夏草や・・

家から国道６号線を北へ
いわき市の南端へは1時間とかからない
久しぶりに　市南部を中心に　ご飯を食べがてらウロウロしてきた

まあ　お洒落なカフェやらパン屋さんやら　あるわあるわ
僕が子供の頃持っていた　いわき市のイメージとは随分変わっている
同じ常磐炭田のなれのはて？としては
人口でいわき市３５万　我が街2万６千と比べようもないのだが
その人口が沢山のお店を成り立たせている
市面積も全く比べ物にならないが　港の存在が大きいのか・・と思ったりする
漁業　観光　商工業　の重要拠点
もとは磐城平藩の年貢米積出港が炭鉱の石炭積出港を経て　今に至る

港の変遷を見てると　街の盛衰は　時代　社会の仕組みの変遷を見るようです
そう言えば　流行ってるお店も　何でこんな所に？と　一等地とは言えない所にあったりする
多くの人がＳＮＳの情報で来てるらしい
これも一昔前なら　無かったことです
田舎では車で３０分以内なら　すぐそこ（笑）
だから十分成立するんですね

以上　とりとめもない話ですが
おらの街はダメだぁ～と思っていても
視点を変えれば　良いところも有りそうです

まぁ　他の街と比較しても詮無い話で　どこに住もうと自分のオリジナルストーリー
は作れるわけですから　悲観する必要は無い

どこにいても　１０００年経てば
夏草や兵どもが夢の跡
です　なんちゃって（笑）

少年の

小学校に上がるか上がらないかの頃
朝　玄関を出て飛び上がるほど驚いた
お父さん！怪獣がいるよ！
何の事はない　初めて見たクワガタムシだったのだ（笑）

農業の世界に入ってすぐ
自分で播いた種が発芽した
ただ土に種を落としただけなのに　生命の象徴とも言える芽がでた
やがて本葉をだし　大きく成長していく
頭の中では分かっていても　その体験は　驚き　でした

さて　最近ふと思う
こんな少年の心を　今も持ち合わせているか？
偏見を持たず　真直ぐに対象を見る少年の目を　今も持っているのだろうか？
少年の心は　イマジネーション　創造の源
精神の瑞々しさとも言えるのではあるまいか

生きていれば愚痴もでれば　腹も立つ　性根が曲がったりもする　仕方がない・・
しかし　そんな塵も　時には掃除をしないとゴミ屋敷
そいつはヤバイ　ひねくれたオッサンはカッコ悪い（笑）

訃報に接して

元の総理大臣が　その生涯を閉じたのは周知の通り
その喪失感の大きさに　僕自身驚いている
特別な思い入れがあったわけではないはずなのに

かの人の功績は語られ尽くされていますが
その最後までも　世界でも稀な安全な国　それ故の弱点を自らの肉体をもって
示してくれた様に思えてならない

今思うに　存在の明るさ　が印象的でした　
その明るい光は　様々な人に受け継がれ輝いていくにちがいありません

心より　ご冥福をお祈り申し上げます

歳を重ねる

母は間もなく８０歳　傘寿を迎える
めでたい事だが　心身共に衰えは隠せない

肉体的な衰えはごまかせず　僕も歳を重ねるに従ってものの見方　考え方が変わってきてる
精神と肉体の相互作用があるのだろうか

しかし　一般的な例とは言い難いが
合気道開祖の先生が　高齢で亡くなる間際　高弟を片手で投げ飛ばし
わしは今が一番強いんじゃ！と言ったとか（だいぶ前に読んだ本なので記憶がやや不安ですが）
そもそも　一般人とは元から違うと言えますが　長い修練の結果なのかと思え
投げ飛ばした事も肉体的な強さではなく　内面的な高みと僕は捉えるのですが
いかがなものでしょう

高齢になれば　確かに不自由な事が多々あるようですが
その年にならなければ分からない心境もあるのでしょう
それが　どんなものなのかは　その時にならなければ分かりませんが
そこへ至る道を現在作ってるのですから・・
結果を体験するだけ・・とも言えそうです

なので　潔くその時を迎えれるかは今次第
僕は・・う～ん・・何とも言えない（笑）