Kou Farm

畑の話と日々の雑談

近頃の・・

2018-05-10 19:48:18 | 日々の事
世代間のずれ
そんな話を聞いていた 会社 家族 趣味のサークル などなど どこにでもある
農業の高齢化率は高いと聞く なるほど直売所に出荷に行くと まぁ 爺さん婆さんの多い事
もっとも いずれ自分も爺さんになるわけだが 若いと思っているのは今だけ(笑)
話を戻す
今の高齢農業者は 子供の頃或いは青年の頃 明治・大正生まれの先人に薫陶を受けたと思われる
ガソリンや軽油で動く便利な機械は無く もっぱら人海戦術でやっていた
家族あるいは村人の協力なしには成立しない農業だ
それは生きる上での規範となり 生活の隅々まで暗黙のルールができていたと思う

しかし 例えば田植え機とコンバインの登場は数人いれば田植えも稲刈りも出来てしまう
人に頼らずとも仕事が出来てしまうのだ これはお百姓の肉体的負担を飛躍的に軽減した
同時に それまであった村の掟(ルール)に疑問を持ち始めた人もいた事でしょう
そして 永遠に受け継がれていくこの言葉

近頃の若いもんは・・

が口をつく(笑)

会社でも新旧の軋轢はあるでしょうが 人の新陳代謝がじゅんぐり行なわれる所はまだいい 
これが家族・・例えば嫁姑間の軋轢はなかなか大変な場合もあるようです
第三者の聞き手としては 嫁 姑 どちらが正しいとは言えない(分からない)
ただ心情としては 下手にならざるを得ない嫁に同情してしまう

食うや食わずの毎日 一着の服を修繕しては着続けた経験を持つ爺ちゃん婆ちゃん世代
経済成長と共に成長し バブルのの海に就職した僕達世代
江戸の昔の様に緩やかな変化ならまだいいが 戦後のけたたましい変化では 双方の感覚に
差ができるのはしかたがない・・と思える

耐えがたきを絶えるその人は もちろん文句を言う愚痴もこぼす
しかし 僕なんぞでは とても及ばない柔らかさと大きな器を持っている
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