気負います、
じゃないし、
未負います、
でもないのです。
臭います。
そうです、
臭うのです。
みなさーん、
逃げてくださーい。
遠吠えで、
お知らせです。
困ったもので、
コロナも、
相変わらずコロナですが?
やたら、
きな臭い匂い、
ぷんぷん、
しています。
朝は冷えたのですが、
昼間お日様が出て来てからは、
夏の陽気でありました。
恒例夕方のお散歩は、
海コースでしたが、
えっちらおっちら、
汗をかきかき致します。
風はまだばさばさと吹いておりますが、
雨は上がってくれましたので、
藤のお花を愛でに、
どっこいしょ、
と出掛けたのでありました。
ところがどっこい、
藤のお花はまだ、
全然ではないのですが、
ほんの僅かしか、
まだ咲いていないのでありました。
折角無理やり、
意を決して出掛けたのに、
世の中こんなものでございます。
でも新緑は綺麗でしたし、
映山紅(つつじ)のお花も、
咲き始めていました。
あはは あはは あはは。
元気な鯛のみなさんが、
ばしゃばしゃと泳いでいるので、
一匹くださいなとお願いするのですが、
不思議なことには、
鯛(たい)はないと言って、
魚屋さんはそっぽを向くのです。
帰れば良いのに、
じっと待っていたら、
今度はおまえに食べさせる鯛はない、
と言うのです。
そんな殺生なと思ったところで、
ばっしゃーん、
と海に落ちてしまいました。
ふと微睡(まどろ)んで、
夢を見ていたのでした。
桜が散ったばかりですが、
藤の花が満開のようです。
見物になんか、
勿論、
面倒くさいので、
たぶんきっと、
行きません。
うぉーんうぉーん。
気持ちを込めて、
夢見るように吠えてます。
うぉーんうぉーん。
身体震わせ、
吠えるのです。
皮剥き石蕗、
大釜茹での筍、
ようやく、
発見です。
エープリルフール、
じゃありません。
わーいわーい、
なのであります。
白けているのではなく、
これでも、
私にしてみれば、
最高に喜んでいるのです。