Kou Farm

畑の話と日々の雑談

キャベツが

2023-12-21 18:32:40 | 畑の事
冬のキャベツ

このまま順調にいけば 1月中下旬 厳冬の時期に収穫だろうか
寒さにに対応して糖度が上がる時期
芯に近い部分は砂糖をまぶした様な甘さです
一年中店頭に並ぶキャベツですが ここまで甘くなるのはこの時期だけです
季節が作る甘さと言ってもいい

そんなキャベツ 様々な交配を重ね 長い時間をかけて作り上げてきました
作る人が作りやすいよう 食べる人が美味しいようにと
また 品種改良以外にも 施設の整備や土作り 肥料の改良などなど
お百姓さんと 関連する企業団体が取り組んできた努力は 涙ぐましいとさえ思う時があります

一方で
瑞々しさが特徴の春キャベツに この甘さがあったら・・とか
冬のキャベツに春キャベツの柔らかさがあったら・・とか
更に 上を求めてしまうのも人の性
それが品質向上を実現してきたのも事実
しかし それは僕の容姿が福山雅治だったらと思うようなものか
と思ったりもする(笑)

そうする事で僕が僕の人生を失う様に
キャベツの向こう側に流れる季節を失うのでは・・

まったく よく分からない話を書いてしまった(笑)
人を つい自分の物差しだけで見てしまう・・という事を書こうとしたのだが
ズレてしまった(笑)
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畑にて

2023-12-14 19:33:17 | 畑の事
今年の夏秋の高温は尋常でなかった
お蔭で草はグングン伸びるが 除草が間に合わず
ポロ葱は太るべき時に 栄養を獲られてスリムに

収穫を先延ばしにしてるが・・この時期に太ってくれるか?

そして ホウレン草が

美味しい時期になりました
霜を浴びて 甘さが格段に増していく


さて 畑では街の雑踏は遠く 静かなものです
普段なら気にも留めない音が 聞こえてきます
サラサラという落葉も その一つ
青葉を茂らしていた枝も 今は裸んぼ

落葉が一面を覆います

こんな事にも 僕は自然の時間を感じているのですが
家庭菜園にハマってる という友人知人も
その人なりの感性で 何事かを感じているのかもしれませんね
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地産地消 5

2023-12-07 17:05:20 | 日々の事
僕が住んでる街から 県境を跨いで そう遠くない所に
映画フラガールで一躍有名になった スパリゾート ハワイアンズ があります
コロナ前に 僕も何度か行ってみました
三世代で来てるお客さんが意外と多い という印象でしたが 後に何かの記事で
ハワイアンズの戦略である事を知りました
プール スライダー ショー 温泉 ホテル
そりゃ 皆楽しめる

何故そこに目がいったかというと 日常で三世代が揃うのは現代では なかなかないんじゃないか
と思うからです
江戸の封建社会が終わって 人を地域に縛り付ける制度は無くなり(気分としては残っているが)
社会を構成する 家 という単位は核家族化が進み 小さくなっていった
同時に 家に拘束されてきた行動規範も緩んでいったのではあるまいか
それは 古くは村落を 最近では町内会などの自治組織を変えていった のではあるまいか
変わって 僕達の行動規範に影響力を増してきたのが企業等 経済活動
経済成長時代の会社での慣行は一つの文化といえるのでは
成長はやがて世界に飛び出しグローバル化が進展していきます
半面 国内では地域の関り 結びつきが希薄になっていったと言います
そうなのかもしれません
・・が 僕がつくば市で移動販売をしていた頃
お客さんである お母さん達の作るネットワークに目を見張りました
子供達が幼稚園から小学校 中学 高校 と上がっていくに合わせて構築される
ネットワークは柔軟で重層的で見事な対応力で 僕にはできない と感嘆しました(笑)

確かに 昔風の家を中心とした地域の繋がりは 希薄になったかもしれませんが
それに代わって 個人と個人の繋がりが お母さん達を中心に
ローカルネットワークとして生まれてきた
そんな風に思われます
僕の移動販売も それがあって成立していたのでしょう


あぁ また地産地消が出てこなかった(笑)
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