Kou Farm

畑の話と日々の雑談

ワカメも溶ける

2018-02-22 20:12:23 | 畑の事
ワカメをまぶした米糠

ワカメが分解されるか分かりませんでしたが
さらに油粕などを混ぜて

肉眼で見る限り ちゃんと分解されたようです

仕込んで一週間 切り返して積み上げておくと 凄い熱
ベースは米袋2袋分の米糠 大した量じゃない 外気温が低いので上がりすぎる事は
ないだろう と高をくくっていたらこの昇温 放っておいたら60℃をこえそうだ
そうなると繁殖してほしい菌が減ってしまう 
そいつはまずい と山を崩し 薄く広げて放熱
50~55℃をキープ まあまあ 大丈夫か
それから一週間 匂いは初期発酵時の甘い匂いが薄れ 独特の香りに変わってくる
完成まで あと10日程か?
う~ん・・うまく仕上がるか?ドキドキ

それにしても オリンピック 
連日の熱戦 手に汗握る
中年男は思う あんなに体が動いていいなぁ~(笑)
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不思議

2018-02-15 20:02:09 | 畑の事
今季の日本海側の大雪 尋常ではありません
積雪3mとか4mとか 桁が違って想像すらつきません
暖房用の燃料が届かずハウスのトマトが枯れた というニュースを見ましたが
低温と極端な日照不足 むこうのお百姓さん達はだいじょうぶでしょうか
どんな場所でも作型というものがありまして それが異常気象でくずれると 次作にも影響が出て
メタメタになったりします
しかし 百姓の底力も凄いものです 必ず復活すると思ってます 

さて

今では古典ともいえる 踏み込み温床 をやってみました 初めてです
発酵熱を利用して 冬の寒い時期でも苗を育てられるようにします
まず 合板で枠を作ってみた


落葉 麦わら 米糠 中熟堆肥 微量の鶏糞で一層 しっかり踏み込んで水をかける


それを五回繰り返し

できあがり・・・がっ・・たっぷり用意したと思っていた落葉が足りない
50cmの厚みを予定していたが 40cmにも満たない
畳一畳程度の広さ 十分だろうと思っていたのだが これが初挑戦の未熟さ
あまり薄いと発熱量 発熱期間が小さくなるのでは・・
不安なまま毎日温度チェック 一週間もすると45℃程度まで上がる
とりあえず最初の昇温は上手くいき 
種を蒔いたトレーや苗を並べる

なぜ踏み込みをやろうと思ったのか
昨年 無加温でトマトの育苗をしたら 植え付けが予定より半月近く遅れてしまった
この差は大きい やはり熱源が必要だと痛感した訳です しかし なぜ踏み込み温床か?
ホームセンターに行けば高くはない値段で電気式の温床が買えるのに
そう 問題は電気なのです
現状 畑で電気を使おうとすれば 発電機を持ち込むか 東京電力に言って電線を引っ張ってこなきゃならない
生産量が小さい現段階では費用対効果がすこぶる悪くなってしまう
たまたま落葉が大量に手に入る環境にあるので うん やてみよう(安易に 笑) となったわけですが
やってみて思う事
いやいや 贅沢な仕事です
多分 大抵の職場では時間と労力を圧縮する事で利益率を上げてると思うのですが
落葉を集め 踏み込み 温度を出すまでの手間と時間はなかなかなものです
一般的な流れとは逆行してるかもしれません たっぷりの時間と労力を使いました

しかしですねぇ 面白かった(笑)

自然物を積み重ねて水をかける 放っておくと勝手に熱を生む
堆肥もボカシ肥料も同じですが 

不思議なものですねぇ
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呆れられる

2018-02-08 19:13:44 | 日々の事
たまたま 動画サイトでスパリゾートハワイアンズのショーを見た
若鮎の様に躍動するフラガール達
輝くような笑顔
それを見た時 目頭が熱くなってしまった

知り合いが出てたわけじゃない フラに関心があるわけでもない
前身の常磐ハワイアンセンターには 子供の頃 親に連れられて行ったことがある
でっかいプールとお風呂は微かに記憶に残っているが フラにつては何も覚えていない

映画にもなりましたが 常磐ハワイアンセンターは炭鉱の閉山による失業対策から生まれました
昭和40年頃のお話です 地元のいわきではどんな反応だったのでしょう

今でこそブームもあり フラは人気で明るいイメージ メジャーなものですが
当時は それほどの理解や関心は無かったろうと思います
裸で腰振って踊るなんざとんでもねぇ と街の大人達は囁いていたかもしれません
それでも田舎街の娘達は頑張りました 全国をまわってピーアール
その甲斐あってか 蓋を開ければ予想に反して年間100万人を越える大盛況
大人も娘達も頑張った甲斐がありました

そして2011年3月 あの震災に見舞われます
施設は大きな被害を受けて営業停止 再び大きな試練に直面するのです
皆 立ち枯れた木のように 呆然とした事でしょう
フラガールは お客さんも踊る場所さえ失ったのです

しかし 大人も彼女達も負けません
再び全国を巡って踊ったのです そう あの輝く笑顔で
そして 今 彼女達はスパリゾートハワイアンズの舞台で沢山の人達に感動を与え続けています
フラって何だっぺ・・と言ってた地元の田舎娘で結成されたダンシングチームも
今では全国から憧れを胸に集まってきます

50年ちょっとの歴史ではありますが
そこには個々人の歴史の糸が絡み合いながら ハワイアンズの いわき市の 歴史を
うねる様な太いロープになって 僕に見せてくれるのです

同じ常磐炭田で似たような(スケールは小さいが)経緯を辿ってきた この街に戻り
つい共感を覚えてしまうのかもしれません


ちなみに 以上の事は いくつかの事実を基にした 僕の想像です
妄想と言えるかもしれません
知り合いに この文章の50倍の言葉と たっぷりの情感で いかに胸が熱くなったかを
切々と訴えたのですが その温度差は100℃程もあったでしょうか
妄想とは そんなものです(笑)

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ぼやき

2018-02-01 20:05:51 | 畑の事
前回の雪をイベントと書きましたが
イベントはたまにあるから盛り上がる訳で
たて続けにというのは・・いかがなものか?

その辺 配慮に欠けるのではないか
是非 延期をお願いしたい いや強く主張します
なんて事を誰に言えばいい(笑)

そんなアホな事を言いながらも 春夏の準備は進んでいく
今回 ボカシ肥料を作る過程で塩抜きしたワカメを混ぜてみた

狙いはマグネシウムの補給(大切なミネラルです)
一般的には苦土石灰(有機農業でも使えます)が使われるのですが
緩効性の牡蠣殻石灰を使いたいので石灰部分がかぶってしまう
そんな訳で苦土(マグネシウム)はワカメで補給と考えた・・とても安易である(笑)

さて ちゃんと分解されるかは・・・わかりません(笑)
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