈夫か

夕方 様子を見に畑に走る
降り続く雪 車から降りると一面の雪 くるぶしまで雪に埋まる
ハウスには もう5cmほど積もっている たわむ天井ビニール どうしよう?
凍ってしまえば降ろすに降ろせない やるしかない 車のヘッドライトで照らし トンボで内側から突っつく
ボンッボンッ ボンッボンッ ざー どさっ! 少しずつ位置を変えながら落としていく
一時間ほどかけてやっと終わる がっ 始めた所には もう積もっている
また ボンッ ボンッ き・・きりがない しかも寒い・・上ばかり見て首が痛い

うん あきらめよう(笑)

翌朝
いやいや降りましたなぁ~

不織布トンネルは重みで潰れるので あらかじめ外しておいた

正解でした

ハウスは最後に念のため つっかえ棒を立てていったのですが

なんて事はない 天井の雪は早々に溶けて綺麗なモノでした
取り越し苦労か・・とタメ息
ですが 取り越し苦労でも それで済んだから良かったのです
雪と強烈な寒気 これで野菜の生育は遅れるでしょうが 
今回は まぁ この程度で済んだ 良かった良かった

やっと野菜が顔を出してきたので


今日はいそいそとシートを張りなおして

現状復旧
ちょっとしたイベントが終わり 日常に戻った
そんな感じです

先祖返り

2018-01-18 14:23:31 | 自然
畑の北側に 植林したのであろう杉の森が東西に広がっている
真直ぐな杉の奥に 桜の古木が静かに しかし 圧倒的な存在感を示しながら根を張っている
幹回りは力士3人分もあろうか 太い枝をくねらせ春花の時期を前にじっと耐える姿は
尋常ならざる様子

いったいいつから有るのだろうか 詳しい履歴を知る人にまだ出会えていない
薪にもされず 今まで残ってきたのは 何がしかの理由があるに違いない
村の象徴として大切にされてきたのかもしれない
春には村人が集まり 簡素な祝宴をはったかもしれない

何百年立ち続けてきた その姿を見てもらいたいが画像は無い
遥かな昔 僕達のご先祖は奇岩や巨木に特別なものを感じ敬ってきた
若い頃はそれほどでもなかったが 年を重ねるにつれ その感覚が分かるような気がしてきた
それ故 その様な存在を興味本位で写真をとるなど・・と思ってしまう
DNAのなせる業か・・先祖返り 恐るべし(笑)

その森を遠望する

初めから気合が入る

2018-01-11 17:40:14 | 畑の事
遅くなりましたが 明けましておめでとうございます
今年になって もう10日が過ぎました あっという間です(笑)

3日に吹き続けた強い風 長くこの地に住む友人によれば 珍しいとの事
予想はしていましたが 畑も随分いたずらされました
トンネルは3本飛ばされ
ハウスを押さえているパイプは

グニャリと針金の様に持ち上がり 曲がる
取り急ぎ 曲がりが激しい東側を 押さえ杭を5本増やして直す

手前は 撤去した曲がったパイプ
数時間の強風であれば こうはならなかったと思いますが 一日中吹くとこうなります
まったくもって 自然の力は凄いもんです

もともとサイドが空きっぱなしの雨よけハウス 風が入りビニールを押し上げる力がかかるのですが
台風でもない限り そうそうここまでの事には至りません
新年早々 お天道様は大暴れ 今年も一筋縄ではいかなそうです

もっとも 作物への直接の被害は無く 被害を受けたトンネルもハウスも修理可能な範囲
この地で どの程度強度を持たせるかを学ぶ良い機会になりました
3月頃には太平洋を南岸低気圧が頻繁に通過 その時期こそ強風の本番
その前で 良かったのかもしれません

しかし 年始はぼちぼち始めようと思っていたのに いきなり修復で大忙し
心地良い正月のまどろみが いっきに吹っ飛びました
低気圧は 色々吹っ飛ばします(笑)