Kou Farm

畑の話と日々の雑談

春から夏へ

2019-05-30 20:12:05 | 畑の事
このキャベツと

この人参が

無くなると春作が終わる 初夏の様な陽気が続いたが
作付け分類では春作
4月5月とバタバタ忙しかった もう少しで一息つける

そして夏作
モロヘイヤは まだ吹けば飛ぶようなサイズ

これが7月には しょっちゅう若枝を採らないと伸びすぎて収拾がつかなくなる

オクラは

まだ こんな 当面は見守り

ピーマンは

小さな実が付いてきたが まだまだ

そして トマト

今 四段目の花が咲き始めてます
葉色は 今のところむらが無い よかったぁ
しっかりと葉緑素が構成されてるようだ 今季の課題です
それによって糖やアミノ酸の原料である炭水化物生産が活発になる
このままいってほしいものです

最初の実も

大きくなってきました
もう少ししたら 最初の潅水
水分がありすぎると 窒素過多に傾き 炭水化物生成を阻害する
また 過繁茂 ツルボケを増長する可能性がある 
さりとて 乾きすぎればミネラル不足に陥る

その判断は 生育を見ながら決める
その判断が正しいかどうかは 未だに確証がもてない
水欲しい とトマトに聞くのですが・・まだ答えてくれたことはない(笑)


夏作が始まれば また てんてこ舞い
結局 一年中てんてこ舞い(笑)
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愚痴より挑戦

2019-05-23 11:44:45 | 日々の事
以前 女性の愚痴ついて書いた
話す事で発散してしまう その機能に なんて便利なんだろうと思い
最後はお笑いにして成仏させる事もできたりした

・・が 意外と男性の愚痴は始末に負えない事がある事を知った
永遠 怒りと恐怖に縛られ それを周りにまき散らす
間接的に聞いただけだが その言動 不快さを拭えない
なるほど同情の余地はあるが 他の社員も同じ条件でやっている 彼だけではない
また感情を押さえられずに 余計にこじらせる

まるで 自分で作った檻の中で グルグル回ってる獣の様だ
自尊心 も過ぎれば強烈な保身となる 守ろうとしている自分とは何なのか?
まことに 虚しい

感じる不快さは そこに かつての自分を見ているからかもしれない
さんざん苦しんで 疲れ果てて見つけた自分の棘
昔 強さに憧れたが その目的と方向を間違えれば ただのエゴ
固く重くなるだけなのだ

こんなん書いてるが 今の自分が素晴らしい人になった訳ではない(笑)

こんな時は ハワイアンズのショーを見よう
そこには嫉妬や挫折 怒りもあると思う
しかし努力や愛情それに夢もある
全てひっくるめて人の生のキラメキがある
挑戦する人の美しさは 人に元気を振り撒きます


ちなみに 女性の とか 男性の とか書いてますが
たまたま 僕の身近にいた人達がそうだっただけで 当然 全ての人がという事ではありません
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トマトの蔓上げ

2019-05-16 19:47:15 | 畑の事
トマトの蔓上げ

第一花が満開になってから植え付けるよう心掛けましたが
どうも・・五分咲きでも満開でも 大した差はない様だ(笑)

それよりも 昔から言われてる事だが 第一花に実をつける事が重要
トマトが栄養成長に傾くと いわゆるツルボケ 茎ばかり大きくなって実がしょぼくなる
第一果がつけば 生殖成長に切り替わり 養分は茎ばかりでなく実にもいって
とりあえずツルボケは防げる
もちろん まともな成長のために これだけ出来てれば良い訳ではありませんが
一つのハードルではあります

去年から始めたこの新品種は とても成績が良い・・嬉しい
が・・長年作り続けてきた品種は業務用大袋だけ残して生産中止になってしまった
業務用なんて僕には大量すぎて手が出ない やむなく それに近い品種を購入

これは 結構 第一花の落花(実が付かず 花が落ちてしまう)が見られる
古い品種だけに難しそうだ
僕はトマトトーン(着果を促す植物ホルモン剤)を使わず 自然受粉による着果でやっているので
初期の実付きには いつもハラハラドキドキ
毎年 受粉を助けてくれるマルハナ蜂の導入を考えるが 第二果房(果房はトマトの房 ブドウの房
の様なもの)以降は自然受粉でも十分なので いつもためらう

なかなか これが一番という栽培方法には辿り着かない
きっと来年も あーでもない こーでもない とやっているのだろう(笑)
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山の緑に

2019-05-09 18:52:16 | 自然

湧き上がる様な新緑の山
厳冬期 見るも殺風景で寒々しかった山が 息を吹き返した様です
分け入れば あっちにタラボ こっちにタラボ
天然物の山菜が また季節を感じさせてくれます
先日は知人の手伝いで随分採りましたが 僕の口には一つも入らない(笑)
採らなくても山の知り合いから米袋一杯のタラボがもらえる
都会の人には羨ましいでしょうが これが田舎暮らし エヘン(笑)

やがて深緑の夏 そして紅葉の秋 雪化粧の冬 とその表情を変えていくのですが
慣れてしまえば だんだんと感動も薄れていくもの
しかし 子供の目で見れば それは不思議なファンタジー

思い出してみれば 子供の頃親に連れられて季節ごとの山を目で舌で味わっていました
子供の舌には その微妙な味わいは分かりませんでしたが(笑) 遠くから眺めていた
美しい風景の中に入っていくのが ワクワクして楽しかった事を覚えています
その時の自然への瑞々しい感性は 大人になっても多少は残っている様で
理屈抜きの爽快さを感じます

社会人になると 自然に囲まれる事は時間の問題でなかなか難しいのですが
山海に囲まれた この小さな街では その気になれば造作もない事で
まことに 贅沢な街です

原体験は その人の中で生き続けるのかもしれません
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平成と令和のあいだで

2019-05-02 17:22:55 | 日々の事
この時期 春作の収穫に加えて夏作の準備
世の中的には楽しいゴールデンウイークですが 全く関係が無い(笑)
そんな生活が何年になるだろうか
平成 最後の日も いつもと変わらず収穫と出荷準備
気が付けば 令和になっていた

個人的に平成を振り返る
最初の約20年 思慮分別も無く 未熟な感情に突き動かされ 勢いだけで 
多くの人に迷惑をかけながら生きていた
後半の10年 少しずつそれに違和感を覚え それが わがまま という事なのだと やっと気ずく
以来 思い出した様に鍼で刺すようなチクチク感を覚える それが反省なのだと やっと気ずく

さて 令和になって
ともかく 生きてみよう
そうすれば また何か分かるかもしれない
遅ればせながら(笑)
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