Kou Farm

畑の話と日々の雑談

固執しては・・

2020-06-25 14:28:24 | 畑の事
ボチボチ

トマトが採れ出しました

今年は栄養成長と生殖成長のバランスが良い

茎が太すぎず 過繁茂になってない
では 果実が立派に大きく育っているかというと そうでもない
味は 良い方と言えるが ほっぺが落ちるほどではない
やや甘味が強くなったかなぁ・・という微妙な変化
ざっくり言うと シャープな育ち (意味分からん 笑)

想像するに
畝を作った時の土中水分量の影響か
去年までより水分量が適度に少なかったので 窒素の吸収量が抑制され
バランス良く育ったのかもしれない
実の大きさと糖度は反比例すると言いますが それも水分抑制で説明がつきます
新たに使った魚粉の効果はと言うと・・花付きは良かったと思いますが 食味に関しては
う~ん・・ 主観が入ってしまうので 良く分かりませんとしか言えない

まぁ 総じていえば 一安心と言ったところですね

栽培品目のなかでトマトは力を入れてます 単価も高いし(笑)
なので つい いきんでしまいがちなのですが
なればこそ 最近 疑問が出てきてる
作ってやるぞ という思いが先走り わずかばかりの知識に固執してる様な・・
そもそも 現場では分からな事のうほうが多いのです

もう一つ伏線があって
病気や虫害 確かに長雨や大雨 異常高温に起因してしてると思うのですが
山の木々は それでも枯れてはいない 青々と葉を茂らせている
やはり現状のやり方では問題があるのでは?

たまたま読んでた本で ハッとした
『生きてる土と 死んだ土』というフレーズ
堆肥の内容を再検討した方が良いかもしれない
現在 熟考中
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郷土愛

2020-06-18 16:04:16 | 日々の事
僕は数年前故郷であるこの街に戻ってきた その間30数年の空白期間がある
その間 街の象徴でもあった製紙会社が倒産 比較的大きなレジャー施設も閉鎖
華やかだった駅前商店街はシャッター通りに
そんなこんなで人口は右肩下がり

僕の空白期間に この街で頑張っていた知人達は異口同音に
昔を思えば見る影もない ダメだっぺこごはぁ(ダメだよここは) ・・と 
言うのだが・・この街を憎んでる訳でも嫌いな訳でもなさそうで
むしろ 思考とか感情以前に まるで空気の様に愛着を感じてる様だ

ある人が 海あり川あり山あり 住むには最高の場所じゃないか と言ってましたが 
なるほど そればかりは変わらず そこにある
若い頃は自由と刺激を求めて この街を出る事しか考えていなかった僕でしたが
帰ってきて 変わらぬ風景 懐かしい人達との邂逅は
安堵と言っていい感覚を感じさせてくれました

今思えば 子供の頃 気軽に海川山で遊べたことは とても贅沢で
良い場所で生まれ育ったのだと思えます

最近 田舎志向が増えてきてると聞きますが
新たな価値観あるいは意識の持ち主が増えてきたのかもしれませんね
都市生活を志向する事が悪いわけではありませんが 猫も杓子もというのは
やはり いびつ な感じです

さて

郷土愛

という事
言葉にすると面はゆいのですが
最近になって それを認識するようになってきました
辞書に載ってるような 概念としてのそれではなく
実感としてのそれです

それは 激流の様な激しさは持たないが
薄暮の様な そこはかとない想い そんな感じです
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ポロ葱植える

2020-06-11 15:17:40 | 畑の事
雨が降らず 
降るかと思えば 申し訳程度でお湿りにもならない
降らないものは仕方がない その間 秋冬用の堆肥を撒いたり
天を仰ぎながら 細々と除草をしたりしてましたが
やっと とうとう雨が降る

昨日 念願だった ポロ葱の植え付けをしました

植えるというよりは 溝に置いてくやり方なので
この気温では 干からびてしまう恐れが
それで 雨を待ってた訳です
収穫まで時間のかかる野菜ですが 根付いてくれなければ始まらない
ありがたい雨です
が・・朝から降る予報が昼からに さらに夕方からに変わる
ホントに降るのか・・?空は青いぞ・・なんて疑ってたら
ちゃんと降ってくれました 
梅雨には梅雨の 大切な意味があるのです 安堵


さて

世の中的には 少し落ち着いてきた感がありますが
まだ おっかなびっくり と言ったところでしょうか
この街では 夏祭り 秋の産業祭 は中止 夏のビーチもクローズです
自然災害と違って 目に見えない怖さがあるところに
もどかしさがありますね

それにしても
都心部で生活する甥や姪 知り合いのお子さん達 皆学生ですが
なかなか大変なようです オンライン学習とか 夏休み返上とか
高校 大学と ふざけた学生だった僕が言うのもなんですが
大変なりに最善が見つかれば と思ったりします
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トマトが伸びて

2020-06-04 18:47:58 | 畑の事
トマトの苗を 植え付けて


こうなって


更に こうなった


見も大きくなって


中玉トマトなんぞは

赤らみ始める



まことに 不思議な事で
土に挿しとけば あれよあれよ言う間に伸びていく
吹けば飛ぶような小さな種が いつの間にかこの質量
理屈は分かっていても この不思議を不思議と感じる事が・・大切
と思っている


さて 

近頃 コロナ後の世界という事で
地方志向が強まる といった声がチラホラ
僕も そうあってほしいと思います
しかし 現状では そう簡単ではない事も 地方に住むものとして認識してます

移動制限がかかってる間 県境を越えないようアナウンスがありましたが
なんとなく江戸時代の幕藩体制に戻ったかのような・・
その時代 参勤交代を除いて藩外に出るのは一部の人々で 殆どの民は藩内で一生を終えたそうな
民にとっては 藩が国 
例えば 水戸藩民にとって薩摩藩は外国とは言わないまでも 今の様に同じ日本の国民という意識は
薄かったそうな
今とは ずいぶん違ったものです
そう 世界的グローバル化が起こる前 国内的グローバル化が起きていた

今回の騒動でおきた事 近代の歴史と重ねてみると
世の中の仕組みが おぼろげながら見えてくる(錯覚かもしれないが 笑)

まぁ 興味深いです
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