Kou Farm

畑の話と日々の雑談

はまる

2018-05-17 20:52:38 | 日々の事
一度関心を持つと しばらく続いてしまう
昔からそうだ

今はもっぱら スパリゾートハワイアンズ と フラ
フラ好きで実際習ってる知人からの情報提供もあり やや深みにハマっている
農業書の一冊でも読んだ方が良いのは分かっている 分かってはいるが・・
それだけでは生きていかれないのが人の常(笑)

さて ハワイとフラについて 即席の勉強なので ざっくりと
ハワイが歴史に登場するのは西洋人に発見されてから 
18~19世紀 その経緯は日本 中国 東南アジアの諸国と似たようなものと思われる
しかし 接触してからの展開は各国それぞれで 異色と思われるのは やはり日本
ど~も 武士という無産階級でありながら独特の倫理観を磨き上げてきた存在が大きい気がします
あくまで個人の勝手な感想ですが(笑)

ハワイはカメハメハ大王による統一政権誕生以来 すったもんだありながらアメリカ合衆国に加わる事になるのですが
その間 伝統的なフラは一時弾圧され 蜘蛛の糸の様なか細さで伝えられ 伝承が途絶えてしまった楽曲も少なくない
そうです
何の知識もなかった頃 クラシックバレエ 日本舞踊 に似たとこが 歌でもアメリカ西部のカントリーミュージックや讃美歌
に似たとこが あるな~と思っていたのですが
本を読んでみると なるほどヨーロッパやアメリカ大陸の影響を受けてるはずで
僕が目にするフラは様々な文化を取り入れてるようです
作家の司馬遼太郎が言うところの異なる文化の坩堝(るつぼ)に投げ込まれブラッシュアップされた
その様な経緯がフラに世界性を得させ
例えば歌舞伎を習う人の数とフラを習う人の数を世界はおろか 国内で比べてみても一目瞭然と思います
しかし たとえ他のダンスや歌の要素が入ってたとしても ネイティブハワイアンの魂がそこにあるわけで
それが無ければ ただのパフォーマンス 僕もこんなに関心を持つ事はなかったでしょう

近代フラの形成 その背景には塗炭の苦しみもあり 
それを踏まえると 輝く笑顔が また違ったように映るのです