Kou Farm

畑の話と日々の雑談

種を播こう

2020-05-28 18:17:41 | 畑の事
ここの所 お天気が安定せず 野菜の生育もちょっとブレーキ
夏野菜の一番手と目されたキュウリも

まだこんな
ネットに這わせるほどには 伸びていない
来週ぐらいかな

オクラは

こんな
まぁ もともと この時期は そんなに伸びるものでもなし
こんなもんです

南瓜も

蔓も伸びておらず こんなんですが あまり早くに収穫せず
秋に出したいので 意図的に こんなんです


さて

秋以降のリスク管理を考える
つくば市から高萩市に生産拠点を変えて
去年までは テスト期間と考えても 年間無事にいった事がない
もともと 露地中心の作付は 気象の影響をうけやすくはあるのですが
大雨或いは長雨や暖冬が 病気や虫害を誘発し
困った事になった
自家製の中熟堆肥を使うのは 土壌改良+肥効を残す優位性があるのですが
観察からいえるのは 化学肥料の畑より微生物の量が多そうだ という事
有益なものばかりではないので 天候不順がきっかけで有害なそれが繁殖してしまう可能性 
作物も品種によっては弱いものが影響を受けてしまう
リスク管理と言うほどではないが 堆肥投入から播種までの間隔をこれまで以上に空け
微生物の活動が弱まってから種蒔き 或いは定植を心がけたい 

雨に関しては 降るものは仕方がない
雨水が滞留する時間を短くするのが肝要
なので 溝を掘って水路を作る予定

品種の選定も一助になるだろう

あとコロナに関しては・・
天候の様に直接的なものだけでなく 間接的な影響もあり 複雑
う~ん・・ どうしよう?
何がどうなるのか 想像がつかないので何とも・・
ともかく 物が無ければ話にならない 
種を播こう
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分からないから

2020-05-21 17:56:33 | 日々の事
ここのところ 商売をしてる人と話をしていると
先行きの不透明感への不安を聞く事が多い
そりゃそうだ
一つに 短期間の間に 予想を越えた変化を経験してしまった事 その戸惑い
3月がずいぶん昔の事のよう と言う なるほど確かにそうだ
テレビでもネットでも 今後については様々な予測がなされてるわけですが
それらを見聞きして 僕にわかるのは
どうなるか分からない事が分かった という事です
ふざけてる訳ではありません(笑)

再流行の事 GDPの事 国際政治の事
大きな変化(リスクとして)がある事が予測されてはいますが
では 何時 どの様に となると まだ曖昧模糊として定かではない

なので 想像できる範囲で対応を考えたりする
しかし 想像と これから起こるであろう事象は 必ずしも一致するわけでもない
と・・なると
やはり 瞬発力 だろうか
反射神経とも言える 或いはヒラメキとも
戦略や戦術を練ったり考えたりするいとまはない
兵法者が無想の剣を繰り出す様に 動く

と言っても 是か非か分からぬ時に 一歩を踏み出すのは怖いもので なかなか難しい
ともかく ダメージを受ける事を前提に それを最小に抑える事
そう考えざるを得ないのか・・と思ったりします
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ハラハラ ワクワク しながら

2020-05-14 14:36:36 | 畑の事
トマト 

蔓上げしました

ここまで 一部病気が出ましたが それも持ち直し まぁ順調

トマト作りの工程をざっと紹介しますと

2月上旬
山で集めた落葉を使って踏み込み温床を作る
温度が上がって安定したら 種を播いて保温に努めます

2月中旬
ボカシ肥料を作る
今年は米糠と魚粉をメインに海藻や牡蠣殻石灰などミネラル分も入れて約1ヶ月間
温度が50℃を越えそうになったら切り返し 発酵を進めます

3月上旬
自家製の堆肥を撒く その上に鉱物から抽出したミネラル液を散布して耕運
しばらく寝かす

3月下旬
もう一度ミネラル液を散布し 出来上がったボカシを撒いて耕運
しばらく寝かす

4月上旬
トマトの1番花が咲いたら定植 遅いの早いの個体差があるので約1週間かかります

5月上旬(今ですね)
伸びてきた腋芽を摘みながら蔓上げ

これからは 次々伸びてくる腋芽を摘み ハウス内外で雑草の除草をこまめに
6月の収穫を ハラハラワクワク しながら待ちます

野菜工場やハウスでの水耕栽培が増えてきてる今
僕の考え方作り方は古典(?)に属するかもしれません
・・が それでも良いのです 何が起こるか分からない今の様な時代に
多様性はそのままリスク管理になり得るからです 投資するお金も無いし(笑) 
もっとも 僕の作る量は 大海に落ちる雨粒一滴にも満たないが

この実が

赤くなるのが楽しみでしようがない
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ボヨヨ~ンと

2020-05-07 20:05:10 | 日々の事
国って何だっけ?国民って何だっけ?
数日前から 考え出した(数日にホンの数分だが 笑)

今回の騒動に対する政府の言動を見聞きしてると
あの人達が思う国家・国民は僕達が思ってるそれとは別物なんじゃなかろうか・・と思えてきた
そこで気ずいたのですが
そもそも 国とか国民とか 普段ほぼ考えた事も意識したこともなかった(笑)
その点 明治時代のお百姓さんと何ら変わりがない
今やっと 当時の人々の感覚が少しだけ分かった気がする

コロナ騒動は日本全国どころか世界的な問題である
しかし 今の僕は畑と出荷先と家の往復 たまにスーパーやホームセンター
頭の中は 今日はホウレン草コンテナ三つ採って レタス10個 リーフ10個
それから明日はトマトの蔓上げ あっキャベツの除草も・・
何て事ばかり
まことに狭い世界です

ただ 感染者が一人も出ていないこの街でも 飲食店の時短営業や休店
或いはお弁当販売への切り替えなど やるせない状況になっている
やむを得ない事ではあるのですが・・
行政の対応やポロリと出てくる言葉に ん・・?と思ってしまう事もある

腹が立つ事もあるが 何故そうなったのか? 
今のこの国を形作ってきた経緯に関心を持たざるを得ない
ホウレン草の収穫が優先ではあるが(笑)

・・が僕の心はこうだ!


ボヨヨ~ン(笑)
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