Kou Farm

畑の話と日々の雑談

台風が逸れて

2021-07-29 17:04:23 | 日々の事
台風8号が逸れた
当初の予報では直撃コース 勢力は小さいとはいえ まがりなりにも台風
日曜 月曜は台風対策で畑でバタバタ・・が
経過と共に台風は北に逸れ 風も雨も大した事はなく
雨については ここの所のカラカラ天気 随分期待していたのだが
まぁ大過なく ホッとしてます

しかし 福島 宮城の人にしてみれば
来ないと思っていたところへ 進路変更でやってくる
おいおい・・マジか!ですよね
直前までは 自分が被っていたかもしれなかった事 大きな被害がなければと思います

毎度 思うのですが
気象衛星も無く 丁寧に全国の天気予報を知らせてくれない時代
自然災害の多くは備える間もなく突然やってくる事が多かったのでは
抵抗のしようもない 圧倒的な威力
それを眼前に人は何を思ったのでしょう
想像するのもきのどくな悲しみがあった事でしょう
それと同量の 立ち上げっていく明るさ も持ち合わせていたのではあるまいか
でなければ 災害大国日本が現在の様な繁栄を築けるとは考え難い
(最近は?と思うような事もあったりするが・・笑)

そして もう一つ思うのが
この様な環境で人々が長い時間をかけて作り上げてきた文化
その中には 信仰 というものがある
誤解を恐れずに言えば 教義や教団を持つ以前のシンプルなもの
専門家ではないのでこれ以上説明のしようもないが
それが日本人の 色 になっているような気がします
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人生は・・

2021-07-22 17:00:47 | 日々の事
時に 予想もしなかった事が起きるものです
自分に直接では無くても 一瞬にして時間が止まってしまうような
悲観と希望の狭間で ただ祈る
届こうが 届くまいが ただ祈る

奇跡
一つ一つの要素を見れば それは必然なのかもしれない
しかし それらを結び付け 現象化させるのは人知を超えている
それを見た時 僕達は 奇跡と呼ぶ

絶え間ない愛情という想い
論理的でも科学的でもありません ましてや宗教的でもない
ごく当たり前で自然な感覚が 波の様に伝わっていくのでしょうか

人生は 命がけのドラマなのかもしれません
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梅雨の畑

2021-07-08 17:07:06 | 畑の事
トマトは

この時期になりますと 9~10段目の花が咲きます
梅雨が明けて 一気に真夏の太陽が照りつけると ハウス内 昼は軽く30℃を越え
越えてる時間も長くなり 花の受粉が上手くいかず実が着きずらくなります
なので まともに採れるのはこの辺まで 
もったいないかもしれませんが それでちょうど良い
トマトの後作を考えると 収穫はせいぜいお盆まで 9月にはさら地にしたい
ちょうど お盆の頃に採れるのが 今咲いてるものなのです
それに肥料も切れてきます

しかし何ですね 毎年多少の差はあっても だいたい同じ時期に採れ始める
が 日々の収穫量は毎年違ってくる
それが 季節は同じように巡ってくるが 日々の天気は判で押した様にはいかない事
を物語っています

種を播いてから4ヶ月世話をして収穫に至る 収穫 恵みの時はほぼ2ヶ月
ですから 祈るような気持ちにもなるってもんですよ(笑)

ぼちぼち実をつけ始めたピーマンも

まだ実が着かないオクラも

梅雨が明ければ
ブースターがかかったように加速してゆく
待ち遠しい と同時に ふんどし締め直さないと収穫が間に合わない
気合いだ~!(笑)
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海を見ながら

2021-07-01 16:35:24 | 日々の事
うちの畑から海が見えます
その海と空の風景は 50年前も100年前も1000年前も 変わらなかったでしょう
多少変わったのは 地面の上
そこには人の歴史があり 時代の流れが更新され続けてます

80歳を超えるシニアの方に言わせると 街のピークは炭鉱があった時代かもしれんとの事 
なるほど人口のピークはもっと後になるのですが その種を播いたのが炭鉱時代だと思えます
もっとも いつの時代であれ その人が生きてる時代が最高であるにこした事はない
住めば都である(笑)

穏やかな気候で 山の幸 海の幸に恵まれ 人が生存するうえでの基本条件は充分である
古墳時代の遺跡は それを証明しています
が・・現代人は それだけではやっていかれない 月末には口座から次々とお金が引き落とされてゆく
なのですが・・
仮に原油価格が高騰し 自然災害で一時的にダメージを受け 原発が全て止まっても
いわゆる文明が崩壊しても 森と海があれば生きるための材料はふんだんにある
まことに 荒唐無稽な想像ですが(笑)
それが僕達にとっての潜在的な自信であり 同時にボケてると言われる程 平和な民族性になっているのか
明治の頃 来日した外国人が見た庶民の印象は たしか
皆貧しいが笑顔に溢れていた というのも この恵まれた自然環境が育んできたものなのかも 

さて
今現在もこの恵まれた環境を享受できている 当たり前すぎて そうは思えないかもしれないが(笑)
これから世代を重ねても そうであれば・・
畑で海を眺め トマトをもぎりながら そこはかとなく思う
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